【聖書:コヘレトの言葉 2章 25節】
「自分で食べて 自分で味わえ」
2023年4月 男女各1館体制となった新しいのぞみ寮のスタートの時。迎える先輩たちと共に私自身も今まで感じることのなかった緊張感をもって、みなさんを迎えたことを、今はなつかしく思います。出来事一つひとつがあなたたちの糧となっていることを思います。様々な向き合い方があったと思います。どれだけ正直に誠実に、自分と他者と向き合ってきたか。みなさん一人一人が過ごした時は、3年間の証であり、これからの新しい道への大きな励まし、支えとし、これからの人生に繋がっていくと私は想います。
辛くて、何度も寮を辞めたいと思いながら、人とかかわることの楽しさを知りました。寮を辞めなかったことは、「正解」だったと思える3年間を仲間と共に過ごしてきました。
家族の思いで始まった寮生活。受け入れられない毎日だったけれど、気持ちをほぐしてくれたのは、ここで出会った人たちでした。いろんなことがありすぎて、ことばには尽くせない。これからの関わり続けたいと思える人たちと出会えることがでたことを心から思える、気持ちに気づけた幸せな時間でした。
人と関わることの楽しさを知り、心から笑い合える仲間と出会うことができたこと。私を大事に、私らしく過ごせた3年間、みんなの存在が、私を温かく包みこんでくれた。めぐみ館で過ごせてよかった。寮生でよかった。
誰かと比べる生き方ではなく、自分らしく生きることを選択できるようになったこと。忙しく、楽しく、しんどいことも、仲間と共に、希望を持ち続けて歩んだ3年の日々は、夢の実現へとつながりました。
がんばり続けた3年間。敬和学園で出会った人たちが、出来事が私の心を柔らかく、やさしく開放してくれました。自分軸で物事を考えて、自分を信じて生きていくこと。他者のために働くことの喜びをこれからも持ち続け、羽ばたいてください。
3年間、たくさんの人と関わって、一人一人過ごしてきた環境もバラバラで、それぞれに考えていることがあると知り、それが正しいか正しくないかを自分の物差しで判断せず、個性として見て、寛容な心を持つことが大切であることに気づくことができたことは、関わり続けた日々があるから。
寮で過ごすことで、家族への感謝に気づいた。家に帰ることを励みにしながら、ひたむきに頑張り続けた日々。いつの間にか、「寮に戻る」が「寮に帰る」の言葉に変わったこと。みんなに合わせた生活から、少しずつ自分を出せるようになったこと。3年を共に過ごした今だから、自分が自分らしく過ごせるもう一つの「家族」となったことに気づきます。
ここに居場所があることに気づいた時から、もっと自分らしくここで過ごせるようになった。理想としていた敬和生活ではなかったけれど、あなたしかできない時間と経験を、出会った人たちと紡いできました。
寮生活を始める決心。それは、大きな、大きな分岐点。チャレンジしていくことの楽しさと人と関わることの楽しさをもう一度再確認できたことは、あなたたちの核となった時間。そして、これからのあなたたちの核となっていく時間だと私は思います。
乗り超えるのは自分自身であることを、自分で受け入れた時から、本当の敬和学園での歩みが深まりました。心の扉を開けるのに3年の時間がかかったけれど、あなたたちのこれからを支えるかけがえのない時間を過ごしたことを思います。
私の大好きな場所は、めぐみ館。変わりたい!決意をもってのぞみ寮へ。場所が変わっても悩みは尽きなかった。けれど、立ち止まらずに卒業の時を迎えました。人との関わりで悩み、そして人との関わりの中に恵みを見つけることが出来たと、私はあなたたち一人一人笑顔から感じています。
のぞみ寮で過ごした1000日の日々は、ほんまもんの人生の入り口です。
3年間、いろいろな言葉を語り、綴ってきました。これからも上手に出来なくていい、不器用でいいから、人と関わり続ける中で、悩み、迷いながらも、自分を他者を大切にする生き方を選択出来る人になってほしいと願っています。「自分で食べて、自分で味わう」人生を。命を大事に、大事に元気で過ごしてください。
いつも心に青空を持ち続けて、みなさんの幸せを敬和からずっとお祈りしています。ありがとうございました。出会えたことを感謝します。いってらっしゃい。卒業おめでとう!!
*楽・人・私・希・信・個・帰・居・核・超・恵 3年間を振り返り、一人一人が選んだ「一文字」と「色」です。

