のぞみ寮では世代交代が始まっています。諸事情で全員が揃っていなかった光風館は、「全員が揃うまでは新しい委員会を決めたくない」という、光風生の強い意志を尊重し、他の館に遅れること一週間。先週の木曜日に新しい委員会の選挙を行いました。
前日の水曜日に2年生がミーティングをして、誰がどの委員会に立候補するかの確認をします。翌日の選挙で、全員からの信任が得られれば、晴れて希望する仕事につけるというわけです。別に、教師が決めたわけではありませんが、一人一役が彼らの中では当たり前になっており、どの委員会に何人必要なのかも彼らが話し合って決めます。
立候補した光風生は、前に立って決意表明をし、その後、質疑応答になります。「今の君にその仕事が務まるのか?」そんな意の込められた、ストレートな意見をぶつけられることもあります。気心知れてるだけに、学校の教室ではありえないやり取りが行われ、まるで学園ドラマの一幕を見てる気分にさせられます。
さあ、新たなスタートどんな館を作ってくれるのか?彼らに期待したいです。