< 誕生日おめでとう! >
11月20日(日)に8月・10月合同誕生会、11月24日(木)に9月誕生会を開催しました。
8月・10月誕生者からのリクエストは『お好み焼き』でした。それぞれの月の誕生者の人数が少なくて合同した結果、意見が合わずに揉めに揉めました。1人は「絶対、絶対!!ケーキがいい!」と主張し、もう1人は「いや、お好み焼きは譲らない!」と頑なになり、残りの数名は「……どっちでもいい」という状況でした。メニューが決まらずにお互いが主張し、熱くなっていく様子を見た私が「そんなに揉めるんだったら、誕生会中止にするか?」と言ったところ、「いや、どうかそれだけは!!ちゃんと落ち着いてメニュー決めますので……。」というやり取りもしました。結局、メニューはお好み焼きに決まり、私が切り分けたお好み焼きをみんな仲良く食べていたので、安心しました。
9月誕生者からのリクエストは『チャーハン』でした。「美味しいモノでお腹いっぱい食べたい」と理由でチャーハンに決めたようです。当日、二種類のチャーハンを作りました。一つは鮭チャーハンを作り、お好みで大葉をかけて少しさっぱりとした味付けにしました。もう一つはチャーシューを刻んで豆板醤を入れて、ピリッと仕上げました。メンバーを見てもらうとわかる通り、二つの皿に盛られたチャーハンが減っていくスピードはかなりゆっくりでした。ほかの誕生会メンバーだったら、無言でずっと食べ続けるのだろうと思いますが、9月誕生会はほんわかな雰囲気で楽しくおしゃべりしながら、ゆっくりと完食していました。それぞれの誕生会でメニュー決めから食べる時まで、それぞれに特徴があり、いろんなことが起こるなぁと感じさせられました。(片岡)
< 礼拝のお話 >
「寮に入った目的」 A.S(2年)新潟市北区出身
先週の日曜日に僕は、朝から夕方までずっとパソコンを使ってしまいました。いつも毎週日曜日は暇なのですが、その日は特に暇でした。僕がパソコンを使って何をしていたかというと、インターネットを使ってゲーム実況を聞きながら2チャンネルを見てしまいました。その日の夜、ベッドで一日の出来事を思い出してみても、お昼ご飯をいっぱい食べた事や夕ご飯をいっぱい食べたこと、夜に避難訓練があったことくらいしかありませんでした。なので、その日は薄っぺらな一日だと感じました。
僕が敬和に入った理由は「ダラダラと過ごす日々を変える」ということで寮に入ったはずなのに、自分は何も変われていなっかたことに気付き、何のために寮に入ったのかをもう一度考えさせられました。
みなさんはどうでしょうか?なんらかの理由や目的があって寮に入ってきたはずです。その目的は、パソコンでTwitterやオンラインゲームを始めるために寮に入ってきたわけではないはずです。敬和に入ってきた目的を見失ってはいないでしょうか?もう一度、寮に入った目的を思い出してみてはいかがでしょうか?
「今、あなたの横で笑っている人は一生の宝」 S.R(2年)神奈川県綾瀬市出身
昔、散々アホなことをして、周りに怒られたり、いろいろ言われたりした時期がありました。そんな時に友達4人が「カラオケに行こう!」と誘ってくれて、一緒に行き、歌ってくれた唄の歌詞に感動したことを憶えています。その唄はケツメイシの“仲間”でした。少しだけ歌詞を紹介します。「別に怒ってなんかないよ。……楽しい時だけが仲間じゃないだろう。俺たちは共に悔しがり、共に励まし合い、生きていく笑顔の日々を。」その時の自分は、いろいろ諦めかけていたので、その唄がすごく心に入ってきました。「つらい時は相談乗るぜ!」とまるで僕への励ましのメッセージのように感じました。
先週末、この4人に会ってきました。みんなは昼間に働いていて疲れて帰るのですが、「Rが帰ってきた!」ということで集まってくれました。みんなは高校へ行かずに防水職人をしています。その中で自分一人が「高校へ行く」と言ったら、とても応援してくれました。それなのに授業サボったり謹慎になったり、みんなの期待を裏切っているのではないかと思いました。「ちゃんとしないといけない」と言ったら、「お前はお前らしく行け!」と言って、ずっと応援してくれています。
みなさんには、そんな友達がいるでしょうか?友達とは、「一緒に何かをしたり、遊んだりして気持ちの通い合っている人」と辞書には書いてあります。まさに、その通りだと思います。僕はそこにプラスして、「裏切らない人。応援してくれる人。一緒に笑い合える人」だと思います。みなさんには、そんな人がいるでしょうか?僕には数えきれる程しかいないです。そういう関係を築きたいものです。
……と、話してきたのですが、伝えたいことは仲間の大切さです。久しぶりに遊んで「友達っていいなぁ」と思いました。つらい時、悲しい時、寂しい時に仲間の存在はデカイです。僕もその4人のように、つらく苦しんでいる人の横で励ましてあげたいです。そして、その子とも一緒に笑い合って、一緒にふざけて、また笑い合える関係になりたいです。みなさんも友達を大切にしてみましょう。今、あなたの横で笑っている人は一生の宝です。