2013年8月29日木曜日

のぞみ通信 No.192(2013年8月22日)

一つの部分が苦しめば        
寮長 信田 智

 耐震改修工事もいよいよ追い込みに入ってきました。工事が初まってから寮の教師達は、昼間借家に避難して放課後寮に戻る生活をしていましたが、夏休みに入り、みぎわ館・大望館のライフラインが完全に遮断され、本格的な工事に入ったため、8月以降実家に帰れる教師は借家を引き払い実家に帰り、それが出来ない教師は引き続き借家住まいをしています。私は工事の責任もあるので借家を引き払い、めぐみ館のゲストルーム、めぐみの間に住まい工事を見ながら生活をしています。(めぐみの間には小黒先生が生活をされていますが、小黒先生が海外教室で留守をされるので、先生のお手を煩わせ、めぐみの間を空けていただきました。)
 私の日常は、現場と共に日常生活があり、日常生活の中に耐震改修工事があるといった感じです。その中で、細かい打ち合わせ確認事項は、工事の進捗状況に応じて随時行なわれていきます。耐震壁設置にかかる寮長宅は、和室の一室と風呂場・洗面所が解体され、見る影もありません。刈り間仕切りされた部屋も、窓は開けられず、家具はほこりと湿気で大変な状況です。生徒の居室の数部屋も全ての家具と壁が取り払われ、型枠が組まれコンクリートが打設されました。館内も工事現場そのものです。
 8月になっても梅雨が明けず、連日降ってはやみ、降ってはやみの天候で、外壁のコンクリートがなかなか乾かず、塗装が出来ないで困っている様子です。現場の所長さんによると、どこの現場も人手不足と雨に悩まされているとのことです。(長雨のために、グラウンド・テニスコートの補修も大幅に遅れ、クラブの練習にも支障が出ています。)
 それにしても、居室の間仕切り一枚を耐震壁にするには、その部屋の壁はもちろん、家具・床・天井・窓枠・上下水道・電気・ガス全ての配管配線のみならず、隣の部屋・居住者の生活全てに関わってくるのです。まさに寮生活そのものを耐震改修工事の中に見ている思いです。「一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶ。」(コリントⅠ12:26)一人の寮生の痛み苦しみは、我々みんなの痛みであり苦しみです。また一人の寮生の誉は、我々みんなの喜びであり誇りです。全てがそう言う繋がりの中にあることを改めて感じています。
 工事関係者は、埃と蒸し暑さと戦いながら休日返上で、寮生の帰寮日までに、館内は何とか生活できる環境を整えるように奮闘してくれています。帰寮後も外部の工事は継続して行われ、工事がすべて完了するのは10月にかかる見込みです。
 夏休み直前の閉寮礼拝で、痛み苦しみを抱えつつ、確実に成長してきた一人一人、地元に戻り「良き知らせを伝える者となるように」と励まして送り出しました。夏休の最後、ご家庭でたっぷりとエネルギーを注入していただき、また元気に寮へ送り出して下さい。夏休みを経て、一人一人が逞しく成長して戻ってくるのを楽しみに待っています。




『残暑お見舞い申し上げます』

 残暑見舞い申し上げます。
 今年は静かな大望館ではなく、工事でにぎやかな大望館となりました。耐震工事もかなり進んでいます。リニューアルした大望館に期待を寄せて、元気に帰って来てください。帰って来ても暑い日は続きますが、みんなで暑さを吹き飛ばそう!!
 暇で仕方ないので、早く帰って来てください。
のぞみ寮主任 澤野 恩



 残暑お見舞い申し上げます!
 みなさん、暑い夏を思いっきり楽しんでいるでしょうか?
 夏休みは、しっかりと休むこと、でも休み過ぎないこと!メリハリのある生活をすること、夏を楽しむことを全力でしてほしいと思います。しっかりと新学期へのエネルギーを充電して、一回りも、二回りも成長して光風館に帰ってきてほしいと思います。
帰寮日に光風館の45名みんなで揃って新学期をスタートしたいなぁと思っています。みんなが元気に(お土産を持って)帰寮するのを楽しみに待っています♪
光風館担任 三浦 啓



