3年生念願の行事です。そもそもはこの前のテストがすぐに終わってから行う予定でしたが、色んな都合から行うことが出来ないでいました。対象年齢6歳以上の発泡スチロールで出来た柔らかい球?を出す鉄砲を使っての行事です。
高校3年生…。受験…。ついさっきまで願書を作成していた、なぜか行事の最後にいつもパンツ一丁になるS平君も参加です。そういえば、彼は館内でもしょっちゅうこの格好。もしかしたら、服を着ている彼を見ている時間の方が短いかもしれません。まあしかし、寝る間も惜しんで自己PR文作成に取り組むんでいますのでこれぐらいのお遊びは良いでしょう。明日には郵送できるそうですので、その言葉を信じます。
しかし、高校3年生。多くの受験生が暇さえあれば受験勉強をしているなか、選挙権を持っている者もいるいて、22年の4月からはこの年はもう成年とされる彼らが、小学校低学年用のおもちゃで、必死になって遊んでいます。わざわざ大きな段ボールを購入してまでのこの行事。こんな遊びを真剣に行うのも寮生だからこそなのでしょうか?ま、やるべきことをしっかりやっての遊びなので、温かく見守ります。
3連休。さすがに自宅に帰るものが増えます。しかし、部活や家に居ても暇だからと残る寮生も当然います。そんな寮生を気遣って?休みにも関わらず、担任の先生が様子を見に来てくれます。感謝です。
そしてこうして自宅に帰らない光風生のためなのか、今週はまたまた嬉しい出来事がありました。東京浅草の和菓子がD吉君のお母様から届きました。ちなみに、かの有名なテレビ番組「初めてのお遣い」で、芸者さんのお子さんが和菓子をお母さんから頼まれて初めて一人で買い物に行き、お遣い先の和菓子屋さんとしてテレビに出てました。芸者さんが、お得意様に配るためのお菓子なので、数ある和菓子屋さんから選んだ和菓子屋で、いわゆる老舗のという前置きが付くお店です。
あの番組、私は好きなんです。同じ年ごろの子どもを持つ親目線で見てしまうので、いつも涙腺も緩んでしまうのですが、あの番組でD吉君のお母様が映った瞬間、思わず「この店は、(当時まだ光風館の担任をしていなかったので)寮生の家なんだぞ!」と家族に何故か自慢してしまったんです。まさか、番組の話の流れから「Nむら」お遣い先だったりして、なんて思っていたんですが、まさかその期待通りになるとは思っていませんでした。(この話のくだりをどこかで紹介したかったんですが、今その願望が叶っております。)