2024年5月20日月曜日

今週ののぞみ寮(12号)「第1定期テスト」

【聖句:箴言 4章 7節】

「知恵の初めとして知恵を獲得せよ。これまでに得たものすべてに代えても分別を獲得せよ。」

 

 5月13日(月)〜16日(木)第1定期テストが行われました。テストが行われる1週間前から「テスト期間」に入って部活動禁止になりますので、寮生の間では学習に取り組む人の姿が増えてきます。テストの準備に取り組む寮生の姿は立派です。放課後や自習時間中の友愛館は、まるで図書館のような静けさでひとりになって集中して取り組んでいます。それに対して、各館では仲良く机を囲んで勉強していたり、わからない内容を先輩から教えてもらっていたりしています。さらに、各教科の先生方が自習時間中に友愛館へ来てくださり、「〇〇先生の勉強会」を開催して質疑応答で賑わいます。先輩や同級生が真剣に勉強している姿に影響を受けて自分も勉強を始める、これが寮生ならではのテスト期間の光景です。一人ひとりの健康が守られて、テストを終えられたことに感謝したいと思います。(片岡)

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5月7日から25日まで誕生日を迎えた寮生を祝福しました。

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2024年5月17日金曜日

のぞみ通信 2024年5月16日 第289号

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題字 めぐみ館3年 T.Tさん

 

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寮祭ディナーにておもてなしをする3年生

 

 

 

「エブリディ ミラクル」  寮長 野間 光顕

『話し終わったとき、シモンに、「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」と言われた。 シモンは、「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と答えた。そして、漁師たちがそのとおりにすると、おびただしい魚がかかり、網が破れそうになった。』(ルカによる福音書5章4~6節)

 

 57回生が入寮して「怒涛の」1ヶ月が過ぎました。新しく寮生活を始めた28名は、これまでと環境が大きく異なる中、集団生活で必要となるルールやマナーを前に、人生がひっくり返ったような困惑を覚えた人も多かったようです。加えて当たり前のように自分を包んでくれていた親の庇護からも離れ、言いようのない寂しさや孤独感に包まれた人も少なくなかったように思います。

 一方、そんな1年生を迎える上級生も、昨年度までとは役割や視点が大きく異なり、戸惑っている人を多く見かけました。全てが新鮮だった昨年度と打って変わって、先輩としての責任感や指導力・コミュニケーション能力が求められる、自分でやるのは簡単なのにそれを人に教える事の難しさを痛感した2年生、また同じタイミングでフェスティバル活動が始まった3年生も新たな課題と直面し涙を流している人が多くいました。

 そんな初めてづくしの1ヶ月を過ごしながら、のぞみ寮生たちは日々出会いと成長を重ねて行きます。その集大成が4月27日に行われた「寮祭」でした。コロナが5類に移行してから初開催となった今年度の寮祭では、5年ぶりにガーデンパーティが復活!友愛館には寮生と保護者、教職員とその家族を合わせた約200名が集まり、楽しく美味しい時間を共に過ごす事ができました。楽しさで言うならば、その後が本番‼毎年1年生の華々しいデビュー?姿が披露されるお楽しみ会ですが、今年も趣向を凝らしたアイディア満載の出し物が炸裂‼会場のチャペルを大いに沸かせました。その後に行われた礼拝では、あれだけ盛り上がったチャペルの雰囲気が一変、毎朝の全校礼拝以上の静寂が会衆を包み、57回生主任の狩野先生のメッセージに耳を傾けました。狩野先生がこれまで経験して来られた生徒との関わりを通して、「あってはならない、(しかし)なくてはならないこと」を伺いました。生身の生徒が成長していく現場では、共に歩む教師にも厳しい課題が突き付けられる、それにどこまで真摯に向き合う事ができるか…? 命が芽吹く現場「のぞみ寮」での働きが与えられた者としての責任が、改めて強く問われているようにも感じました。 

 それにしてもこの1ヶ月、この紙面では到底紹介しきれない程、数多くの成長に出会う事ができました。時に大人も頭を抱えてしまうような苦しく難しい場面もありましたが、共に祈りつつ丁寧に向き合っていく時、想像もしなかった新しい出会いと目覚ましい成長が導き出されていく…。揺ぎ無い土台として敬和を支えるのぞみ寮では、今日も不思議な成長の奇跡=「エブリディ ミラクル」が起こっています。

 

 

 

 

2024年度寮祭「はじめての寮祭」 特集!

