☆フェスティバルの様子②☆
フェスティバル二日目は、屋外でダンスの発表や競技が行われました!途中、雨が降ったり風が強かったりと、天候がとても心配されましたが、最後のフォークダンスまで無事にプログラムを行うことができました。3月に卒業した47回生も応援に駆けつけてくれました。中には「みぎわ館のみんなに~♪」と、お土産を持って来てくれた生徒も☆保護者の皆様からも、たくさん差し入れをいただきました。また、のぞみ寮物産展のために、たくさんの献品をご準備してくださり、本当にありがとうございました。(小林)
みぎわ館の先輩が、教育実習生として戻ってきてくれました!
5月24日(水)~6月7日(水)までの2週間、みぎわ館に卒業生の先輩が来てくださいました。44回卒業生です。
初日の夕食から先生はみぎわっ子達に積極的に関わってくれていました。「少しでも早く、みぎわ館の生徒達の名前を覚えたいので、生徒達のテーブルで食べます!」と笑顔で話していた先生が印象的でした。毎日、自由時間には生徒とおしゃべりをするために事務室に顔を出してくれた先生。みぎわっ子達もすぐに先生のことが大好きになりました。先生は英語科の実習に来ていたので、これを良い機会にと、ある3年生の生徒は英語の授業で分からなかったことを先生に質問していました。たった2週間でしたが、フェスティバルで忙しい生徒達がほっと一息つくことができる存在として、みぎわ館で過ごしてくださったことを、本当に嬉しく思います。
先生とのお別れの日は、礼拝後、みんなで「先生ありがとうございました!」とお礼の言葉を伝え、賛美歌21「465番 神ともにいまして」を歌い、エールを送りました。最後まで笑顔で手を振ってくれた先生。大学にもどられてからも頑張ってくださいね。ぜひまたみぎわ館に遊びにいらしてください。では、「また、会える日まで♪」(小林)
礼拝のお話
~「童謡 どんぐりころころ」の続きを考えながら思うこと~
2年 I.Y
皆さんは、「どんぐりころころ」という歌をご存知ですか?簡単に説明すると、どんぐりが池の中に落ちる歌です。私は最近、この歌に出てくるどんぐりの行方が気になって仕方がないのです。そして、ついに、どんぐりころころについて調べることにしました。ウィキペディアによると、この歌は2番の「泣いてはどじょうを困らせた」の部分までしかないそうです。やはりどんぐりは山に帰ることはできないのかなと、悲しくなり、私はどんぐりの行く末を自分で考えることにしました。
泣いているどんぐりをあやすどじょうの周りに、たくさんの魚や動物達が駆けつけます。どじょうが事情を説明し、周りと意見を出し合い、葉っぱで船を作ってどんぐりをみんなで運びます。そして、山の上に辿り着く事が出来たどんぐりは、嬉しさのあまり、涙を流します。それが小川となって、助けてくれたどじょうや動物達と仲良く暮らすという結末です。
これは私の解釈ですが、「どんぐりころころ」は寮生活に似ていると思うのです。初めて来た場所で友達と出会い、楽しく遊んだり家が恋しくなったり。泣き出したら困っていても傍には優しさがいつもある。きっとこのどんぐりも、周りにいる動物に助けられて強くなっていくのでしょう。
私も、このどんぐりみたいに、周りに支えられて今があります。いつか、どんぐりを山に帰してあげたどじょうや動物達のような心をもてるようになりたいと思います。皆さんも、辛くなったり、悲しくなったりした時、「私の周りには助けてくれる人達がいるんだ」ということを思いだして欲しいのです。そして、私がどんぐりころころを例えにして、あんなことを話していたなあとか思いだしてみてください。少しだけでも笑顔になると思います。