1週間、寮体験をしにみぎわ館に来てくれていた通生のRちゃんと共に過ごせるのもあっという間に終わりが来てしまいました。共に守れる夕礼拝を終えた後、みんなに挨拶してくれたRちゃん。たった1週間でしたが、それでもその期間にしっかりみぎわっ子の一人になり切ってくれていた事嬉しく思います。はじける元気をみぎわ館に運んでくれたRちゃん。はきはき、大きな声の「おはようございます!」とか「ありがとう!」がみぎわ館内に響いていました。これにはハッとさせらて、改めて挨拶することや反応することの大切さを痛感させられたのは私だけではなかったはずです。Rちゃんは最後のあいさつでみんなに「本当にありがとう!」と言ってくれていましたが、こちらからも「本当にありがとう!」です。Rちゃんの存在を通していろんなことに気が付かされた、出会いの多い1週間を過ごすことができました。
《Rちゃん、寮から登校の最後の朝》
毎朝、みぎわ館の窓から顔を出し「いってらっしゃ~い!」と叫んでいる私ですが、Rちゃん最後の寮から登校の朝は3年生Mさんの面接練習に付き合っていて顔を出すタイミングが少し遅れていました。「なんか1年生集まってるね。」「Rちゃん最後だから一緒に登校するんだよ。いいね!」と先輩たちが話している声が聞こえ「何!?そんなシャッターチャンス、逃してはならん!」とダッシュで玄関へ。丁度1年生が揃ったところで(早々に出発しちゃった人もいましたが……)、集合写真をパシャっと、Rちゃんらしいガッツポーズをみんなで撮りました。その後、みぎわっ子1年生たちからRちゃんへ一緒に過ごせた感謝と喜びが寄せられたメッセージカードの贈呈セレモニーを行い、みんなで一緒に登校していきました。台風が近づいていて風の強い朝でしたが、なんだかとっても幸せな気持ちになった登校時でした。それにしても1年生たちは気づかない間にこうやってサプライズを準備していてくれるのです。ステキだなぁ!と思います。
この1週間での出会いを大切に、これからの敬和生活をお互い存分に楽しんでほしいとお祈りしています!!
Rちゃんの寮体験をしての感想をご紹介します。
「I’ll be back!!」
寮体験をしようと思ったのは、初めはただの好奇心でした。帰りが楽だな、朝はいつもより遅く起きられるな、3食敬和のご飯が食べられるな!などど考え、寮体験を決意しました。知らない先輩たちも多く、分からないことだらけの新世界に飛び込んだ気持ちでした。
初めに実感したのは挨拶の大切さです。すれ違った人、お風呂に入る時、お部屋に入る時・出る時、必ずあいさつをします。私はなんだか恥ずかしく、柄にもなく小さな声で挨拶をしていました。知らない先輩に声を掛けるのも戸惑っていました。しかしそんな私に先輩たちはしっかりと目を見て挨拶をしてくれました。それが何よりも嬉しかったです。それから、学校でも挨拶することを心掛けています。
次に母とおばあちゃんへの感謝と偉大さに気が付かされました。ホームシックになったとかではありません。ただ、してもらって当たり前だと思っていた掃除や洗濯・食事など、寮で生活をしてみると、家に帰ったらちゃんとお手伝いしようと思わされています。
最後に、他にも寮体験で気づけたことがたくさんあります。そんな貴重な経験を与えてくれたみなさん、本当に感謝です。この寮でしか楽しめない事、味わえない事、たくさんあると思います。その中の少しを体験でき、一緒に生活できたことを本当に嬉しく思います。また絶対戻ってくる!みぎわ館はそう思える場所です。