2019年11月30日土曜日

のぞみ通信 2019年11月30日 第250号

今年もキャロリングの練習が始まりました!綺麗な歌声を友愛館中に響かせています!

今年もキャロリングの練習が始まりました!綺麗な歌声を友愛館中に響かせています!

 

 

 

敬和の森から生まれるアドベントクランツ ~今あるものに感謝して生きる~

寮長 東 晴也 

 敬和に赴任した当初、某先生から太夫浜の自然のことを「敬和の森」と表現されたことがあり、私は「ここが森?」と驚いたことがありました。私は山形の過疎、周囲をブナとナラ林に囲まれた、積雪3m超の豪雪地に住んでいました。春一番の生徒との労作は、雪の重みで倒れたコナラの老木をチェーンソーで切り出し、それを残雪の上を滑らせて、道まで下ろし、リアカーで自宅まで運んで、薪割りをする。そんな暮らしをしていました。▼「松とアカシアと砂しかない」これが私の太夫浜に来た時の第一印象です。春の雪解けとともに草花が一斉に芽吹き出す、しっとりとした豊かな自然から、砂とアカシアだけの単純な自然の前に、心が乾いていくような感覚になったことを覚えています。▼しかし、ここで過ごす中で、意外なほど嬉しい発見をいくつもして来ました。まず、ここはとても静かです。朝晩は殆ど人口的な音は聞こえません。朝はほぼ一年中ウグイスの鳴き声が(光風館では)聞こえます。キジが畑に遊びに来ます。キャンパスを歩くと懐かしい木々に出会います。トチや胡桃、小さいけど栗の木もあります。山形にはなかったイチジクや柊、モミの木もあります。めぐみ館ゲストハウスに引っ越した今年、銀杏、柿、葡萄の木も見つけました!太夫浜固有の樹木ではないので、昔の教職員が植樹したものです。▼「木を植える」ことほど希望に満ちた行為はありません。「桃栗三年柿八年」。植えた木が実をつけるには数年はかかります。それを期待してじっと待つ。それは、生徒と関わりつつその成長をじっと待つという、「教育の業」と似ています。顔も知らない敬和の先輩教師が植えてくれた銀杏や胡桃の実を、我が家に遊びに来る生徒たちとご馳走になりながら、私たちが出来ることを考えました。▼数年前から卒業生のU.Aさん(燕市)が、寮の全体礼拝で使うアドベントクランツ(待降節に灯される常緑樹で飾られた4本のろうそく)をボランティアで寮生有志と作りに来て下さっています。敬和学園内にはそれにふさわしい木や木の実が沢山あるのです!ここの自然と触れ合い、私たちにしか出来ない「敬和オリジナルアドベントクランツ」を作り、先生方に買って頂き、困っている人達に献金するというプロジェクトです。今年は台風の被災地支援に充てる予定です。▼無いものにばかり目を向けると不満しか出て来ません。「今ここ」で出来ることを感謝しつつやる。それが私の「置かれた場所で咲く」ことです。今朝、爽やかな朝陽を浴びながらチャペルに向かう寮生が「この天気好き~!」と。私には天使の声に聞こえました。今、私に与えられているものに目を向け、感謝しつつ、クリスマスを迎えたいと思います。

 

 

 

< 寮生リレー ◇世代交代 各委員会テーマ◇ >

 

食事委員会『 □食 』

K.M(めぐみ館2年 福島県)

 食事委員会の新しいテーマは「□(四角)食」です。

 突然ですが、みなさんに考えていただきたいことがあります。今の私たちの食に関する問題点や理想を考えた時、この□(四角)の欄に漢字一文字を当てはめるとしたら、どんな漢字が入りますか?そして、完成する熟語は何でしょうか?

 私たち食事委員会は、この問いに対して、問題点としては「欠食と残食」、理想は「完食」と答えます。今、第一に考える問題は「欠食」だと思っています。嫌いな食べ物が盛られたプレートは取らないという人がいますが、これは残食以前の問題であると思っています。

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メニューは北海道の郷土料理!