 残暑お見舞い申し上げます。
 暑いですね。みんなそれぞれの夏を満喫していますか?暑さに負けている人はいませんか?坊主の多い体育会系(?)の大望生に夏バテは許されません!しっかり食べて、寝て、遊んで、勉強して、暑さに負けずに充実した休みを送ってください。
 後期は新しい大望館がみんなを待っています。みんなも負けじと成長した姿で帰って来るのを楽しみにしています。もちろんみんなのいろんな思い出話も聞かせてくださいね。
大望館担任 堀越 俊継



 残暑お見舞い申し上げます
 夏です。夏バテでおなじみの夏です。暑さのあまり、食欲は削ぎ落ち、行動意欲は引き裂かれ、ダラダラうだうだしてしまう。そんな毎日を繰り返す夏はごめんなのです。
 ごめんと云えど、容赦を知らぬ、それが夏。油断をすればあっという間に夏の餌食となるでしょう。ダラダラうだうだしない為にも、熱さで暑さを吹き飛ばしましょう。ぜひ何かに「熱く」打ち込む夏休みにしてください。熱くても、暑苦しくならぬよう。そしてしっかり食べること。そうして夏を制してください。
男子寮担任 青栁 希望



残暑お見舞い申し上げます。
 慌ただしい閉寮から早1ヶ月が経ちます。今年は耐震工事に伴い、寮開放もないままあっという間の寮生たちとのしばしのお別れとなり、何だか寂しい今日この頃です。でも、いつもよりお家で過ごす時間が多い分、しっかり甘え、充電し、後期へのエネルギーをたっぷり蓄えて帰って来てくれるのだろうなぁ、と想像すると帰寮した時のみんなの満たされた笑顔を見るのが楽しみでなりません。
 後期のスタートを全員がそろって迎えられるように、またたくさん食べて、笑って、語って、遊んで…元気いっぱいに後期も共に歩んで行けることを願いつつ、みんなの帰寮を待っています☆
みぎわ館担任 森口 みちこ



 残暑お見舞い申し上げます。
 どのような夏を送っているでしょうか?猛暑と思ったら、急に涼しい日が来たりと変化に体が追い付かずに体がダルいな~と感じたり、食べ物に偏りが出たり、ついついダラダラと過ごしてしまいがちな人もいるかもしれません。
 けれど、折角の長い長い夏休みです!家族との時間はもちろん、レジャーや趣味やバイトなどなど、少しでも自分の興味がある方向にどんどん飛び込んで行ってみて下さい。そして、たくさんの素敵な出会いや発見をして来てもらえたら嬉しいなと思います。みなさんにとってSense of Wonderであふれる夏になりますように!みんなの帰寮を心待ちにしていますよー!
 めぐみ館担任 会田 咲



 残暑お見舞い申し上げます!
 例年に増して暑い夏、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
 今年度は、2館の寮務教師としてお子様たちに関わらせて頂いております。めぐみ館、みぎわ館共々、女子力を高めるべく、様々な努力がなされてきました。前期には様々なドラマが展開していました。ご自宅での様子はいかがでしょうか。
 自宅へ戻られたお子様の、この夏休み中における、様々な事柄・人との出会いの全てが大きな心の成長に繋がりますように!夏休みを最後の最後まで有意義にしっかり楽しんで、25日(日)に、のぞみ寮生全員が元気な顔で揃えることを楽しみにしています!
 女子寮担任 榎本 かな





寮務教師から一言

 前期終了日から、本格的に寮の耐震改修工事(大望館、みぎわ館)が行われました。そのため、寮の方は一斉に閉寮と相成り、部活で残る残泊者は、冷房の効いた学校の教室で合宿を行いました。大望館、みぎわ館に住んでいる寮務教師たちも近くのアパートに引っ越し、夏の間だけではありますが通勤しました。後期には、外装も綺麗になった2館が新学期を迎えてくれます。お近くに来られる事がありましたら、是非お立ち寄りくださいませ。また、続きまして光風とめぐみ館の耐震改修工事が来年の夏に予定されています。日頃よりのお支えに増して、このようなご不便に付きましてのご協力に感謝申し上げますと共に、後期からも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
女子寮担任 榎本 かな