2026年9月26日土曜日

今週ののぞみ寮(19号)「ブロック委員選挙」

【聖句:箴言 27章 7節】

「鉄は鉄をもって研磨する。人はその友によって研磨される。」

 

 今年も寮に「世代交代」の季節がやってまいりました。その節目として毎年行われている大切な行事が「ブロック委員会選挙」です。
 ブロック委員会は各館(寮)のリーダーシップを担う中心メンバーです。 2年生からはブロック長と副ブロック長(館のリーダーとサブリーダー)、 1年生からブロック委員 2名(1年生のリーダー的役割)を選出します。ブロック委員会の役割は多岐に渡ります。日常的に意見を吸い上げてまとめたり、話し合いの場を設定したりするだけでなく、時には厳しく仲間を引っ張っていく強さも求められます。 そのため、各館で行われる「ブロック委員会選挙」は、非常に緊張感のある真剣な雰囲気の中で行われます。寮生たちの中には「自分たちの生活空間や伝統は、自分たちの手で良くしていくものだ!」という意識が当たり前のように根付いています。だからこそ、この選挙にも誰もが我が事として真剣に取り組みます。
 大望館で毎年注目されるのが、選挙での「質疑応答」の場面です。 立候補者に対しては非常に鋭く、熱のこもった質問が飛び交います。 2年生(新ブロック長・副ブロック長候補)たちは「これからどんな館にしていきたいのか?リーダーとしての振る舞いとは?」といった具体的なビジョンや覚悟が問われます。 1年生(ブロック委員候補)たちには「どんな学年になって、先輩になった時に後輩へどう接するのか?ブロック長たちをどう支えるのか?」など、今後の成長を見据えた多様な角度からの質問や意見が温かい激励の言葉と共に投げかけられます。
 めぐみ館でも、静かな心地よい緊張感の中で、みんなで各立候補者たちの言葉を一つひとつ大切に聴きくことができました。その中で「我々は先輩たちから何を引き継ぎ、そしてどのような館にしていけば良いのか?」と寮の未来についてもまた、真剣に考える時間を持てたように感じます。
 真剣に向き合い、言葉を交わし合うからこそ、選ばれたリーダーへの信頼と「みんなで支えよう!」という一体感が生まれます。 世代交代を経て、また一段階成長していくのぞみ寮生たち。新しいブロック委員たちを中心に、各館がどのようなカラーを描き、新しい歴史を創っていくのか、今からとても楽しみです。(神﨑・菅田)

 

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2026年9月25日金曜日

今週ののぞみ寮(18号)「開寮礼拝」

【聖句:創世記 1章 1~3節】

初めに、神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。

 

 学校の新学期のスタートを控え、寮にはひと足早く賑やかな声が戻ってきました。久しぶりに顔を合わせた仲間たち。お互いに元気な笑顔を確認し合い、あちこちで楽しそうな笑い声が弾けています。自分で生活のリズムを整え、敬和学園での日々に戻ってくる寮生たちの姿は本当に頼もしく、素晴らしいなあと感じます。

 開寮礼拝では寮長先生からのお話がありました。その中で紹介されたのは、名曲『We Are The World』です。国境や立場を超えて互いを思いやり、共に生きることの大切さを歌う、この曲のように「私たちも一人ひとりを尊重し合える温かい寮生活を作っていこう!」と、気持ちを新たにする素晴らしい時間となりました。

 礼拝から数日後、大望館では数人の寮生が共有スペースで『We Are The World』を流して聴いている姿が見られました。自分たちの生活の中にこの曲を流すということは、言葉だけではない音楽から何かを感じたのかもしれません。「いい曲!」と言いながら口ずさんでいる姿に私も誘われるように一緒に口ずさんでいました。仲間と顔を合わせ、心に響く言葉や音楽に触れ、新しい学期に向けたとても良いスタートが切れました。これからの寮生活も、みんなで支え合いながら温かい時間を紡いでいけますように。(菅田)

 

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2026年9月24日木曜日

今週ののぞみ寮(17号)「2年生合宿」

【聖句:ローマの信徒への手紙 12章 10~11節】

「兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。 怠らず励み、霊に燃えて、主に仕えなさい。」

 

 夏休み明け、寮内では久しぶりに2年生の元気な声が響きました。それぞれの夏休みをどう過ごしたか、それぞれの思い出を語り合う声が飛び交う中、2年生を対象とした「寮合宿」が行われました。

 2年生はいよいよ、これからの寮生活を引っ張っていく“新しい世代”へと交代する大切な時期を迎えます。今回の合宿は、その前段階として2年生の団結力をぐっと高めるための時間となりました。

  大望館では、みんながこれまで以上に生活しやすい環境を目指して、館内の模様替えを実施しました。新しい机の搬入や使わなくなった椅子の整理など、自分たちの手で生活空間を整えていきます。力を合わせて作業を進める中で自然と声を掛け合い、これからの寮生活に向けた良い空気感が生まれていました。 

 めぐみ館では館内を徹底的に掃除した後、みんなでお揃いの「手ぬぐい染め」に挑戦しました!時間をかけて一緒に一つの作品を作り上げる体験を通じて、和やかな笑顔があふれ、館全体のつながりが一層深まる時間となりました。

 また、各館では「これからどのような世代を作っていきたいか?どんなことを大切にして寮生活を送りたいか?」をテーマにミーティングが行われました。これからの寮をどう導いていくか、一人ひとりが自分の考えや想いを熱く語り合う姿が非常に印象的でした。自分たちの手で伝統を受け継ぎ、新しい寮を創っていくという強い意気込みが感じられる場面となりました。

