今週末に行われるのぞみ寮クリスマス。その準備のため、様々な委員会(2年生)が毎晩のように友愛館に集まって話し合い等の準備をしています。自分のやりたいことを後回しにして、みんなのために喜んで自分の時間を使えるのぞみ寮生って、本当に素敵だなぁと改めて思わされています。
また各館では1年生達が秘密裏に、友愛館を飾るためのいろいろを作成しているようです。どんなものを作っているかは、当日のお楽しみ!ということで撮影さえも禁止です。あーでもない、こーでもない、あーしよう、こーしようと、時に笑顔で時に眉間にしわを寄せながらもチームとなって取り組む姿には、成長がみられます。仲間と一緒に一つのゴールに向かって歩むことの喜び、達成感を存分に感じ、仲間や自分のいろんな新しい一面と山ほど出会える機会でありますようにと、いつもお祈りしています!!
寮クリスマスの夕食会でお手製クッキーをプレゼントします。そのクッキーづくりに栄養士の五十嵐さんと調理師さんたちが日中から準備をし、夜も大きなサポートをしてくださり、寮生有志が集まってクッキーづくりを行いました。寮生が担ったのは型抜きとデコレーションです。
今年、有志を募るにあたって①クッキーは当日まで1枚たりとも食べられません!②完全装備をしてもらいます!③職人になるつもりで来てください!という厳しい3条件が挙げられていました。参加者少ないかな、食事委員の6名だけでやらねばならないかな……と予想していました。ところが!なんと30名近い有志が集まってくれたのです。男子も女子も!嬉しかったです!
完全装備を目の当たりにした女子たちの中には「え~!そんなの着るの!ヤダ~!」とまるで帰ってしまう勢いに見えた人たちも居たのですが、その一言を吐き出したらさっさと装備を身につけ、「さ、やろう!」となんとも頼もしい人に!「ありがとう。来てくれてありがとう!」と何度みんなに声をかけたでしょうか。それでも足りないくらい、とってもとっても嬉しかったです。おしゃれでいられないこととか、食べられないこととか、みんなにとってはきっとどうでもいいことなのですね。そんなことよりも、クッキーづくりに参加することで食事委員の助けになることや、喜んでくれる人がたくさんいることなどに自らの喜びを見出し、率先して手を貸してくれているのだと実感し、寮生のあたたかさをまた一つ知ることが出来ました。そんな気持ちがこもった、おいしくてかわいいクッキー、調理師さんたちと寮生有志のおかげで2000枚以上も作成できました。すご~い!!当日のプレゼント、みんなが心から喜んでくれますように!