 みなさんが取らなかったおかずは、厨房で捨てられていることをご存知でしょうか?私はよく「今日は50皿もプレートが余っていたよ」という話を耳にします。つまり、その日は残食用のバケツに捨てられたおかずとは別に50皿分の食べ物がそのまま捨てられるということです。その大量の残飯を捨てているのは、ご飯を作ってくださっている調理員さん達ご本人なのです。みなさんは、この事実を聞いてどう思うでしょうか?
 私たち食事委員会は、新テーマを「完食」と読みたい、そう強く思っています。今、問題としてある欠食や残食というものを無くし、完食という目標を達成させるためにはみなさんの協力が必要です。もし苦手な食べ物がメニューに出たとしても、少し量を減らしてもらってください。ひと口だけでもいいので食べてくれると調理員さんも嬉しいと思います。
 これらの問題解決に取り組み、みなさんが楽しく食事が出来るように一生懸命努めていきます。ぜひ、欠食・残食・完食という言葉を忘れずに、明日からも美味しいご飯をいただけることに感謝していきましょう。

 

 

 

生活規律委員会

『 ばれなかったらいいや そんな考え甘ったれんな!
  
ここではみんながディズニーキャスト これがのぞみの掟 』

H.N(みぎわ館2年 兵庫県)

 突然ですが、なぜルールがあるのか、考えたことはありますか?この問いは生活規律委員会でテーマを決めるにあたり、私たちも考えました。この問いの答えは「良い集団を作るため」だと私たちは考えます。

 学校や寮にはたくさんのルールがあります。例えば、土足やピアスはしない。男子はネクタイを着用する。女子は化粧をして登校しないなど、様々なルールがありますよね?みなさんは果たして、それらのルールを守ることが出来ていますか?「ばれなかったらいいや。1人だけだったら……」などと甘い考えを持っている人はいませんか?

 生活規律委員会の新テーマは、「ばれなかったらいいや そんな考え甘ったれんな!ここではみんながディズニーキャストこれがのぞみの掟」です。

 これを聞いて「ちょっと長くない?」と思った方も多くいるでしょう。それは、それぞれの館の生活規律委員が持ち寄ってくれた案を詰め込んだからです。「ばれなかったらいいや」そんな甘ったれた考えとは今日でおさらば!生活規律委員はのぞみ寮をより良くするために新たなルールを作り、それを私たちだけでなくみなさんにも守ってもらい、最終的に甘い考えを無くしていきたいと考えています。そのためには、みなさんの力が必要です。寮は一人でも欠けてしまうと成り立ちません。ディズニーキャストさんのように一人一人に大切な役目があります。ディズニーランドやディズニーシーがいつも夢の国であり続けるのは、キャストさんたちの地道な努力があってこそなのです。この1年、思いやりのあるディズニーキャストになりきってみてください。そうすれば、みんなが過ごしやすい楽しい寮生活になるでしょう。

 最後に、より実りのある豊かな寮生活を送っていただけるよう、生活規律委員一同、一生懸命頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

初めて開催したナイト入試説明会で労作をしてくれました!

初めて開催したナイト入試説明会で労作をしてくれました!

 

 

 

礼拝委員会 『 心のねぐせを直すひととき 』

M.K(光風館2年 東京都)

 礼拝委員会の新テーマは、『心のねぐせを直すひととき』です。

 みなさんは、礼拝の時間をどのように過ごしていますか?私たち51回生礼拝委員会は、礼拝の時間で自分自身を見つめ直す時間、また自分の周りを見つめ直す時間にしてほしいと考えています。イヤなことがあっても仲間のお話で新しい発見をしたり、安心してホッとしたりする時間にしてほしいと願っています。

 私たち礼拝委員会はまだ始まったばかりですが、ぶつかった問題に力を合わせて解決しています。これからは礼拝の時間を大切にしつつ新たな取り組みもして、51回生らしい礼拝を作っていきたいと思います。

週末特別企画のヨガ教室で汗だくです!

週末特別企画のヨガ教室で汗だくです!

