今週ののぞみ寮（7号）「共につどえる喜び」～寮祭！！

【聖句：使徒言行録 20章 34節】

「ご存じのとおり、わたしはこの手で、わたし自身の生活のためにも、共にいた人々のためにも働いたのです。」

 

　2024年度がスタートしてひと月です。一人ひとりがそれぞれに慌ただしくも、全力で過ごした4月でした。1年生は、4月の半ばより、2年生と「お楽しみ会」の練習に取り組みながら、寮祭当日を迎えました。2年生は、「お楽しみ会」での1年生の出し物の準備。1年生をリードする2年生は、チームとして活動する中に、多くの課題、出来事と向き合いました。3年生は、寮祭全体を運営するために、ミーティング等準備を進めてきました。5年ぶりに開催出来た「立食パーティー」は、寮生保護者ご家族、学校の教職員とご家族もお招きして、にぎやかな会食のひとときをもてた事は大きな喜びでした。「立食パーティー」は3年生全員でおもてなしさせて頂きました。前日の準備から最後の片付けまでの行動力、運営力に“さすが最高学年！！”と頼もしい姿を多く見せてくれました。寮祭の活動を通して得た糧を活かし合い、これからの学校・寮生活を通しての一人ひとりの賜物を発揮し、活躍してほしいと願っています。

　寮祭にお越しいただいた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。（小菅）

 

※寮祭の「お楽しみ会」「礼拝」の様子は、順に「今週ののぞみ寮」で発信していきます。

※写真は、3年生が撮影してくれたものを掲載しています。

 

 

お食事会～立食バーティー～3年生が心を込めておもてなし～

 

 

 

～準備・片付け～

今週ののぞみ寮（6号）「対面式〜新入生自己紹介〜」

【聖句：コヘレトの言葉 11章 9節】

「若者よ、お前の若さを喜ぶがよい。青春時代を楽しく過ごせ。心にかなう道を、目に映るところに従って行け。知っておくがよい 神はそれらすべてについて お前の裁きの座に連れて行かれると。」

 

　4月14日(日)友愛館にて新入生自己紹介、通称「対面式」を行いました。全員の前に立つことは勇気がいりますが、新入生全員が話すことが出来ました。入寮して約1週間が経ち、先輩の優しさに触れて緊張も解けてきたからだと思います。自己紹介した後、質問ボックスからひとつ選び、書いてあるお題も答えてもらいました。考えながら答えるかわいい後輩へ声援を送り続ける先輩の姿や「憧れている先輩は？」というお題で自分の名前が出て先輩が大喜びしている姿もあり、微笑ましく思いました。新入生よりも上級生のほうが楽しんでいたのでは？

　敬和学園のぞみ寮の上下関係は、厳しいだけではありません。もちろん、礼儀・挨拶・気遣いの大切さは先輩たちがしっかりと教えます。しかし、それだけでなく他者を受け入れる温かさや優しさ、共に生きる楽しさも先輩たちは伝えてくれます。これが敬和学園のぞみ寮の寮生です。このような若者がもっと増えたら、世界はもっと平和になるのだと信じています。（片岡）