 

【礼拝説教】

あってはならぬこと なくてはならぬこと」 57回生学年主任 狩野 哲也

『あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。』(コリントの信徒への手紙Ⅰ 10章13節)

 

 教員を長く続けていると、忘れられない生徒が必ずできます。以前担任した女子生徒Aさんは、心と体に重い課題を抱えていました。Aさんは2年次から私のクラスになったのですが、当時の私はまだ20代後半、担任としての経験も浅く、正直彼女の抱えている課題を受け止める自信も能力も、そして勇気もありませんでした。だからAさんの担任になる事に不安を抱えていました。5月頃から休みが増え始めたAさん、時折学校に来た時に「何か困った事があれば話を聞くよ」と何度か声を掛けますが、いつも「大丈夫です。」と返されてしまう。学校に来た時には、必ず声を掛ける、でも拒絶され続ける。これが繰り返されると、自分だからダメなのだ、他の先生が担任だったらもっと上手に話を聞けるのでは…? という気持ちになっていき、Aさんとの関わりの中で担任としてダメな自分を突き付けられている感覚になり自信を無くしていきました。

 最終的に、Aさんは大きな課題を抱えたまま「学校を辞めたい」と申し出て、僕は「分かった」と返事をしたのでAさんは学校を去りました。その時、正直僕はホッとしました。最低です。でもその後すぐに、まだ何か彼女にアプローチする方法があったのではないか…?自分以外が担任だったら、彼女は辞めなくて済んだのではないか…?とAさんに対する罪悪感が生まれました。

 その学年が卒業した後、私は学年の担任を外れました。それでも自分の心の片隅にAさんに対する申し訳なさがずっと残っていました。そんなある時、Aさんが学校を訪ねて来てくれました。今まで見た事のない笑顔で手を振って近づいてきてくれたAさんに、私は謝罪をしたのですが、逆にAさんはキョトンとした顔でこう言いました。「あの時、先生は何度も声を掛けてくれたのに、私がそれを掴めなかったんです。あの時、沢山迷惑を掛けたから、私には会いたくないと思っていたんですが、今日は勇気を出して来ました…。」当時の私は、Aさんの悩みに対して何か解決策があるはず、答えを探し出さなければいけないと思っていた、でも「明確にこうすればいい」なんて簡単な答えは存在しなかった。ただ時間が必要だったのです。だから当時の私は、Aさんの悩みに寄り添い、無理に言葉を引き出そうなんてしないで、どっしりとしていればよかった。それが当時の私にはできなかった。でも、寮生は違いますね。卒業文集で、寮生が書く言葉の中に、「悩んでいる自分の傍にいてくれてありがとう」という文章をよく目にします。答えを出せない時に、傍にいてくれる事がどれだけ力になるか、多分意識はしてないかもしれないけど、直感的にできるようになっているのだと思います。大人でもなかなかできない事だと思うし、それは本当にすごい事だと思うのです。

 もう一つ、私が師匠から教えてもらった言葉「あってはならぬこと なくてはならぬこと」を紹介します。「あってはならないこと」が後々考えてみると「なくてはならないこと」に変わっているという意味の言葉です。当時の私にとって、今回の経験はあってはならないことでした。あの時、心が折れなければ、もっとAさんと関わる覚悟が出来ていれば、担任としての技量がもっとあれば、Aさんを卒業まで引っ張る事ができたかもしれない。だから、間違いなく、この経験はあってはならない事でした。だからこそ、次に担任を持った時はどんな結果になろうとも、最後まで生徒に付き合うことが出来る教師になりたいと思いました。

 教師をしながら、「あってはならないこと」を通して本気で悔やみ、反省して、その出来事や行動を「なくてはならないこと」に変えていった生徒たちを数多く見てきました。ここにいる皆さんも、大きな悩みを抱え、躓きや失敗をした経験があると思います。もしかしたらこの先にそんな経験をする人や、立ち上がれないくらい落ち込む事もあるかもしれません。しかし、人は「あってはならないこと」を「なくてはならないこと」に変える力を持つという事をお伝えしたいと思いこの話をさせていただきました。

 今日の聖書箇所に「神は乗り越えられない試練を与えない。試練とともに逃れる道も備えて下さる」とあります。「逃れる」とは、逃げて終わるという意味ではなく、逃れた先にも道は続いていて、気付けばいつの間にか試練を乗り越える事が出来ると聖書は教えてくれているように思います。

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寮祭の礼拝にて説教をしてくださった狩野先生

 

 

 

「行事委員会、最高-!!」  3年 Y.M(新潟県)