 

 

 

整美委員会『 あなたの掃除はどこから?私は心から!もう一度集まれ掃除の心 』

K.K(光風館2年 柏崎市)

 整美委員会は各館での仕事が多く、「もっと4館で連携してのぞみ寮生みんなで何か取り組みが出来たらいいなぁ」と考えました。また、私は委員長として「掃除をするという心を大事にしてほしい」と委員会で話をしてきました。それらの私たちの思いや目標をテーマとしました。

 整美員会の新テーマは、「あなたの掃除はどこから?私は心から!もう一度集まれ掃除の心」です。

 もう一つ、お話ししたいことがあります。みなさんがきっと疑問に思われているであろう整美員会のポスターの絵。そう、新テーマと一緒に描かれているのはトイレの絵です。なぜ、トイレの絵を描こうと思ったのか。

  ある歌のワンフレーズが思い浮かんだのです。

 ~「トイレの神様」(熱唱)~

 「トイレには、それはそれは綺麗な女神様がいるんやで」という歌詞があります。トイレ掃除が苦手な少女が、おばあちゃんにトイレ掃除を続ければべっぴんさんになれると言われ、日々少女はせっせとトイレ掃除をするという歌です。掃除をしてべっぴんさんになれるということ、「べっぴんさん」という言葉は様々な意味を暗喩していると私は思います。特に人間性のことを示しているのではないでしょうか?雑に扱われる物や場所こそ綺麗にするという心を持ってほしいと思います。

 そして、私は整美委員長として目標とする掃除の心を示すために、自ら進んで掃除をしようと思います。毎週全体礼拝が始まる前に、友愛館のトイレ掃除や玄関掃除をしようと思います。ぜひ、みなさんも一緒にトイレ掃除をしませんか?

 これからも私達の活動を見守ってください。

寮体験プログラムに参加した通学生を大歓迎!

寮体験プログラムに参加した通学生を大歓迎!

 

 

 

 

リサイクル委員会『 燃えるゴミ?いいえ プラゴミです ~資源は有限 俺は無限~ 』

M.M(大望館2年 燕市)

 今年のリサイクル委員会のテーマは「燃えるゴミ?いいえ プラゴミです~資源は有限 俺は無限~」です。

 今回リサイクル委員会のテーマを決めるにあたって、今、各館で起こっているゴミの問題について話し合ってみました。すると、すべての館共通で「分別が出来ない、または甘い」という意見が出てきました。昨年度のリサイクル委員会のテーマは「分別」でしたが、やはり分別が出来ないというのは、大きな問題だと思います。それに加え、「ゴミを捨てるべきところに捨てられない、いわゆるポイ捨てがある」という現実もあります。そこで、今年度も分別をしっかりとするということを続けて取り組んでいきたいと思います。

 また、館内のゴミもそうですが、館の周りにも捨てられているゴミの掃除もしたいと考えています。

体育館貸し切りのスポーツ大会は寮生の特権です!

体育館貸し切りのスポーツ大会は寮生の特権です!

 さて、話は変わりますが、みなさんは身の回りにある物、例えばペットボトルだったり、筆記用具だったり。これらの物を作る際、素材はどこから来るのか、考えたことはありますか?これらは決して何もないところから人が作っているわけではありません。これらは、自然物から作られています。石油危機などの言葉があるように、自然物には限りがあるのです。有限だということなのです。リサイクルをせずにただ燃やし、そしてそれを埋める。これを繰り返していれば限りある資源がどんどんと減っていきます。しかし、リサイクルをすることによって資源が尽きるのを遅らせることが出来ます。今、ここにいるみなさんがしっかりと分別をすることによって、七十数億分の二百ほどですが塵も積もればなんとやら……。自然を、そして未来を守れるかもしれないのです。
 普段目立った活動をしてないように見られがちなリサイクル委員会ですが、実は自然を、そして世界を守るという使命のもとに活動しています。
 みなさんも「俺だって世界を、そして未来を守れるかもしれない」という無限の可能性を信じて、一緒に分別に取り組んでいきましょう。

 

 

 

 

行事委員会『 カメラを止めるな! 笑いを止めるな! 行事を止めるな!』

H.H(大望館2年 三条市)

オープンスクール前日に飾りつけをしてくれました!

