2026年3月23日月曜日

今週ののぞみ寮(48号)「第56回生寮修了礼拝」

【聖句:コリントの信徒への手紙二 4章 18節】

「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。」

 

 

 3月2日(月)第56回生寮修了礼拝を執り行いました。小田中校長・寮長からの説教、S・Aさんによる修了生代表挨拶、Wさんによる保護者代表挨拶を聴き、3年間を思い返し励まされて、心が満たされました。

 寮修了証書を受け取る穏やかで自信に満ち溢れた3年生の表情、それが3年間の歩みを物語っています。敬和生活の中で自分と他者の違いに何度も悩み、意見が合わずに互いに距離を置くこともありました。ひとりになれない環境で疲れを感じたことも「寮を辞めたい」と感じたこともあるでしょう。しかし、仲間と向き合い、共に生きていくことを選んできた道、様々な想いを抱えながら自分がここで生きることを選んできた道がこの瞬間に繋がっています。
 1・2年生から感謝の想いを込めて唄のプレゼントで涙を流す姿もありました。最後には花道を作って盛大に温かく送り出してくれました。

 56回生のみなさんと出会えたこと、共に過ごせたことに心から感謝しています。3年間共に過ごした自分と仲間に誇りを持ち、自分らしさを大切にする人生を歩んでほしいと心から願っています。寮修了・御卒業おめでとうございます!3年間ありがとうございました!(片岡)

 

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2026年3月12日木曜日

今週ののぞみ寮(47号)「3年生を送る会 大望館」

【マルコによる福音書 10章 21節】

イエスは彼を見つめ、慈しんで言われた。「あなたに欠けているものが一つある。行って持っている物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」

 

 3年生が卒業の為に戻ってきた3月1日(日)各館で「3年生を送る会」をしました。大望館に私が戻ると、珍しく3年生T君が談話室(PCや冷蔵庫がある部屋)のPCを使っていました。彼はいつもホールにある一番端っこのPCを使っていて、そこが彼の定位置といってもいいほどです。よく自習時間中に死角になりやすいホールの端っこのPCをいじりながらサボろうとする姿を見ては注意していたのに…。我ここにありという感じにいつも座っていたのに、おかしい…。久しぶりに帰ってきているのに、いつもと違う場所でPCを使っている彼を見て不思議に思い、尋ねます。「何でここにおるんや?」と。そうすると彼は「追い出されました」と言いながら、談話室の窓越しから見ることができるホールを指さします。その方向を見ると、1・2年生が3年生を送る会の準備をしています。「なるほど、そういうことか」と思い、ホールに行くと、ブロック長H君(以下ブロ長H)と副ブロック長K君(以下副ブロK)が一生懸命に1・2年生に説明をしています。H君「じゃあ、副ブロK!3年生呼んできて!」と行ったと思ったら「副ブロK!やっぱりちょっと待って!」と副ブロK君は行ったり来たり。土壇場での最後の調整をしている様子がうかがえます。今回、彼らは三々七拍子で3年生たちにエールを送る予定でいたのですが、合わせることができずぶっつけ本番でした。

 三々七拍子で2年生一人一人が3年生へ無礼講でイジりたいことと褒めたいことを考え、この日までに作ってきました。副ブロK君が2週間前から2年生一人一人のところへ行き、「〇〇さんの分を考えてくれる?」とお願いしに走り回っていました。ブロ長H君と副ブロK君だけではうまくまとまりきらず、生徒会副会長N君も彼らを手伝います。なんとか3年生に見せられるような形になってきました。そんな時、なにやらニヤニヤしながら「やっぱり俺取ってくる!」と言って、古着大好きな2年生K君がすごい勢いで部屋に戻ります。もっとニヤニヤした顔をしながら戻ってきた彼の手にあるのは白い布切れ。それを持った彼と1年生野球部E君が漫画室へ急いで入ります。それをみているみんなは何かを察した何人かがクスクス笑っています。古着が好きな2年生のK君が漫画室から帰ってきたのを確認して、副ブロK君が3年生を呼びます。

 3年生たちが座ると、「エールを送るうえで、強力な助っ人を連れてきました」とブロ長H君が一言。「せーの」という掛け声の後、1・2年生は「大将―――!!」と叫びました。その掛け声と共に漫画室から現れたのはE君。その姿を見た時、3年生も1・2年生もどっかーん、大笑いです。登場したE君はふんどし一丁。登場の足取りもコミカルで自分の役割に徹する彼。その後の三々七拍子も一生懸命にE君は盛り上げてくれました。いつの間にか太鼓も用意されていて俄然エールっぽくなっていました。三々七拍子の途中、準備不足で3年生R君の分が作られていなかった場面もありましたが、ブロ長H君が即興でフォローしました。

 計画通りにいかず、即興感で笑わせる彼ら1・2年生を「おい!」と言いながらつっこむだけの3年生の姿を見ながら、後輩に対しての優しく期待を込めたまなざしでこれまで見守ってくれていたんだろうな感じます。時に見守るだけでなく、声をかけてくれたことも多かったでしょう。そんな彼らのことを思いつつ、私も年度末の歩みを進めていきたいと思います。(菅田)

 

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