2013年10月30日水曜日

のぞみ通信 No.194(2013年10月23日)

再 会                
 寮長 信田 智

 昨年から卒業生のホームカミングデーが行われるようになり、今年は第二回目で 2,12,22、32回生が対象であった。まだまだ定着していないので、集まる人数は少なかったが、昨年よりは人数も増え、久しぶりに会う卒業生達と良き交わりの時が持てた。会えば年月を越え、すぐに高校時代にタイムスリップしてくる。更に、それぞれの場でよき働きをされていることを聞き、大いに励まされた。
 私自身は、高校を卒業してから同窓会に出たのは、60歳の還暦を迎えての同窓会一度だけで、その時は42年ぶりの再会であった。それでも、会えば高校時代のことが鮮明に思い起こされて、時を忘れて語り合った。何時も思うのであるが、敬和の卒業生たちは実にしばしば母校に尋ねてくる。また、各地に散在している卒業生達が、それぞれの地でしばしば集まり親交を温めている。みんな敬和が本当に好きなのだ。
 9月に、寮の保護者たちの「語ろう会」が行われた。はるばる神奈川からこられたあるお母様は、「自分がこの学校で学びたいと思うくらい敬和が好きです。敬和の行事のある時は休みが取れる限り、出来るだけどの集会にも参加したいと思っています。」と語られていた。そう思ってくださる保護者の方が大勢いることは、なんとも心強い事であり、敬和の精神が親から子に、兄弟から兄弟に、またその知り合いにと広がり、敬和学園を支えてくれていることを思う。
 再会と言えば、15年前のチャペル建築で、当時O所長の下で活躍しておられたY氏が、今回の耐震改修工事の所長を務めてくださった。また、7年前友愛館建築の際活躍されたM氏が、今回Y所長の下で主任として働いておられる。設備のM氏は、これらすべての工事に、設備責任者として関わってこられた。敬和の精神だけでなく、建築の責任者も継承されている。より良い技術と実にこまやかな配慮を持って、誠実に仕事に取り組んでくださっていることに感謝したい。
 「敬和学園」実に不思議な学校である。多くの方達を巻き込んで、敬和の応援団を形成してくださる。その魅力は何であろう。歴代の校長が皆、素晴らしい個性的な人格を持って、敬和のためにその身を捧げてきてくれた事は大きい。また、3年間寝食を共にし苦楽を共にしてきた寮の仲間の絆は強く、敬和は心の故郷であり、寮は第二の家族となっている。個性豊な者達がぶつかり合い、理解し合い、高め合っていく。何よりも、その時代の精神を先取りし、その時代に失われていく大切なものを守り通そうとする青臭いまでの純粋さが、イエス・キリストの純粋な精神とあいまって、不思議な魅力をかもし出してきたのかも知れない。「敬・和」を合い言葉にそれぞれの与えられた「場」においてよき証し人として励んでいきたい。



寮生リレー通信  (第 107 回)
 
 ◆めぐみ館ブロック長◆  
「I 愛 相~ぽかぽかGIRL’Sめぐみ~」
Y.C(めぐみ館 2年 新潟市中央区)
 今年のめぐみ館のテーマは「I  愛 相~ぽかぽかGIRL’Sめぐみ~」です。ここで3つの「あい」についてお話します。
 一つ目の「I」は「自分」「私」という意味です。これは自分自身の事、また、一人の時間を大切にできるようにと思い、入れました。
 二つ目の「愛」。これはそのまま「愛する」「LOVE」という意味です。他者に対して愛をもって接するということはもちろんですが、物や、行動にも愛をもってできるといいなと思って入れました。具体的には、毎日の掃除やゴミ捨て、あいさつなどです。気持ちを込めてしっかりと取り組んでいきます。
 最後、三つ目の「相」は「相手」の「相」です。寮という場にはたくさんの人がいます。それは「話し相手」だったり「相談相手」という自分にとって心地よい時もありますが、逆に、「ケンカ相手」という場合もあります。どんな相手に対しても、思いやりをもって、しっかり正面から向き合える、そんな雰囲気づくりをしていきたいです。
 以上、三つの「あい」。実は読み方を変えると「I LOVE YOU」とも読めます。これはたまたまです。たまたまですが、45回生全体のテーマでもある「愛をもって互いに仕えよ」に通じているような気もします。
 「ぽかぽかGIRL’Sめぐみ」は、いつもぽかぽかした気持ちで食卓を囲める、そんなめぐみ館でありたい!という願いを込めて入れました。
 昨年、めぐみ館では大幅なルール改正が行われ、ルールブックも薄くなり、とても生活しやすくなりました。その時に、先輩方から教わった事があります。それは「あたりまえのこと」「マナー」の大切さです。あいさつや言葉遣いなどはルールではなく、マナーです。今年のテーマに掲げた三つの「あい」を心に留めて、誰にとっても居心地の良い館にしていけるよう、精いっぱい頑張っていきましょう。


