一足早くに暑さの到来。疲れも見られますが、ひとりひとりが目の前のやるべきことに誠実に取り組んでいる姿に頼もしさを感じています。フェスティバル本番まであと1週間です。様々な課題にぶつかりそれぞれに考え、知恵を出し合い、力を注ぎ合いながら活動しています。大きな責任を担っている3年生のめぐみっ子たちも多くいます。その姿を間近で見ている1,2年生達には、大きな憧れとなって伝わっています “私たちも、そうなりたい!”先輩たちの存在は憧れであり、エネルギーであり、自分の目標にもなっていきます。特にフェスティバルの活動を通して強く感じるようです。私も側で応援する毎日です。見守ることしか出来ませんが、一つ一つの歩みが糧になっていくようにと祈る日々です。
先日卒業生が遊びに来てくれました。近くに来てほんの少しの時間を利用して立ち寄ってくれたようです。久しぶりに会う卒業生との会話は、にぎやかに弾みました。めぐみっ子たちも大喜び。「めぐみ館で過ごした時間が大切な時間だったこと」をめぐみっ子たちに話してくれています。めぐみっ子はもちろん、卒業生もエネルギー補給が出来た時間でした。
離れていても、私たちはそれぞれに繋がって生活していることをあらためて感じる時となりました。限られた3年間の月日をどのように歩んでいくか。様々なチャンス、出会いを大切にして、のぞみ寮生、そしてめぐみっ子たちとの日々の交わりを感謝しながら、共に歩んで行きたいと思います。(小菅)
実習生を迎えました。46回生の卒業生です。めぐみ館で過ごした先輩です。3週間共に生活をします。先輩との交わりを通して、互いに恵みの時間を過ごしてほしいと思います。写真は、実習初日のサプライズ歓迎会の様子です。
礼拝のお話
「幸せの考え方」 3年E.R
この世界にお金が存在しなかったら、どうなるのだろう。と考えました。働くものすべてボランティアで、人間が助け合う精神しかなくて、そんな世界だったらどんなに幸せなのだろうと思いました。力のある人が木を切ったり、布を縫える人が服を作り、きっと争いもケンカもないはずです。ですが現実的に考えたら、そんなことは絶対に無理ですよね。人間は面倒くさいもので、自分さえよければいいという人もたくさんいるし、働かなくてもいいのなら楽をしていたいはずです。毎日様々なことが起こっているこの世界を、どうしたらどの国も平等にご飯が食べられて、寝るところもある世界になるのかなとずっと考えていますが答えは分かりません。
今の時代はお金があれば幸せという考え方が多いです。お金があれば自分の好きな物も買えるし、好きなところへも行くことが出来ます。ですがそれが幸せとは限りません。好きなものが手に入ったとして、そしたらもっと良い物が欲しくなるはずです。自分の欲しいものが手に入らなくても、行きたいところに行くことが出来なくても、身近に自分を助けてくれる人がいるだけで幸せを感じることが出来たら、世界がもっと平等で幸せになるかなと思いました。私のこれからの人生、助けてもらうことが多いと思いますが、私も誰かのことを助ける自分でありたいと思います。
定期テストが終わった夜は……
以前から「関西風の絶品のたこやきをめぐみ館のみんなに食べてもらいたい」と大阪出身のKさん、Mさんからリクエストがありました。第一定期テストもこのたこ焼き作りの楽しみを糧に取り組んだかもしれません?!Kさんのおうちのたこ焼きの隠し食材は、なんとサラミ!!次々に焼き上がるたこ焼きを、ほおばるめぐみっ子たち。それにしても、食べてばかりのめぐみっ子たち……。さて次回は?