オープンスクール前日に飾りつけをしてくれました!

 私たち行事委員の新しいテーマは「カメラを止めるな!笑いを止めるな!行事を止めるな!」です。
 このテーマに決まるまでたくさんの苦労がありました。私たち行事委員はそれぞれ主張が強くて意見がまとまらず、誰も手に負えませんでした。脱線のオンパレードで話し合いにならず、集まっても雑談で終わってしまうこともありました。
 そこで、私は「みんなが楽しんでいる姿をアルバムにする、カメラのような委員会にしたいね」と提案しました。そこから「じゃあカメラを止めるな!にしよう」とテーマが決まっていきました。
 私たち行事委員は、行事をやる中で笑いと思い出を逃さないようなカメラになりたいと思います。
 このポスターの中にあるフィルムの枠には、これから行事の写真を貼って更新していきます。これからもよろしくお願いします。

 

 

教師からの一言

山﨑飛鳥(大望館担任)

アドベントクランツ完成!

アドベントクランツ完成!

 朝も冷え込み、友愛館へ朝ご飯を食べに移動することがしんどい季節になってきました。
 「朝がとても苦手なんです」
 ある寮生は中学生の頃、ほとんど朝ご飯を食べずに登校ギリギリまで布団にくるまっていたそうです。寮に入ってからも、朝のしんどさを克服することは出来ず、何日も朝食に来ない日が続くことも……。そんな彼ですが、今まさにそのしんどさを克服しつつあります。
 「毎朝、友達が叩き起こしに来るんです。目覚めは最悪ですよ」
 嫌々ながらもどこか嬉しそうな表情でした。一人では、どうにも克服出来ない課題があっても、仲間とだったら克服出来るかもしれない。自分にとって無理難題かもしれないけど「チャレンジしてみよう」と思う。これも寮生活の醍醐味のひとつだと教えてもらいました。

 そんな彼らと共に歩んでいるからこそ、私も「彼らに負けてられるか!今日も一日頑張ろう」と心の底から思えるのです。
 来週からはテスト週間が始まります。テストが終われば、クリスマス、賛美歌発表会、あっという間に終業です。3年生との過ごせる日々もあとわずか。一日でも多く笑顔でいられますように、歩んでいきましょう。



2019年11月29日金曜日

めぐみ館 32号「みんなで食べたら0カロリー?!?」

 「ホームページに掲載されためぐみ通信見ました。“共に味わえる喜び”みんないい表情で幸せな気持ちになりました」と声をかけてくれためぐみっ子がいました。先週末は予定通りに“餃子パーティー”が開催されました。企画のFさんの呼びかけに作り手が事務室に集まってきました。Aさんの包丁使い、包み方にみんな目を奪われながら、にぎやかに野菜たっぷりの150個の餃子が完成しました。「みぎわ館へも届けよう!」と声があがりおすそ分け。「みんなで食べたら0カロリー」の合言葉も飛び出し大笑いしながら、アっという間に完食!!エネルギーも充填、今日から第4期定期テスト1週間前です。心も体も整えて健康でテスト準備に取り組んでいきましょう。(小菅)

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~のぞみ寮“キャロリング隊”の練習が始まりました~

 キャロリング隊は各館の有志で結成されます。12月上旬、お世話になっている教会、近隣の施設を訪問させていただき、クリスマスの讃美をプレゼントします。クリスマスを祝福できる恵みに感謝です。



2019年11月28日木曜日

今週ののぞみ寮 第108号「もうすぐ12月がやってきます。」

 先週火曜日の夕食は、待っていました郷土料理!今回は北海道の郷土料理でした!エスカロップという根室発祥の料理が登場。「エスカロップ?」名前を聞いても、、、?。ハスカップは知っているけど……と、どんなお料理かと楽しみにしていたら、カツレツにデミグラスソースがかかった洋風のお料理でした!お肉は柔らかいし、カツにデミグラスソースとは!……( *´艸`) エスカロップについて調べてみると、1960年代に北海道根室で考案されたらしいです。地元の漁師たちの「早く食べられてお腹が満腹になるメニュー」の要請に答えて考え出されたのが最初とのこと。当初は、カツレツをナポリタンの上にのせていたというエスカロップ。今や、根室市内では知らない人はいないB級グルメだそうです。そして、この日は、北海道と言えば…の有名お菓子、「〇〇―サンド」も登場。寒くなってきたこの季節、石狩汁で体も温まりました。いつも美味しいお料理を作ってくださる調理員さん、本当にありがとうございます!(小林)