 ついに3年目の寮祭を終えました。1年目は出演者として、2年目は制作側、そして3年目は運営側として、様々な視点から寮祭を経験し、特に今年の寮祭は私に多くの学びをもたらしてくれました。

 行事委員としての活動は、常に悩みと向き合う日々です。個性豊かなメンバーたちと無数の話し合いを重ね、「みんなが楽しむ」とは何かを一人ひとりが様々な視点から深く掘り下げて考えます。そんな活動の中で、私が直面したのは、我慢の限界でした。自分の「こうしたい」「こうでなければならない」という固定観念と、他のメンバーの強い意志が、私を苦しめました。しかし、このままではいけないと気づき、少しずつ私たちなりの行事委員の形が作られていきました。私はいつも効率の悪さばかりが気になり、運営の細部に目が行ってしまいます。しかし、全力で寮祭を楽しむ後輩や、「可愛いー!!!」と大声で叫ぶ3年生を見ていたらこれまでの頑張りが報われた気がして、わたしにとっても最高に楽しい寮祭になりました。

 寮祭という一つの大きな行事を終えて、苦しいことや大変なことのほうが多い寮行事ですが、それもこれも総じて「よかったな」と心から思います。そしてその経験が、今回の寮祭を、私たち行事委員を素晴らしいものへと導いてくれたと思います。敬和での生活は、私にとってかけがえのない賜物です。日常に隠れている幸せかみしめながらこれからも歩んでいきたいと思います。

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3年生も出し物をしました!

 

 

 

「心強い仲間たち」  3年 F.A(岡山県)

 今回の寮祭は、楽しんでいただけたでしょうか?

 この寮祭を開催するにあたって、私たち3年生は「来てくれた人をどのように楽しませるのか?どうしたら1年生を輝かせることが出来るのか?」など、話し合いました。また、運営委員長の3年生たちも場を盛り上げるための劇の練習、立食パーティの盛り付けなど、様々な準備をしてきました。その中で私は「仲間っていいな」と思いました。

 今年の寮祭は、コロナによる制限が完全に無くなりました。それにより、5年ぶりの“立食パーティ”になり、多くの保護者の方や学校の教職員、そのご家族をお招きし、とても賑やかな時間を過ごすことが出来ました。“お楽しみ会”では1・2年生が協力して、作り上げた劇や一発芸などを全力で披露していました。それを見た保護者や教職員の方々が笑顔になっているのを見て、私は「今回の寮祭が大成功した」と実感しました。

 立食パーティの盛り付けの時、自分の食べる時間が減ってしまうのにも関わらず、率先してほかの食事ブースを手伝っていたり、自分の勉強時間を削ってミーティングをしたりしている仲間の姿を見て、私は「こんなに心強い人たちが仲間にいるんだ」と、とても嬉しく思いました。この仲間がいたからこそ、今回の寮祭を大成功させることが出来たのだと思います。

 この最高の仲間たちと過ごす時間も残り1年を切ってしまいました。これから一日一日を仲間と共に大切にして、誠実に過ごしていこうと思います。

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立食パーティの中心を担った食事委員

 

 

 

「寮で学んだこと」  2年 W.R(新潟県)

 僕は昨年9月、大望館に途中入寮しました。その理由は、学校に何回も遅刻してしまっていたからでした。入寮当初は、同じクラスの寮生しか知っている人がいなくて全然楽しくなくて、週末はいつも家に帰っていました。しかし、しばらく寮で過ごしているうちに話せる人が多くなったり、学校でも友達が増えたりして「寮に入ってよかった」と思えるようになりました。

 寮で過ごしていく中で学んだことはたくさんあります。その中で印象に残っていることの一つは、余裕を持って過ごすことの大切さです。学校だけでなく寮でも家族以外の大人数で生活するので、ずっと時間を守って生活しないといけなくなり、入寮当初は結構苦労しました。例えば、夕食の時間に間に合うように友愛館へ行ったり、朝は決められた時間までに寮を出ないといけなかったり決まりがあることです。時間を守らなければ人に迷惑をかけてしまうし、自分も損してしまうことが多いので、特に気をつけたいです。

 先月行われた寮祭では、途中入寮の僕も出ました。男子寮は、一発芸をする人や劇をする人がいました。男子寮の劇は元気があって、たぶん一番ウケていました。(僕の一発芸はあまりウケていなかったと思いますが……。)女子寮はみんなで劇をしていて、「一体感があって凄い」と思いました。みんな個性溢れていて面白かったし、感動しました。

