部屋替えをしました!
6月20日(火)は朝から生徒達はそわそわしていました。部屋にはたくさんの段ボール箱が置いてありました。廊下にも、生徒達の荷物が綺麗に積まれて置いてありました。なぜ、このような状況だったかというと……。そうです、今年度第1回目の部屋替えが行われたからです!
のぞみ寮では年に3回、部屋替えを行います。部屋替えは荷物の整理整頓ができるだけでなく、気持ちも心機一転することができます。また、相手のことを知っていたようで実は、まだまだ知らないことがたくさんあった、なんていう仲間のことを、新しく発見ができるのも部屋替えの良さの一つです。今回の部屋替えで、3年生は受験に向けて集中して取り組めるように、3年生だけのメンバーになりました。1・2年生は学年混合です。2年生は室長となり役割が増えました。10月まで新しいメンバーとの生活になります。
緊張している生徒も中にはいることでしょう。でも、私達寮務教師は、新しい部屋で、新しい仲間との出会いを通して、また一まわりも二まわりも成長して欲しいと願っているのです。(小林)
部屋替えは、「民族の大移動」です!(笑)
部屋替え当日の夕食は、それまで一緒に過ごした部屋のメンバーと食事をするのが、みぎわ館の恒例となっています!この日も部屋ごとに食事をしていました!(*^^)v
私の名は、パイナップルヒーロー!!
突如、友愛館にヒーローが出現しました。その名は、「パイナップルヒーロー!」と、言うらしいです。(笑)
実は、この被り物、みぎわ館のある2年生の手作りなんです!折り紙を繋ぎ合わせて、折り目をつけて、こんな面白い物を作ってしまうのですからすごい!みぎわっ子の中には、折り紙が得意な生徒や切り絵が得意な生徒がいます。もちろん、めぐみ館にも♪他にも、ギターが弾ける生徒やイラストを描くことが上手な生徒もいます。一人ひとりが様々な特技を持っていて、日々、仲間を楽しませたり喜ばせたりしてくれます。私達寮務教師も一緒に楽しい時間を過ごすことができます。笑わせてくれる仲間がいる、一緒に面白いことを考えて楽しめる仲間がいるって幸せですね♪(小林)
礼拝のお話
「私が夢中になれること」 2年 T.A
私は中学1年生から、そして今も夢中になっていることがあります。それは、とにかく楽しくて、やりがいがあります。私にとってストレス発散にもなるのです。そう、それはバレーボールです。
バレーボールは、サーブ、レシーブ、トス、スパイクで相手のコートにボールを返せばいい。ただそれだけです。しかし、その1ラリーが短かったり長かったり。意地でも自分のコートにボールを落とさないようにする。それがとても楽しいのです。しかし、それは一人で出来ることではありません。最低6人いなければ、試合はできません。そして、コート内の6人の気持ちが同じじゃなかったら勝てません。しかし、みんながみんな同じ気持ちをもつことは難しいのです。
敬和に来て、バレーボール部に入り、最初びっくりしたのは人数が少なかったこと。しかし、だからってバレーボールをやめるつもりはありませんでした。大会は普通に出れるだろうと思っていました。私にとって部活に入っていて、大会に出ないということはありえなかったからです。しかし、今年の春の大会、女子バレーボール部は大会に出られなかったのです。頑張れば出られました。しかし、私は何も言えず、ただただ悔しい思いをしました。そして、バレーボールをやりたいのに、目標が無いままバレーボールをやる意味が分らなくなりました。男子バレーボール部の相手にならなければいけない。その思いだけでバレーボールをやっていました。しかし、男子が「練習試合に行ってくる。」と言っているのを聞くと、悔しくてなぜか泣いていました。その時、「次の大会は出る。」と、そう心に決めていました。
3年生にとっての最後の大会に出ないわけにはいかない。その思いで、1年生と2年生に声をかけ、やっとの思いで人数を集めました。初めての部長としての立場での大会。部長をするとは思っていなかったので、最初は不安しかなかったのですが、大会が終わった後、3年生のみなさんが、「楽しく終われて良かった。バレーボールをやっていて良かった。」と言ってくださり、涙が止まりませんでした。そして、大会が終わった瞬間、私は次の大会のことを考え始めていました。夢中になれることがあることで、日々の生活は楽しくなると思います。
みなさんは今、夢中になれることや、やっていて楽しいことはありますか。1つでもあれば、日々の生活が今までより楽しくなると思います。ぜひ、探してみてください。