【聖句:コリントの信徒への手紙Ⅰ 1章 10節】
「さて、兄弟たち、わたしたちの主イエス・キリストの名によってあなたがたに勧告します。皆、勝手なことを言わず、仲たがいせず、心を一つにし思いを一つにして、固く結び合いなさい。」
8月24日(土)2年生合宿を実施し、大望館では玄関のスノコを作成しました。大望館の玄関には以前からピッタリサイズのスノコがあり、長年使っています。そのスノコは靴箱の段差を正確に測って角を削り、スノコ同士がズレないようにかませている素晴らしい工夫がなされています。これを見た時、私は「大望館の伝統のひとつとして、これからも大切にしていきたい」と感動しました。そのほかに数年前に購入した既製品のスノコがありましたが、せっかくの良い機会ですので「2年生合宿で新しいスノコを手作りしよう!」と考えました。
当日の作業は木材に足を付けて均等に釘を打ち、ヤスリ掛けしてペンキを塗るだけです。文章で書くと簡単かもしれませんが、「ああでもない、こうでもない」と互いに知恵を出し合って、「俺はこれやるから、あれしてほしい」と力を合わせていく時間に意味があるのです。
休憩時間は野間寮長がかき氷コーナーを設置してくれて、みんな美味しそうに頬張っていました。夜は「のぞみ寮世代交代」について話し合った後、みんなでドッジボールをして汗だくになっていました。共同作業をして、休憩で笑顔が増えて、真剣に話し合って、身体を動かす、寮生活の魅力が凝縮された一日になりました。
2年生合宿は①個々の成長 ②チームワークの向上 ③リーダーの育成を目的としています。今回を通して、そのことについて意識を持てるようになったと感じています。「のぞみ寮世代交代」を控えている今、力を合わせてどのように物事を進めていくか、試せる絶好の機会になりました。のぞみ寮・大望館の伝統を大切にしつつ、新しいことに挑戦してほしいと願っています。
追記:スノコ完成後に乗ってみると私の体重では少し歪んでしまうことに気付きました。当日、2年生の姿を羨ましそうに見ていたH・K君(1年)に、足場の補強をしてもらいました。彼は工作を得意としているので楽しそうに作業していて、こちらも嬉しくなりました。H・K君、ありがとう!来年の2年生合宿も乞うご期待!(片岡)