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nozomi0108_05 さて、気が付けば11月も第4週目に入りました。今週火曜日からはテスト一週間前となります。テスト、そして寮クリスマス、賛美歌美歌発表会と冬休み前の行事が立て続けにありますが、心と体が健康に守られて冬休みまで過ごせますことを祈ります。
 次の日曜日(12月1日)からアドヴェントが始まります。今年も講師の先生二人(卒業生のU田さんと、寮長先生の奥様)をお呼びして、アドヴェントクランツ(もみの木や松などの常緑樹の枝でリース(輪)を作り、リースの中心に4本のキャンドルを立てて作ったもの)を作りました。めぐみ館の女の子2人(Y.MさんとS.Kさん)と光風館の男の子(N.K君)が、クランツ作りに参加しました。敬和の敷地内には自然の植物がたくさん植えられています。松ぼっくり、ヒイラギの葉っぱや実も敬和の敷地内で採れるものです。自然の恵みは神様の恵みだなと感謝しつつアドヴェントを過ごし、今年も素敵なクリスマスを迎えたいなと思いました。(小林)

 

 

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みぎわ館 72号《女子寮合同ハロウィンパーティ》

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 11月14日(木)、女子寮合同のハロウィンパーティを旧ランチホール(人工芝が敷いてあるのです!)をお借りして行いました。その週初めからめぐみ館に寮体験をしに来てくれていたIさんを囲んで、女子寮合同で何かやりたい!と行事委員が発案・企画・運営してくれ、そりゃもう大爆笑のとっても楽しいイベントとなったのです。ハロウィンパーティというより仮装しての運動会と言った方がいい感じでした。館も学年も混ぜて4チーム(それも事前に行事委員がチーム組みしてくれていたのです!)作り、障害物リレーのようなものが1種目目でした。バットを軸に10回まわってから10Mほど先に待つ仲間のところまでバトンを繋げます。次はスプーンにピンポン玉を載せて10M先まで。次はパン食いならぬお菓子食いをしてゴール。これのおもしろかったこと!見ている小菅先生や私は涙が出るほど笑わせてもらいました。めぐみっ子もみぎわっ子も勝負となると目の色が変わります。恥ずかしがったりする人は皆無で、真剣そのもの。真剣にぐるぐるバットをし、ふらふらしながら、時にひっくり返りながらバトンパス。スプーンでピンポン玉も落とした時のあの悔しそうな顔!(笑。こうやって記事をかきながらでも思い出して笑ってしまいます!笑笑)お菓子食いの絶妙な高さに四苦八苦するみんな(笑)。もう本当に面白かったのです。

migiwa0072_01 2種目目はリレーです。リレーって言ったって体育館の1/6くらいの広さのところで、そう走れないでしょ。盛り上がるのかぁ……。なんて思ってしまって、ごめんなさい!これまたとってもとっても面白く、おなかを抱えて笑って、泣いて笑って、応援させてもらいました。短い1週だから丸~く走っている感じなのですが、みんなの早いこと、必死なこと(笑)!そしてその応援合戦のすごいこと!!(笑)。こんだけ応援されたら、走り甲斐もあるわけです。この運動会は映像でお見せしたかった!と思うほど、白熱。爆笑。大爆笑!だったです。その後はせっかく仮装してきたのですからと、ファッションショーを行い、仮装MVPも表彰されていました。みぎわっ子も気合を入れて仮装してきていましたが、仮装MVPはめぐみ館のMさん。誰も異論なき受賞でした!おめでとうMさん(笑)!
 ひんやりしていた夜の旧ランチホールが、一気に熱くなったハロウィンパーティの運動会。みんなで走って、息上げて、汗かいて、笑って……。最高の夜となりました。行事委員の4人さん、本当にありがとう!当日は放課後4時半から夕食までずっと準備に取り掛かってくれていたのだそうです。その前の企画から本当にたくさんの時間を使って準備してくれました。感謝です。想像を超えた素晴らしい行事でしたよ!!