 夜には学校の近くで開催された「ござれや花火」に合わせて屋上を開放。夜空に上がる大輪の花火をみんなで見上げながら、去りゆく夏の終わりとこれから始まる新しい季節への期待を感じる、かけがえのない思い出の一夜となりました。

 これからの2年生の活躍と、新しい寮のスタートがとても楽しみです!(神﨑・菅田)

 

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2026年8月6日木曜日

今週ののぞみ寮(16号)「閉寮礼拝・寮体験プログラム・保護者語ろう会」

【聖句:フィリピの信徒への手紙2章2節】

「同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つにして、わたしの喜びを完全なものにしてください。」

 

 

 7月16日(木)閉寮礼拝を守り、前期の締めくくりの時を過ごしました。礼拝後は誕生者の祝福があり、報告で1週間の寮体験プログラムに参加したY・R君(2年)は「ずっと憧れていた寮生活を送ることが出来て幸せな経験だった」と語ってくれました。また、ドイツから3週間の留学を経験したT・Kさん(1年)と6ヶ月の留学を経験したT・Y君(3年)から挨拶がありました。各館でお別れ会が開かれて寂しい想いもありますが、共に過ごせた日々に感謝しました。T・Y君(3年)から教えてもらったドイツの有名なことわざ「人は人生で必ず二度会う」を信じて、また会える日を心待ちにしています。今までありがとう!また会おう!(片岡)

 

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2026年8月5日水曜日

今週ののぞみ寮(15号)「のぞみ寮 夏祭り」

【聖句:マタイによる福音書 25章 40節】

「そこで、王は答える。『はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』」

 

 

 7月14日(火)「のぞみ寮 夏祭り」を開催しました。3年前から始まった、夏祭りは夏休み前の恒例行事となっています。目的は寮体験プログラムの生徒と楽しい時間を過ごすこと、そして教職員とご家族の皆さんを招いて楽しんでいただくこと。その目的を達成するために、運営委員長会議では「テスト直後に開催するよりも、1週間の準備期間を設けてしっかりと企画していこう!」と話し合いました。運営委員長たちの心意気に感動したスタートとなりました。
 当日は全体礼拝から始まり、ピアノの奏楽だけではなく様々な楽器が登場して、讃美歌を共に歌いました。お話はT・Y君(大望館3年)が担当し、6ヶ月間の留学を通しての経験や想いを語ってくれました。夏祭りのフードコーナーはポップコーンやかき氷・新潟名物ぽっぽ焼きがあり、遊びコーナーはストラックアウトや糸くじ引き・ヨーヨー釣り・ワニワニパニックなど、すべて寮生の手作りです。寮生たちの企画力・実行力・協調性、あっぱれです。
 当日の会場は居心地が良い空間でした。寮生一人ひとりのペースで楽しめて、それぞれに居場所がありました。みんなに楽しんでもらおうと担当のブースを頑張る寮生、子どもたちと遊ぶ中で普段とはまた違った表情を見せる寮生の姿もありました。それはまさしく聖句のように「最も小さい者の一人」を大切にする、愛が満ち溢れる素晴らしい時間となった「のぞみ寮 夏祭り」でした。(片岡)

 

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2026年7月23日木曜日

今週ののぞみ寮 第14号「セクシュアリティ教育1年生」

【聖句:マタイによる福音書 10章 12節】

「だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である。」

 

 

 先日、のぞみ寮では高校1年生を対象にセクシュアリティ教育を行いました。「セクシュアリティ教育」と聞くと、からだの仕組みや性の知識について学ぶ時間を思い浮かべる人が多いかもしれません。今回私たちが大切にしたかったのは、それだけではなく、自分と他者を大切にする関わり方について、一緒に考えることでした。
 様々な問いを投げかけました。「愛するってどういうこと?」「毎日LINEをくれる方が愛されていると感じる?」 「疲れている時は励ましてほしい?それとも一人の時間がほしい?」それらの問いに対して、生徒たちは「自分はこっち」「いや、私は逆かも」という答えが返ってきました。同じ問いに対しても、一人ひとり答えは異なります。それは、感じ方や考え方、価値観が人それぞれ違うからです。だからこそ、「自分はこう思うから相手も同じはず」と決めつけるのではなく、お互いの思いを伝え合い、話し合うことが大切です。その後は、友人同士の会話や恋人とのデート場面をもとにしたケーススタディを行いました。それぞれのケースで自分たちが思ったことをグループごとに共有し、全体にも共有しながら、他者の意見に耳を傾けることができました。これらのケーススタディからは「バウンダリー(境界線)」や「同意」という考え方を彼ら彼女らに伝えました。自分には「嫌だ」と言っていい権利があること。そして相手の「NO」を受け止めること。恋人同士であっても、友人同士であっても、「好きだから」「仲が良いから」で相手の気持ちを決めつけないこと。生徒たちは和気あいあいと話し合いを進めながらも、それぞれの意見をしっかり述べることができていました。
 授業の最後に伝えたのは、「自分は大切。だから他者も大切。」ということです。寮生活では、毎日たくさんの人と関わります。価値観も、育ってきた環境も、心地よい距離感も一人一人違います。だからこそ、相手を決めつけず、気持ちを伝え合い、困った時には相談できる関係を築いていってほしいと思います。上手に関われなくてもいい。不器用でもいい。人と関わり続ける中で、自分を大切にし、他者を大切にする生き方を選択できる人になってほしいと願っています。(神﨑・菅田)

 

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