< 光風館48回生寮修了おめでとう!! >
2月28日(水)寮修了礼拝が行われ、48回生が旅立っていきました。寮修了礼拝後、在寮生の言葉では49・50回生が笑いと愛に満ちたメッセージを贈り届けて、大成功でした!!光風館48回生だけでなく、その場にいた全員がキミたちの感謝の気持ちを感じてくれたことでしょう!!その雰囲気が私は嬉しくて誇らしかったです!!本当にお疲れ様!!
光風館48回生は最後までやんちゃな学年でしたが、いつもエネルギーに溢れて、素直な彼らが大好きでした!!彼らがラストメッセージで語ってくれた熱い想い、何事も本気で取り組むひたむきな姿を忘れることはないでしょう!!今まで頼りになる先輩として、光風館を引っ張ってくれて本当にありがとう!!ここ光風館での経験を活かして、自分らしく輝く人生を送ってください!! これからの活躍、祈っています!!(片岡)
< 誕生日おめでとう!! >
2月27日(火)2・3月誕生会を開催しました!!2・3月誕生者からのリクエストは“お腹いっぱいチャーハンが食べたい”でした。ひとり当たり1合食べられるように作りましたが、食欲旺盛な彼らにとっては“余裕だった”ようです。この日は自宅学習期間だった48回生の帰寮日だったので、久しぶりの再会に会話が弾みました。この日が誕生日だったK.T君(3年)は3年間を振り返って、苦しかったことも笑い話にしていた姿が印象的でした。また、S.R君(3年)は後輩へ向けて「お前たち、マジで友達と過ごす時間を大切にしたほうがいいよ!!」と熱く語り、先輩らしく頼れる存在として成長した姿が感動的でした。
これで、今年度の誕生会は全て終わりました。それぞれの誕生会が楽しい時間だったと感じてもらえたら嬉しいです。誕生会でお互いの誕生日を祝い合うこと、お互いを認め合うことによって「自分も仲間も大切な存在なんだ!!」と感じてほしいと願って、開催してきました。一緒に生活しているからこそ、寮生活の苦労も分かち合うことが出来ます。でも、それ以上に“寮生活ならではの楽しさ”を分かち合ってほしくて、誕生会を続けてきました。
来年度も“自分のことも他者のことも大切にする”そんな光風生でいてほしいと心から願っています。この1年、お疲れ様でした!!(片岡)
< 礼拝のお話 >
「今、蒔かれている種を」 H.R(2年・大阪府和泉市出身)
真面目な話をしようと思います。僕はクリスチャンです。冬休みに地元へ帰った時、僕が所属している教会へ行きました。こう見えてもちゃんと教会には行っています。その時にちょうど一人の女性の洗礼式がありました。その方のお話をしたいと思います。
その女性はちょうど60歳です。60歳で神様を信じて、洗礼を受けました。教会へ行くようになったきっかけは、昨年の夏に僕の教会でフラダンスをやっている人たちが地域のお祭りで踊っている姿を見て、「フラダンスを習いたい!!」と思って、教会に来たことがきっかけです。“フラダンスを習いに来たら教会だった”みたいな感じです。教会に来て礼拝に参加したら、自分がずっと探してきたものがここにあったと思ったそうです。突然、教会に来てそう思われたのは、その女性が通われていた高校がキリスト教系の学校で、毎日礼拝があって、いろいろな聖書の話を聴いていたそうです。だから、自然と聖書の話が入ってきたそうです。
でも、高校卒業後は全くキリスト教に触れることなく、生活していました。しかし、その方は今までの人生を振り返って、「神様はあの高校生活の中でちゃんと種を蒔いていてくださり、40年以上も経って、やっとそれが花を咲かせ、実を結びました。」とお話しされていました。すぐには結果が出なくても、何十年の時を経て、芽を出し、花を咲かせることもあることに僕は驚きました。
人間はすぐに結果を出そうとします。周りもそれを期待しています。世の中の流れもそうです。今日、種を蒔いたら明日には花を咲かせないといけないくらいのスピードです。すぐに結果を出せないとダメな人扱いされます。敬和学園に入って、最初は自分が変わったような気がして良かったけど、しばらくすると「自分があんまり成長していないんじゃないか。言う程、変わってないんじゃないか」と思うようになりました。でも、60歳で洗礼を受けられた女性と話していると、「敬和学園での生活はいっぱい種を蒔いてもらえている時期なのかなぁ」というような気がしました。高校生活ですぐに花を咲かせる人もいるでしょう。それはそれで良いと思います。だけど、何十年か経ってから花が咲き、実が出来ることも楽しいと思います。どんな花が咲き、どんな実がなるのかを楽しみつつ、今、蒔かれている種を大事にしていけたらいいと思います。