「こんばんは～！」ととっても威勢のいい声が聞こえた週末。事務室でテレビを見ながら、おしゃべりしながらまったりしていたみぎわっ子も私も一斉に顔を上げました。そこにはめぐみっ子たちが。「餃子の差し入れだよ！みんなもどうぞ～」とお皿に山盛りの熱々の餃子をもって立っていたのです。「きゃ～！！！」とみぎわっ子たちが歓声を上げたのは言うまでもありませんし、「めぐみ館の人たちが餃子を届けてくれたよ～！」の放送でみんなが走って降りてきたのも、あっという間に食べきってしまったことも、「おいしい～！」と叫んでいたことも、言うまでもなく……と言う感じですが、そうだったのです（笑）。
めぐみっ子たちの思わぬ来館で、幸せのおすそ分けをしてもらったみぎわっ子たち。「私たちも餃子作りたい！めぐみの人たちと一緒にやりたい！」とまた、やりたいこと、食べたいことを思いついていたようでした。やりましょう、ぜひ、みんなで餃子作りパーティ！女子寮合同で！（笑）。
とにもかくにも、めぐみっ子の皆さん、ご馳走様でした！
《大掃除 ならぬ 中掃除！？》
「あ！大掃除忘れてた！」と新整美委員のＨさんとＫさんの会話から「仕方ない、大掃除よりちょっと控えめな中掃除で今月は勘弁してもらおう！」と企画してくれた中掃除（大掃除は毎月やっているのです）。なるほど！そういう手もあるなぁと、やらないを選択せず、形を変えて「やる」を選んだ二人の心意気と、アイデアに感心しつつ迎えた当日。中掃除をなめていた私がいました。。。
大掃除とまではいかない中掃除……そういう説明でしたので、場所を少なく、掃除も大掃除よりは簡素化するんだろうと思っていました。いや、ＨさんとＫさんもそのつもりだったんだろうと思います。が、みぎわっ子たちはすごかった！キッチン掃除に当たっていた人たちは、掃除しながら「ここもやろう」「ここも汚れてるね」なんて声を掛け合いながら和気あいあいとやっていました。気が付くと、ガスのホースを外して、ガスコンロを置いていた台を磨き、ガスオーブンを台から下して磨き、その台自体も動かして後ろを掃き、台もピカピカに、壁もピカピカに……と徹底して掃除してくれていたのです。びっくりしました。
また、窓掃除組は最初スポンジで窓を磨き、窓掃除用のワイプのついた掃除道具で窓を磨き、拭き残しが気になる！と新聞紙で内側も外側も磨き上げ、ピッカピカに仕上げてくれたのです。「みぎわ館の窓ってこんなにきれいだったんだね！」とまるでガラスなんてはまっていないんじゃないかと思うくらい、ピッカピカにしてくれていたのです。
そして、一番びっくりしたのは、他にも廊下や階段掃除もしてくれていたのですが、持ち場を終えた仲間たちが、窓掃除やキッチン掃除の応援に駆けつけてくれ、たくさんのみぎわっ子たちが協力し合って中掃除の全てに取り組んでくれていた事です。中掃除の冒頭でＨさんとＫさんが「先に終わった人は、まだのところへ応援に行ってください。」と声掛けしてくれていましたが、こんなに気持ちよく、こんなに簡単に助っ人に入れるみぎわっ子たちの姿に感激しました。
いつもの大掃除より、段違いにきれいになったキッチンや窓。これからの月一掃除も「中掃除」でいいんじゃないかなんて思ってしまいましたが、ペロッとそれを口にすると「先生、そうじゃないんですよ。」と言われちゃいました。ですよね～（笑）。
それにしてもみなさん、お疲れさまでした！またまたみんなのステキな在り方を見せてくれて、ありがとう。私は一人で感激してました！
