2019年5月20日月曜日

光風 15号

 ゴールデンウィークの真っただ中のことです。信田前寮長から電話をいただきました。このホームページを楽しみに見てくださってるという事で何よりの私へのご褒美です。当然、私と張り合ってる(もしかしたら相手は張り合ってると思ってないかもしれません)女子寮のあっちの館のページも楽しみにしてるそうですが、あっちの方はあまりにも更新されるので「ありがたみ」がない。なんてお言葉をいただきました。そうですよね!あまりにも更新してしまうと当たり前になってしまうので、光風館のペースぐらいがいいんですよ。と自分に言い聞かせております。

 しかしながら、何人もの保護者に「楽しみにしている」と声をかけられるので、私も楽しく書かせてもらっています。ついでに先日の電話で、信田前寮長には「澤野節」が足りないんじゃないかと、貴重な助言をいただきました。あまり「澤野節」を出してしまうと、調子に乗りすぎてしまい、お詫びの電話をかけることになりかねないんです。約10年前は、私も若く未熟だったので、信田寮長が調子に乗った私の文章に込めている私の思いを、保護者に上手に伝えてくれました。あれからもう10年。もうそうはいきません。同じことがあっては、恩師の顔に泥を塗ることになります。でも、助言はありがたく頂戴し、ちょっとずつ攻めてみようかと思っています。

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礼拝のお話

光風館1年 I・I君(新潟市出身)

「相談することの大切さ」

 今回僕が話すのは、今までの自分の考え方について話します。僕は、ゲームと卓球が好きです。しかし、誰かにそのことをバカにされたら、僕は頭にきます。皆さんだったらどうでしょうか。

 今まで、僕はバカにされて頭にきても、我慢していました。なぜ我慢してきたかというと、僕の好きなものをバカにする理由を聞いてないからです。その理由を聞いて僕が納得できなかったら、相手のことを怒っていました。理由を聞かずに、すぐに怒るという行為は間違っていると思います。また、相手がバカにしてきたからと言って根に持つ人もいると思います。僕は、根に持たないように、何とか自分の中で解決できるように努力してきました。しかし、うまくいかない時は、自分のことを否定された気分になり、相手を責めることもありました。

 今までは、自分の中で解決できてきましたが、そうでない時はどうしたらいいでしょうか。皆さんだったらどうしますか?先日僕は思い切って先生に相談してみました。すぐに解決できました。一人で抱え込むのではなく、相談することの大切さを身にもって体験しました。皆さんとも相談し合える関係を作れると信じたいです。

 

 一年生の礼拝のお話がスタートしました。テストと重なって大変だったと思います。それでもきちんと準備をしてくれていました。しかし、トップバッターの、(寮祭劇で女装をしなくてはならなく、めぐみ館にいるお姉ちゃんのスカートを借りたけど、細すぎて履けず、仕方ないから、自分は下着もはかないで、いわゆる“フ○○ン”ってやつで、お姉ちゃんのスカートをはいて劇を演じ、そのまま洗わずにお姉ちゃんにスカートを返却した)大阪府高槻市出身のK希君。せっかくお母さんに自分の名前の由来を聞いて、iPodに保存していたお話を消してしまい、直前まで大慌て。結局、初めてのお話は、自分がせっかく作ったお話を消してしまったという事実をお話にしただけになってしましました。次の順番に大いに期待したいと思います。 

 

 

 

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 夕食後から礼拝までのひと時です。バスケを楽しんだり、漫画を読んでいたり。それにしても、漫画の充実ぶりはすごいものがあります。特に重宝されているのは、元光風館生でありながら、寮務教師、宗教主任を経て、現在は沖縄で活躍されている野間先生の贈ってくれたワンピース。ここに住んでいると、漫画喫茶なんて必要ありません。

 

 

 

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 彼らが集まれば何でも遊びに変わります。ちなみにこれはゴミ出しの様子です。でも、ごみは一袋しかありません。そのたった一袋のゴミ袋をわざわざリアカーで持って行く?と思いきや、突然ジャンケンが始まります。勝った人がリアカーに乗ります。誰がどう見ても、リアカーで遊ぶついでのゴミ出しです。そういえば、このリアカー修理に出したばっかり。そりゃこんな使い方していたらガタがくるはず。しかし、何でも遊びにする寮生のおちゃめさにちょっとホッコリする一幕でした。