【聖句:マタイによる福音書18章20節】
二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。
多くの寮生が帰省しているゴールデンウィークの中日、テントサウナを開催しました。今回はテントサウナを所有し、各地でサウナの企画もしているTKさんというテントサウナのオーナーさんのご協力の下、開催することが出来ました。本当にありがとうございました。テントサウナの設置だけでなく、水風呂も設置され本格的な「ととのい」体験をさせていただきました。参加してくれた生徒たちにとってはテントサウナは初体験です。テント設営段階から興味津々になって準備を手伝う姿が見られました。3年生のH.K.君は「サウナには入らないけど、テント設営と薪割りをしてみたい」と自ら手を挙げて手伝ってくれました。テントサウナはテント内に薪ストーブを設置して内部の温度を上げていきます。それに使う薪はH.K.君が全てベストなサイズに割ってくれました。準備を進めていると参加する1年生もぞろぞろやってきます。気付くと、福岡出身のO.S.君は、テントサウナ内でロウリュウ用のハーブを黙々と丁寧に擦り棒を動かしながらは止め、「あー良い匂い」と言いながら擦っています。また、グラウンド前の桜の木の下にはミントが群生していることもわかり、そのミントを使ってミント水風呂も実現しました。
準備が完了し、テントサウナのオーナーさんからもサウナの入り方のレクチャーを受け、いざサウナへ。テントサウナの温度は普通のサウナよりも熱いんじゃないかってくらい温まっており、本格的です。また、内部には散水ホースが延長されており、入っている最中苦しくなったら水を被ることもできる仕様になっていました。「熱い、熱い」といいながら、水を被り。1分後にもジャー。30秒後にもジャー。段々と水を被る間隔が短くなってきます。「ギリギリまで我慢してこそのサウナ。それ意味ないって。はい、これは一回俺が持っときます」と散水ホース使用制限がかかります。ギリギリまで我慢して、水風呂に入り、「あー」という声が響きます。5月の心地よい風も感じながら、外気浴をしながら気持ちよさそうに目を閉じて休憩をしていました。そこにすかさず、サウナには入らないと宣言していたH.K.君がシンギングボウルという楽器を響かせ、外気浴している友だちの耳元に近づけたりと、テントサウナのオーナーさんと一緒に協力しています。まるでオーナーさんのお付きの方のような動きをしてくれていました。
時間目一杯、楽しむことができ、片付けを終えたときには雨が降ってきていました。今回テントサウナをしているオーナーさんに3年生のF.N.君が「どんな仕事をしているんですか?」などさまざまな質問をぶつけている姿がありました。知り合ってばかりの大人に話しかけ、会話に花を咲かせることのできるこのコミュニケーション能力はさすがです。
初めての体験を皆でするということ、また校内でテントサウナができるのは寮生にしか出来ない事だなと感じます。この体験価値というものを一つひとつ積み重ねること、共同で何かを共有するということを続けていくが「共同体」になっていく上で大切なことなのかもしれません。(菅田)
