大望館にはいくつかの伝統があります。今回はそのひとつを紹介します。
大望館の伝統その一、「開寮・閉寮礼拝は制服で行く」
4月4日(日)寮が開放されて、4月5日(月)開寮礼拝が行われました。チャペルには制服でビシッと決めた大望生の姿がありました。いつ始まったのか記憶は曖昧ですが、大望生は「これは伝統だ」と誇りを持ち、ここ数年継続していることです。毎週日曜の全体礼拝は「寮着」と言われるジャージなどで参加していますし、真夏日の各館礼拝はまず服を着るところから注意するほどです。しかし、この開寮・閉寮礼拝だけは大望生全員が制服を着て参加しています。始めと終わりのケジメをつける、行動で示して背中で語っていこう、そんな想いで主体的に取り組んでくれています。その雰囲気が各館礼拝でも感じられるようになってくるほど、礼拝の時間を大切にしています。そんな彼らを誇りに思います。
今年度もコロナ対策のため様々な制限がある中で寮生活を送ります。「そんな彼らにちょっとした気分転換を……」と思い、普通のフリスビーとXジャイロと呼ばれる最大180m飛ぶ筒型のフリスビーを購入しました。しかし、1時間後にXジャイロのひとつは激しく着地して壊れてしまい、もうひとつは投げすぎて屋根に上がって取れないと報告を受けました。「買ったばかりなのに1時間で!?」と思いましたが、素直に謝りにきたので許します。やってしまったら素直に謝ることが出来る、そんな彼らも誇りに思います。
今年度も大望生と共に歩み、共に成長していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!