2021年7月20日火曜日

めぐみ館116号「前期終業を迎えました!」

 16日(金)、前期終業を迎えました。4月からの歩みが守られたこと、本当に感謝いたします。保護者の皆様にも心より感謝申しあげます。コロナ禍2年目も、寮生一人ひとりが自分の命と仲間の命を守るために、たくさんの制限に対して、協力をしながら過ごしてくれました。本当は1年生を連れて万代の街にも行きたかったはず。通学生の友人宅へ遊びにも行きたかったはずです。でも、制限の中、たくさんの我慢の中で、今を一生懸命に生きようとするめぐみっ子の姿に毎日励まされました。

 終業日前日の夜、ブロック長のA.Fさんから、終業前に一言ずつ、前期の振り返りを全員で伝え合いたい!と提案がありました。めぐみっ子みんなで輪になり、一人ひとりが思い思いに4月からの歩みを振り返りました。1年生のMさんは、「自分が辛い時に、話しかけてくれる先輩や同級生がいることを実感しました。人と関わる事が苦手な自分だけど、夏休み明けは少しずつ頑張りたい」と語ってくれました。2年生のSさんは、「4月の初め、1年生に自分から関わろうとしない自分がいたけど、これからはたくさん関わっていきたい」と話してくれました。また同じ2年生のTさんは、「たくさんチャレンジした前期でした!」と力強く振り返りました。3年生たちの中では、前期の出来事と言えば、やはりFestivalの印象が大きかったようです。

 一人ひとりの言葉を聞きながら、悩み苦しみ、時に涙を流しながらも高校生活という人生の一部を、必死に懸命に歩んでいるのだと実感し、涙腺が熱くなった私がいました。「ふふっ」と笑える話を聞けば皆で笑い、一人ひとりの発表が終わると温かい拍手を送り合っていました。自分の成長の歩みを共感できる仲間がいること、本当に羨ましいな、ステキだなと思えたひと時でした。

 終業日の朝、めぐみっ子全員で集合写真を撮りました。学年ごとの写真も撮りました。そう言えば、4月に写真を撮った時は、1年生は2年生にポーズを考えてもらっていました。3ヶ月ちょっと、喧嘩しては仲直りをし、また互いに距離をとり・・・・・・。自分たちの関係に悩みながら歩んできた1年生たち。今回は、自分たちでポーズを決めました。そんな様子を見ながら、順調に1年生同士の関係性を築いているのだと、ゆっくりと前に歩んでいるのだと嬉しくなりました。

 終業と同時に帰省をした生徒もいれば、まだ寮に残っている生徒もいますが、無事に夏休みを迎えることができて、本当に嬉しいです!長い夏休み、たっぷり充電をして、後期の歩みに備えて欲しいと祈っています。後期もどうぞ宜しくお願いいたします!

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