◆光風館ブロック長◆  

~つなげよう光風の輪~」   
K.K(光風館 2年 長野県長野市)
 みなさん、こんばんは。新しく光風館のブロック長になりましたK.Kです。早速ですが、光風館のテーマを発表します。
 「 ~つなげよう光風の輪~」です。なぜこのテーマにしたかと言うと、○というのは、△や□と違い、角が無く、どこをとっても平等です。平等というのは、光風館で生活するみんなが平等であるということです。誰が一番偉いということなく、みんなが同じ存在で、同じ目線でいろいろなことを見ることができるようになりたい。そう思い「」というテーマにしてみました。
 また、サブタイトルでもある「~つなげよう光風の輪~」というのは、同学年のヨコのつながりや先輩後輩とのタテのつながりをしっかりとつなげ、みんなが仲良く過ごせるような生活の場、そういう輪を光風館の44人でつなげられたらいいなと思い、このようなサブタイトルにしました。
 今回のテーマを大事に、僕は光風館のブロック長として「仲良く」ということを大事にしていきたいと思っています。
 今、光風館の2年生は20人います。他の学年と比べると、あきらかに多い人数です。20人もいると全員がとても仲がいいとは言い切れません。ひとりひとり個性を持っているので、他の人と合わなかったり、時に衝突するのは当然だと思います。ですが、20人ものいろいろな個性をもつ人と楽しく生活しないのはもったいないです。なので、同学年でのヨコのつながりを強め、みんなが仲良くなれたらと思っています。また、生活していく中で、先輩後輩の誰とでも楽しく付き合える、タテのつながりもつくっていきたいです。
 でも、寮生活はただ「仲良く」だけではだめです。やるべきことにしっかりと取り組めるひとりひとり、そして当たり前のことを当たり前にできる集団でなければなりません。先輩にはしっかりとした礼儀や感謝の気持ちをもちたいと思います。後輩には、良い見本となれるようしっかりとした生活を送っていく必要があると思います。そのような生活の中でやるべき時にはみんなでやる、楽しむ時にはみんなで楽しむ。そのようなメリハリのある光風館にしていきたいと思います。
 細くて、見えるか見えないかの線で描かれた○ではなく、つながりの強さを表すような太くて力強いを目指して生活していきたいです。