 寮生活は決まりが多くて面倒に思うこともありますが、これからも頑張っていきたいです。

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大望館57回生と一緒にダンスを披露したW君

 

 

 

「私の目標」  2年 S.A(長野県)

 ウエルカムボードを持って新入生を待っている時、「こんな気持ちなんだな。」と思いました。「どんな子なんだろう。」「寮のこと、何から教えよう。」これから来る1年生と、先輩になる自分にワクワクしていた出会いの時でした。

 しかし、想像以上に「先輩」になるのは大変でした。最初の壁は、「寮祭」。学校では通学生の友達が「今日は、どこで遊ぶー?」と放課後の予定を楽しそうに話しているのを聞いて、「私は、寮祭の準備だわー!」と心の中で密かに思っていました。「なんでこんなことやっているんだろう?」と寮祭の準備中にふと誰かがつぶやきました。「えっ!それ考えちゃいけないやつ」と、みんなは笑っていましたが、目は笑っていませんでした。疲れているんだな、みんな……。そして、なんとしても「寮祭」を成功させたい!!と思いました。「寮祭」の当日、めぐみ館の子たちがステージに上がりました。その場の空気が盛り上がっていたこともあり、練習の時より楽しそうに見えて嬉しかったです。大変だった寮祭は大成功でした。

 その時知ったのが、先輩(今の3年生)のすごさでした。「寮祭」の準備をスムーズにこなし、辛そうな顔を見せず、私たちに向き合ってくださったことを思い出しました。私は、先輩としてまだまだだと思うので、1年生にとって頼りがいのある先輩になりたいです。私が1年生の時、“あの時、実はこうしてほしかった”と思ったことをよく思い出して、1年生をリードしていくことが私の目標です。

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後輩のために頑張っためぐみ館2年生

 

 

 

「寮の良いところ」  1年 E.A(茨城県)

 私は寮で1ヶ月を過ごして、「寮に入って良かった。」と思いました。

 最初は、知っている人が一人もいない場所で、親と離れて生活するのがとても怖く、不安でした。しかし、今では友達がたくさんできて、とても楽しく寮生活を送っています。

 寮の行事「寮祭」がありました。寮祭の練習をしている時は、正直最初は乗り気ではありませんでした。しかし、先輩方が頑張って準備をしてくださっているのを見て、「私も頑張らなきゃな。」と思い、57回生のみんなでセリフの暗記やダンスの振り付けなどを一生懸命練習しました。寮祭当日、私は朝からとても楽しみでわくわくしていました。メイクやヘアアレンジを先輩にしてもらい、寮祭を全力で楽しみ、最高の思い出になりました。

 また、ゴールデンウィーク中にはピクニックやバーベキューもあり、話をしたことがなかった先輩とも話せてとても嬉しかったです。寮ではイベントがたくさんあって良いと思います。でも、イベントがない日でも友達と一緒にお菓子を食べたりテレビを見たりして楽しく生活できるところも寮の良いところだと思います。

 これからは、楽しいことばかりでなく、辛いこともあると思いますが、周りの人と助け合って乗り越えて成長したいです。

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めぐみ館57回生の仲間と一緒に歌を歌ったEさん

 

 

 

 

「家では味わえない経験」  1年 K.S(新潟県)

 私が入寮して1ヶ月が経ち、感じたことは二つあります。

 一つ目は、寮生同士の関係です。寮に入ると共同生活になるので、生まれた場所や年齢なども関係なく、一緒に過ごすことになります。そういった人たちと過ごしたり、関わったりすることは、普段家で生活している中ではなかなか味わえない経験です。また、そういった人たちと関わる中で視野が広がったり、人付き合いが増えたりして、いろんな場所に友人を持つことが出来ます。

 二つ目は、大人数という点です。寮だから当然なのですが、大勢の人と暮らしているため、プライバシーや自分ひとりの時間などがとても作りにくいです。生活している中で「やはり自分は寮には向いていないんじゃないか?」と思うことも多々あります。しかし、入寮したことで自分自身の成長を実感出来るようになりました。具体的には寮生活を通じ、忍耐力が入寮前と比べて上がったと思います。寮生活をしていると、不満を感じる場面によく遭遇するため、そこで忍耐力が鍛えられました。

 最後に、寮祭の感想を発表します。寮祭では1年生みんなで踊ったり、一発芸をしたりしました。その練習する中で、いろんな人と話す機会が増えて、仲を深めることが出来たと思います。

 今後の生活では、自分が後悔しないように頑張りたいと思っています。

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寮祭最後、大望館生集合!

