涼しくなったと思いきや、まだまだ残暑は続きます。そろそろクーラーなしで寝れるかと思いきや、台風の影響でしょうか?やばいぐらい寝苦しい夜が続きました。去年までは、ホールにしかなかったクーラーが寮務室にもついたおかげで、館内にあるソファーをかき集めベッドかわりにして寝ます。学年関係なくこんな感じで、手が当たろうか、足が当たろうが寝ます。こんな状況で寝れるなんて何とたくましいことか。彼らはおそらくどこに行ってもぐっすり寝れるのでしょう。何とうらやましいことか。
新しい仲間が光風館に加わりました。先週1週間の寮体験を経て、日曜日から光風館の一員となったのです。そもそも1年生は10名入寮してきたのですが、残念ながら1名退寮し、9名になってしまっていたところからの入寮という事で、これはうれしい限りです。
寮生活は、家で過ごすのと比べれば、やっぱり大変なところかもしれません。特に、敬和学園は色んな課題を持った生徒が入学してきて、そんな生徒が思い切って入寮してくれます。順調に過ごせていたと安心していても、時として心が折れてしまうことも多々あります。その結果、退寮という選択をする生徒がいることも事実です。しかしながら、多くの寮生たちは、仲間に支えられながら、毎日を過ごしています。大変だからこそ、味わうことのできる喜びがたくさんあります。その喜びを、みんなで共有しながら、しっかりと歩んでくれることを信じたいです。子供たちの持っている力は、いつも私の想像以上のものです。
そして、ここでの生活を終わってみたときに、本当にその選択が良かったのかわかるのだと思います。終わってみたときに、後悔なんてあるわけないのが、のぞみ寮での3年間です。