◆みぎわ館ブロック長◆  
「Rhapsody in blue」 
T.M(みぎわ館 2年 長岡市)
  みぎわ館の新しいテーマは「Rhapsody in blue」です。Rhapsodyとは、形式がなく自由であると言う意味があります。私たちみぎわ館45回生でこれからどんな館にしていきたいかということを話し合った中で、「すべてをかっちり、きっちりやるのではなく、のびのびしたい」「今までの伝統やルールも大切だけど、そのことに縛られ過ぎず革命を起こしたい」「型にとらわれたくない」という意見がでました。寮にはたくさんのルールがあります。ルールは寮生活をより快適に、楽しくするための規則です。今まで受け継がれてた伝統や行事など寮にはすでにたくさんの“型”があります。みぎわ館ではその伝統やルールを大切にしつつ、みぎわ館45回生にしかできないことや、ルールの見直しや改善、新たにルールを作るなど、型にとらわれず新たに革命を起こしていきたいと思っています。ルールに縛られてあいさつや掃除をするのではなく、常識を持って、自分で判断をしていくこともとても大切なことだと思います。決められた型の中で生活するのではなく、自由にのびのびと生活でき、自由という言葉の意味をはき違えず、けじめをしっかりとつけ安心して暮らせる居心地の良い館にしていきたいと思っています。
 次にblueの意味についてお話します。今回テーマを決める以前から2年生ミーティングをする中で、「みぎわ館に色をつけるとしたら何色だろうか?」という話し合いがありました。理想の色や現実はこんな色だなど、それぞれが自分の思うみぎわ館の色を言いました。そんな中で「みぎわ館は茶色だ」という意見が出ました。絵の具は全色混ぜると茶色になります。みぎわにはいろいろな個性の人がいてそれぞれに色を持っています。その一人ひとりの色を合わせたら絵の具と同じで茶色になるからみぎわ館は茶色、というものでした。この意見を聞き、なるほどと納得させられた反面、なんだか地味だなと感じてしまう部分もありました。そんなとき「空みたいな館になりたい!」という言葉が出ました。空にはたくさんの天気や色があります。天気でいうと雨や晴れ、曇りや雪など。色でいうと青空、夕焼け、夜空など。また空の天気や色、雲の形は毎回同じように見えますが、実際はその瞬間しか見る事ができません。同じ青空はもう二度と見る事ができないのです。私たちの寮生活もそのことと似ているのではないでしょうか?ここで出会った仲間や寮で過ごす時間が、今当たり前になっているかもしれませんが、今この瞬間はもう二度と戻ってくることはありません。ですから毎日の寮生活を大切にしていこう、大空のようにいろいろな色や個性を出せる館にしていこうと考え、空の代表色であるblueにこのような意味を込めました。
 空と言っても10人いれば10通りの空があると思います。それぞれが思い描く空、すなわちみぎわ館で過ごす一人一人の存在を認め合い、型にとらわれ過ぎず革命を起こしていく、そんな館になれるよう、“Rhapsody in blue”というテーマのもと、かけがえのないこの一瞬一瞬を大切に過ごしていきたいと思います。

◆大望館ブロック長◆
「十人十色 大望館~Stay frank・Stay happy~」
S.K(大望館 2年 兵庫県西宮市)
 大望館のブロック長になりましたS.Kです。新しい大望館のテーマである「十人十色 大望館~Stay frank・ Stay happy~」には3つの言葉があり、それぞれに意味があります。
 最初に「十人十色」についてです。皆さんもご存じの通りその言葉の意味は「人にはそれぞれ個性がある」という意味です。大望館には様々な個性の人がいます。ラーメンを素手で食べる男?や廊下を大声で走り回る人などとても個性が強いです。そんな価値観の違う人たちと一緒に生活し、いろんな考え方に触れることで、寮に入る前とは少し違った自分に出会う事ができます。そうやって、個性を尊重しながら共に成長していこうという意味もこめてこの言葉をテーマに入れました。
 次に「Stay frank」についてです。「frank」の意味は「正直な」という意味があります。そこに、「stay」が加わって「正直なままでいよう」という意味になります。大望館では様々な問題が起こり、その度にミーティングが行われてきました。そういった場面で自分たちが正直になり本音を言わないと表面上は解決したとしても根本的には解決できません。だから、そういったことをなくしていこうと思い、この言葉を選びました。
 最後に「Stay happy」についてです。意味は「楽しいままでいよう」という意味になります。寮生活は堅苦しいだけじゃ全然おもしろくありません。「楽しさ」が必要です。楽しいと笑いが生まれ辛かったことも忘れられると思います。だから、この言葉を入れました。また、今の大望館は3年生がいるのでとても楽しいです。その3年生が抜けたときに45回生がどう盛り上げていくかが大切になります。それで、世代交代で中心となる45回生で自分たちらしい盛り上げ方を見つけていけたらなと思います。もしかしたら、ラーメンを素手で食べる男が中心となって盛り上げていってくれるかもしれません。
 以上の3つの言葉を中心によりよい大望館を作っていきたいと思います。

 

 
 