 

 

 

【寮務教師の一言】

「共に歩む」 女子寮 小菅 真子

 それぞれのゴールデンウィークを過ごし、またのぞみ寮での生活が新たにスタートしました。休み気分一新で、定期テスト期間に突入です。学年ごとに、取り組みの意気込みを感じます。特に3年生は、進路に向けてとても大切なテストとなることの自覚が伝わってきます。「がんばる仲間がいるから、私も意欲が湧いてくる。」互いに高め合う関係性が育まれていく姿を頼もしく思います。私自身も、もっと頑張らねばと励まされます。

 のぞみ寮で出会った私たちです。ここでしか味わえないかけがえのない時間を一人一人に実感してほしいと願うばかりです。“一つひとつの出来事の経験、積み重ねの中に豊かな育みがある”共に歩む恵みに感謝し歩み続けていきます。

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久しぶりの立食パーティ!保護者さんと先生方と共に

 

 

 

【報告とお知らせ】

★寮祭献金報告

 先月行われました寮祭にて保護者の皆様と学校の先生方、そして寮生の皆さんから集まった献金は、合計90,000円でした。この献金を「2024年台湾東部地震」と「能登半島地震」において、今も困難な中にいる人たちのためにお捧げいたします。ご協力ありがとうございました。

 

★のぞみ寮全国物産展 献品のお願い

 6月8日(土)のフェスティバル2日目で、「のぞみ寮全国物産展」を開催致します。「のぞみ寮物産展」とは、「寮生が全国各地から来ていて、その土地の名物はこんな物があるのですよ」という意味を込めて、ご当地を表現するような物をフェスティバル二日目に販売するという企画です。

 詳細は、4月27日(土)に行ったのぞみ寮保護者会総会にて配付いたしましたが、今後「れんらくアプリ」にてもう一度詳細をお知らせいたします。ご当地ならではの献品!ぜひお待ちしております。

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2023年度のぞみ寮物産展の様子



2024年5月13日月曜日

今週ののぞみ寮(11号)「のぞみ寮のゴールデンウィーク〜BBQ・花火大会〜」

【聖句:使徒言行録 20章 35節】

「あなたがたもこのように働いて弱い者を助けるように、また、主イエス御自身が『受けるよりは与える方が幸いである』と言われた言葉を思い出すようにと、わたしはいつも身をもって示してきました。」

 

 5月5日(日)ゴールデンウィークの締めくくりとして、BBQ・花火大会を開催しました。天気に恵まれたゴールデンウィークだったので、数年ぶりに屋外でBBQを行うことが出来ました。ゴールデンウィーク中は帰省していたけど、このBBQ・花火大会を目指して寮へ戻ってきた生徒もたくさんいました。仲間と共に過ごせる時間が楽しいと感じているのでしょう。とても素敵なことです。当日は調理師さんがおにぎりを握ってくれて、牛肉・豚肉・野菜・キノコの鉄板焼きを寮務教師が担当し、焼きマシュマロと花火大会のための焚き火を寮生が担当してくれました。また、寮祭とピクニックを通して「全員で準備をして全員で片付けること」が定着してきたので、準備と片付けをする寮生たちのチームワークとスピードは抜群でした。これもまたとても素敵なことです。まさに今回の聖句がピッタリだと感じました。

 今週は第1回定期テストを迎えます。ゴールデンウィークに蓄えたエネルギーを、テスト勉強へ向けて真剣に取り組んでいる姿があります。それはまた次回の通信で掲載したいと思います。(片岡)

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2024年5月9日木曜日

今週ののぞみ寮(10号)「のぞみ寮のゴールデンウィーク」 ~ピクニック・そよ風を感じながら~

【聖句:箴言 8章 31節】

「主が造られたこの地上の人々と共に楽を奏し 人の子らと共に楽しむ」

 

 

 待ちに待ったゴールデンウィークです。帰宅した生徒、そして部活動に励む寮生は在寮し共に生活しています。ゴールデンウィーク中のお楽しみイベントを企画のひとつ、西蒲区の上堰潟公園、角田浜へピクニックに出掛けてきました。自然の恵みを感じながら心地よい風に吹かれ、“日常生活を離れて贅沢な時間”をのんびりと過ごしましてきました。

 上堰潟公園近くでカフェを営んでいる堀内さま(卒業生)のお店のジェラードアイスをいただきました。敬和につながる恵みをうれしく思います。ありがとうございました。(小菅)

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新潟市西蒲区上堰潟公園

 

 

 

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新潟市西蒲区角田浜

(ピクニック参加生徒たち撮影)