【聖句:コリントの信徒への手紙Ⅰ 12章 4節~6節】
賜物にはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ霊です。 務めにはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ主です。 働きにはいろいろありますが、すべての場合にすべてのことをなさるのは同じ神です。
今年も寮祭がやってきました!
2026年度がスタートして早くも一か月。新入生たちは新しい環境の中でさまざまな出会いを経験しながら、2年生の先輩たちと共に、寮祭「お楽しみ会」の出し物を全力で準備してきました。そしてついに、その寮祭当日を迎えることができました。
2年生は、はじめて後輩を迎えました。チームとしてさまざまな課題に向き合いながら、1年生を支え、リードし、共に準備を進めてきました。また3年生は、寮全体を運営し、寮祭を円滑に進行するために、各委員会で、何度も話し合いと準備を重ねてきました。
「立食パーティ」では、いつもとは少し違った雰囲気の友愛館に、寮生のご家族の皆様、そして学校の教職員とそのご家族の皆様をお招きしました。美味しいご飯を囲みながら自然と会話も弾み、笑顔あふれる楽しいひとときを過ごすことができました。会場準備からおもてなしまでを担ってくれた3年生の手際の良さには、本当に「あっぱれ」です。
礼拝では、本校社会科教員であり飯豊クラス担任でもある阿波加寛先生が『ひっくり返らないオセロを探して』と題して、お話をしてくださいました。阿波加先生は、高校生時代の3年間をこののぞみ寮で過ごされた卒寮生でもあります。寮生時代のユニークな仲間たちとの思い出や当時のくだらない遊び、仲間と交わした「俺らって変わらないよな〜」という何気ない会話について語ってくださいました。そんな日常の会話から、「変化していくもの」の中にそれでも絶対に「変わらないもの」があるということについてお話してくださいました。
自分の中にある「絶対に変わらないもの」。それは、自分では嫌だと思っている部分かもしれないし、弱さだと感じているものかもしれません。変えたいと思っても、なかなか変わらない。けれど、誰もが持っているそんな「変わらなさ」こそ、その人らしさであり、その人の魅力なのではないか――。そんなメッセージが心に残りました。「おもしろい人間になりたい」。そう思う時、自分の欠けているように感じる部分や、変えられないものを大切にすることこそが、本当の意味で“その人らしさ”につながるのかもしれません。人は一人ひとり、“ひっくり返らない”それぞれの賜物を持っている。だからこそ、みんな面白いのだと感じました。
阿波加先生のお話を通して、のぞみ寮でみんなと共に生きることの誇りを改めて実感させられました。寮生活の中では、日常のくだらないことの中にも愛があり、何気ない日常の中にも発見や素晴らしさがあります。そして、みんなと共に生きることで、自分自身の「面白さ」も生かされていく。そんなことを感じた礼拝でした。
こうして、今年も寮祭の礼拝のひと時を持ち、皆で共に阿波加先生のメッセージを聞き、祈りの時間が持てたこと、本当に嬉しく思います。
なお、今年度の寮祭で集めた献金は、世界の子どもたちを支援している Save the Children のためにお捧げします。皆様のご協力、誠にありがとうございました。(神﨑)



