1年生たちが書初めをしていた夜がありました。年末から計画し、みんなで楽しみにしていたのだそうです。Rさんがお家からお習字セットをもって来てくれ、念願かなっての書初め大会。なんともまぁにぎやかに楽しそうにとっても温かい雰囲気で取り組んでいました。
そして、全員の作品が出そろったところで、発表会の開催です。一人ずつ舞台(椅子の上)に上り、書いた文字の紹介と、なぜその文字を選んだのかを語り、今年の目標を披露してくれていました。感心したことは、1年生にしてもうすでに「聴く」ことができていたこと!一人の発表が終わったら、「イエーイ!」と拍手し大盛り上がりになります。でも次の人が舞台(椅子)に上がると、サッと静かになり、目も耳も心も身体も全てを話し手に向けて聞いてくれていたのです。これには驚かされると同時に、感激させられました。こんなこと、きっとトレーニングを受けてもなかなか出来ないでしょう。それをサラっとこなす1年生たち。寮生活の中で、聞いてもらえることの喜びを味わってきたからこそ、人にも向けられる姿勢なのだろうと思います。そして、きっと2・3年生がその見本を見せ、その喜びを味わえるように寄り添ってきてくれたのだろうと思うと、嬉しくてたまらなくなりました。
1年生の今年の目標、それぞれが実現できる1年となりますように!お祈りしています。