 
 < 修養会 >
「修養会」
I.H(めぐみ館 1年 神奈川県川崎市)
 今回、私たち46回生の1年次の修養会のテーマは「弱さを認め合う」という事でした。自分、そして友だちの弱さを認める事で強く優しくなれるということを、私たちは毎日の礼拝、修養会での1日1日の生活、また前橋教会の内田牧師の講演で学び、実感することができたと思います。さらに今回の私たちの修養会には「星野冨弘さんを知る」という事もとても大切なテーマとしてありました。星野冨弘さんについて少しご紹介します。星野さんは体育教師でした。しかしある日、実技をしていたところ、首を打ち、首から下が動かなくなってしまいました。星野さんも最初は絶望していたそうですが、口に筆をくわえて絵を描き詩を書き、希望は捨てませんでした。さて、普通ならば星野さんの状況は絶望から抜け出し希望を見つけることのできるものではありません。私は最初に星野さんのことを知った時、強くそう思いました。ですが、知っていくうちに分かったのです。キリスト教と出会い自分の内なる弱さを知り、受け止め、そして認め、本当の自分を見つけたからこそ星野さんは強く生きているという事を。修養会前、私たち46回生の大半の人はテーマを聞き、「何それ」「楽しめるのか」というような感情を抱いていたと思います。正直、私も修養会実行委員という立場でありながらも少し不安を感じていました。ですがその不安は、内田牧師のお話を聞き、星野さんの絵や詩のある冨弘美術館に行くと全く消えていました。私は敬和で本当の自分と出会い、自分と他人の弱さを認められるそんな46回生になっていきたいと心から思いました。46回生にはまだまだたくさんの課題があります。そのことも学年全体で乗り越えていこう、そう思える大切な修養会になりました。
 
「修養会」
H.K(大望館 2年 新潟県村上市)
  今回の2年生の修養会は3日間で70~80㎞をひたすら「歩く」修養会でした。私は運動部ではなく、スタート前までちゃんと歩けるかとても不安でした。足が豆だらけになったり筋肉痛になったりで歩けなくなるんじゃないかと思っていました。しかし、一緒に歩いている友だちと色んな話をしながら歩いていると意外とスムーズに歩くことができました。ただ、後半になってくると無言で黙々と歩く時間も増えてきましたが、そんな時は、友だちも頑張っているんだから自分も頑張ろうという気持ちになり歩くことができました。そんな感じで2日間は何とか歩ききりました。
 3日目は体も心もボロボロでした。特に足の激痛がひどかったです。指から血も出ていました。しかし、ここまで来たら歩き切りたいという思いの方が強くなってきて、3日目は根性で歩きました。おそらく自分一人では歩くことは絶対に出来ていなかったです。周りにいる友だちの存在があったからこそ歩くことができました。本当にキツイ修養会でしたが、なんだかんだで全部歩けたことに満足しています。あと、宿の温泉にも助けられました。

 
「漁師の嫁になりたくて」 
T.M(みぎわ館 3年 神奈川県川崎市) 
 “今年の修養会は被災地へ行きます。” LHRで知らされた時、私は当時の記憶を思い出しました。なぜなら私には当時の記憶が薄れていたからです。また、海外メディアで放送された当時の映像を見ました。津波で流されそうな人を助けた男性が犠牲になってしまう映像でした。忘れまいとしていた私自身が忘れていた。とても恥ずかしく、またどのような気持ちで被災地へ行けばよいのか迷いました。
 実際に現地へ入ると、そこには復興しようと工事がたくさん行われていました。しかし、ふと周りを見渡すと被害の様子がわかりました。森になっている木は津波の影響で曲線を描いていたり、川には倒れたままの電柱が残っていたり。映像で見た以外の生の現場で感じることは多かったです。そんな中、私は南三陸町を訪れました。漁師さんと一緒に漁業支援を行うためです。現地入りする前まで、当時の記憶を聞かない、へらへらしてはいけないと自分に言い聞かせていました。しかし、漁師さんは、私たち数時間だけのボランティアワーカーたちを温かく迎え入れ、たくさんのお話を聞かせてくださいました。ワークをしていく中で、漁師さんたちの「ひもの結び方」を伝授してくださったり、笑わせてもらいました。また、“漁師の嫁になりたい”と私が突拍子もないことを言った時、漁師さんは真剣にお婿さんを探してくれようともしました。ワークを終え私が帰ろうとしたときに引き留めてくださるほどでした。“また来てください。今度はおいしい海鮮を用意して待っています。”漁師さんのボスが言ってくださいました。そして私たちはまたここ、南三陸へ帰ってこようと、帰りのバスの中で話しました。
 被災された方の中には、当時を思い出したがらない方もいたようです。しかし、お話してくださる方は口をそろえて言いました。“今、地震が起きたら高いところへ逃げなさい。逃げ道を確認しなさい。油断はしないで。”と。地震よりも、津波によって亡くなられた方が多いからだそうです。
 私たちは物の復興に目を注ぎがちです。また、それは大事なことです。しかし、今私たちにできることは、経験された方の話を聞き、それを伝え、同じ被害に遭わないということです。考えるだけでは伝わらない、現地へ行くことでしかわからない。私にとって最後の修養会は、とてつもなく大きなものになりました。
 