2019年11月27日水曜日

みぎわ館 71号《みぎわ館でハロウィンパーティ》

 10月31日に、みぎわ館でハローウィンパーティを行いました。2年生がみぎわ館運営の主軸を担って初めての2年生企画行事。2年生みんなで話し合い、企画し、事前準備し、買い出しに行き、自分の時間をみんながたっぷり楽しんでくれますようにと祈りながら使ってくれていました。その祈りが通じたのか、とっても素敵なパーティとなりました。2年生たち、本当にありがとう!とっても楽しかったです。

 このパーティを行うにあたって2つの約束事がありました。1つ目は仮装してくること。2つ目は、アイポッドタッチは終わるまで使わない事、です。この二つの約束、ナイスだなぁ!と思わされました。みんなが同じ時間を一緒に楽しんでいるといつも以上に強く感じられたからです。特に2つ目のアイポッドタッチの使い方については、各自で写真を取ったりしていれば、それが中心となってしまいバラバラで寂しいパーティになっていたのではないかと思います。この約束事を設定できた2年生たち、やるな~!

migiwa0071_01 パーティではゲームをし、おいしいものを食べ、仮装を披露し……。みぎわっ子が集まると、食べることが必須になっている感は否めませんが、ま、みぎわっ子らしくていい!ってことにしておきます(笑)。
 2年生たちはこの企画で、人のために働く喜びや、人に喜んでもらいたくて働いていることが実は自分たちの喜びそのものであることに気が付いたのではないでしょうか。これからどんどん、人のために働く機会がやってきます。自分のやりたいことばかりではないでしょう。どんな時でも仲間と協力し合って、ステキなものを創り上げていってほしいと思います。いつも、祈っていますね!

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《不要衣類をカットして雑巾に…》 

migiwa0071_31 みぎわ館には部屋替えの頃になると「リサイクルBOX」なるものが出現します。部屋替え前後1週間ずつくらい、みぎわ館1階にデーンといるわけなのですが、このリサイクルBOX、みんなの不要な衣類が入れられています。サイズがちっちゃくなっちゃったからなのか(笑。いっぱい食べるからなぁ!)、理由は分かりませんが「まだ着れるじゃない!」と思うものから、「こんなのどうやって着てたんだ!」(サイズもデザインも!)と突っ込みたくなるものまで様々な衣類が投入されています。その宝箱のようなリサイクルBOXから、「いいな」と思うものがあれば自由に持って行っていいのです。それがみぎわ館のリサイクルBOXのルール。しかしいよいよ撤去となった時にもいつもまだまだ衣類は入っています。貰い手の無かった衣類たちです。いつもはそれをたたんで袋に入れて、市の古着回収に出していました。今回初めて、綿の物に関しては切って雑巾にしようと新整美委員のHさんとKさんが提案してくれ、実行に移すことに。私もがっつり一緒にやるつもりでいたのですが、気づいたら新整美委員と新リサイクル委員がとっくに着手してくれていました。すご~い!ありがとう!!

migiwa0071_32 リサイクルBOXをひっくり返し、雑巾にするものと回収に出すものと手際よく仕訳けたらカットの開始です。はさみを上手に使って、細かいところに手が届くサイズの雑巾に上手にカットしていってくれていました。時に、「あ!この服かわいい!も~らい!」とお宝を発見し大盛り上がり。意外と大変なカット作業も、カット途中の衣類をなぜか着てみたり、それでファッションショー?してみたり、面白いことをはさみながらおよそ30分ほどかけてやり切ってくれました。労作をいつも楽しいものに変えるみぎわっ子の在り方ってステキだなぁと実感させられたひとときでした。ありがとう~~~!楽しかった!