3年生は新年も変わらず礼拝後の8時会を持っています。それぞれの冬休みがどうだったのかを報告しあい、笑いあい、穏やかで温かい時間をみんなで過ごしています。いいなぁ、この時間。この雰囲気。この関係。。。見ているだけで、3年間をいつも思い出します。3年前、こうだったのに、今は……(涙)(笑)。スポーツ大会でケンカして泣く人がいました。3年間で1回だけ行った鍋パーティでは、ハート形にくりぬかれたニンジンを一番上に置くかどうかで言い合いになりました。他の館は楽しく食べている中、みぎわっ子たちはシーーーンと鍋を囲んでいました(笑)。委員会決めも泣いて、怒って……(笑)。なんか、思い出すことはいろんなところでいっぱい喧嘩をしてきたこと。怒って泣いて、慰めて、ごめんねと言って、ハグして仲直りして、「もっと好きになったよ」と満面の笑顔を咲かせていたことばかり(笑)。ソツなくこなすことを誰もしてこなかったみぎわっ子3年生たちだからこそ、いつも何かが起こっていました。そしてそれが今、振り返ると笑える思い出になっています。そしてそれがあったから仲良くなったと3年生たちは胸を張って語ります。私もそうだと思います。何もなくすんなり来るわけないですが、万に一つ、何もなくスルっと過ごしてきたとしたら、きっと仲間に愛されて共に歩んでこれた喜びや幸せを感じることはできなかったのではないかと思います。大切にされていることを痛感し、誰かを大切にできる一人一人になるためには、保護者の皆様から愛され祈り続けてもらっていることを実感でき感謝して生きられる一人一人になるためには、ここで出会ったつまずきが全て必要であったのだろうと思います。すべては神様の御手の内にあること、神様のご計画のもとで在ることを今改めて信じ、感謝します。彼女たちと過ごせる時間は残りわずかです。とことん、みんなで一緒に大切に過ごしていきたいと願います。