< 被災支援労作 >
「被災支援労作に参加して」
 I.H (光風館 2年 新潟市西区)
 私にとって2回目となる被災支援労作に参加させていただきました。今回の支援労作は寮主催だったので、10人という少人数で労作をしました。支援労作の内容は、「チームレスキュー」という団体の引っ越しのお手伝いでした。内容だけ聞くとどこが支援労作なのだろうと思う方が多いと思います。
 「チームレスキュー」は、東日本大震災以降に結成された災害復旧・復興支援専門の災害ボランティアチームだそうです。学生ぐらいの方が多くいたので話を聞いて見ると、学生主体で活動しているチームなのだそうです。中には私たちと同じ高校生もいるそうです。NPOに認定されていて、大川小学校の警備を唯一任されているそうです。
 そんな「チームレスキュー」さんの支部の引っ越しの手伝いをさせていただきました。荷物を整理して車に積み込むグループと引っ越し先で荷物を車から降ろし、支部に運び込むグループに分かれて作業しました。私は荷物を車から降ろすグループでした。車が来ない間はやることが無いので、あたりを見回して震災のことを考えていました。津波に流され家の基礎だけ残っている光景がありました。大きな住宅街だったはずなのに、今では新築の家がポツポツとまばらに立っているだけです。震災にあった方々の助けになりたくてもどのようにして震災にあった方々の支援をすればよいのか、被災地に暮らしていない人にはわからないこともたくさんあります。そんな時には長く付き合ってきた支援団体に話を聞いたり、その団体の方と一緒に活動させてもらう。そんな方法もあるのだと私は知り、学びました。直接はできなくても、小さな事から支援は始まっていくのだと感じました。是非、多くの人にこれからの被災支援に参加してもらえたらなと思いました。



のぞみ寮新運営委員長会 2013.10~2014.9
 この10月より、各館の運営、ならびに「のぞみ寮」全体の運営を担ってきた3年生に代わり、2年生がその役を担うことになりました。各館で選出されたブロック長や各委員会の委員長で構成される「のぞみ寮」運営委員長会は、その1・2年生の代表組織です。

【のぞみ寮運営委員長会の目標】
   TIME
     Tear    ~時に泣き~ 
      Indignant ~時に腹を立てて~ 
       Merrily  ~時に楽しく~
        Encourage ~時には励まし合う~ 
 

【各委員会の目標】
礼拝委員会 Warm Time~明日の力へ~
生活規律委員会 聖く、正しく、美しく
  ~君と私の0チェック生活~
食事委員会  好ききらい×(ブー) もりもり食べよう! 
 毎日ごはんをありがとう。
整美委員会 寮磨きは自分磨き
  ~今日より明日へ、素敵な自分になる為に~
行事委員会 あなたの生活に潤いを
  ~少年少女であれ~
リサイクル委員会 ゴミ箱キレイに、心キレイに、未来キレイに
 
【各館の目標】
めぐみ館 :  I 愛 相~ぽかぽかGIRL’Sめぐみ~
光 風 館 : ○ ~つなげよう光風の輪~
みぎわ館 : Rhapsody in blue
大 望 館 : 十人十色 大望館~Stay frank・Stay happy~


< 寮務教師から一言 >
 ようやく過ごしやすい季節となり、今年度も残り半分となりました。寮では世代交代が行われ、新運営委員会の働きがいよいよ本格的になってきています。44回生の素晴らしいところを引き継ぎつつ、45回生らしい新しい風も吹かせてくれることを期待しています。
 1年生は寮生活・学校生活に慣れ、余裕のある表情も大分見られる様になりました。まだ先輩達の背中を見て追いかける日々が続きますが、44回生が約4ヶ月後に卒業し、さらにその1ヶ月後には後輩たちを迎え、今度は自分たちの背中を見せる番となります。敬和生としての自覚をしっかりと持ち、“先輩”になる準備をして欲しいと思います。
 のぞみ寮では自分自身と向き合う事、他人と向き合うことを大切にしています。それらに真剣に取り組むことで悩みや課題を抱えている生徒もたくさんいますが、その時間を大切にしお金では買えない財産を自分の中にコツコツと増やしていけることを願っています。
寮務教師 小黒 恵