2020年2月28日金曜日

今週ののぞみ寮 第120号「お帰りなさい!そして・・・いってらっしゃい!」

 いよいよ50回生卒業の時を迎えます。3年生が帰ってきました。この数日間で、50回生の先輩たちとはお別れです。3年生のみなさんとの別れは本当に寂しいです。でも、みなさんには次のステージが用意されています。のぞみ寮で過ごした日々や経験をこれからの生きるエネルギーにして、みなさんひとり一人の“たまもの”が輝きますように、ずっとすっとお祈りしています。3年生が帰ってきた日の夜は、大好きな3年生との時間を、たっぷりと惜しみなく過ごしました。(小林)

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2020年2月27日木曜日

今週ののぞみ寮 第119号「大望館 夕礼拝」

nozomi0119_03 先日、大望館の夕礼拝に参加しました。以前、光風館の礼拝にお邪魔した時にも思いましたが、男子寮で聞く賛美歌は本当に感動します。男子だからこその声量、そして賛美することを楽しみながら歌う姿。一緒に歌っていて、嬉しい気持ちになりました。その歌声に女子が加わることで、全体礼拝ではさらに綺麗な賛美歌をいつも聴かせてくれているのだなと思いました。
 この日は礼拝の前に館内掃除をして、週末予定を記入して、それから礼拝を始めていました。礼拝を始める時間の3分前にはほとんどの人がホールに集まり、そして席に着き、遅れることなく始まった礼拝。礼拝の時間を大切にするのぞみ寮生の姿に、改めて嬉しく思えたひと時でした。(小林)

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2月後半の誕生者の祝福です。おめでとうございます!恵みあふれる1年になりますように!

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2020年2月26日水曜日

めぐみ館 42号「実りある2月の生活」

 この頃は、1.2年生だけの生活リズムにも慣れ始めました。2月は、3年生が居ない寂しさを感じながらも、卒業の祝福に向けて学校・寮での取り組みで、慌ただしい毎日を過ごしています。英語検定にチャレンジするめぐみっ子たちも多くいます。また定期テストも目前。併せて1年生を迎えるための部屋替えも行われます。いろんなことが同時進行で行われる2月は、実りの多い月です。忙しさの中に大きな成長があるとめぐみっ子たちの活動する姿から感じます。「一番近くで成長をみてくださった3年生のみなさんに安心して卒業してもらいたい」と卒業の祝福のために,心を込めて準備をしている2年生の言葉にエネルギーを感じます。リードする2年生の表情からは,いきいきした頼もしさが伝わってきます。

  新一年生を迎えることを今から心待ちにしているめぐみっ子たちです。出会いの日を思いながら迎える喜びをそれぞれに語り合いつつ過ごしています。「先輩からしていただいたことはもちろん。してもらったらうれしいだろうなと思っていることは,どんどんしていきたい!」今から準備,工夫している様子はうれしい事です。出会う前からすでに出会っている私たちであると感じます。

 慌ただしい日々にしんどさを覚えることも多いですが,仲間たちと,幸せの実感を存分に味わってほしいと祈ります。一つひとつの出来事,目の前の課題に誠実に取り組み過ごしていきたいとあらためて感じます。(小菅)

 

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新しい出会い~1年生を迎える喜びを胸に~部屋替えから

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スィーツな夜

 2月のキッチンからは、甘い香りとにぎやか声があふれます。「皆さんでどうぞ!」と館内放送も流れます。作っているめぐみっ子も、食べるめぐみっ子もみな笑顔です。側で見守りながら、私も笑顔がこぼれます。

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 美味しい羊羹をいただきました。ガラスの器を茶器にして抹茶を点てていただきました。 

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礼拝のお話

「柔らかくされた心」 1年 T・T

 敬和に来てから人の温かさを感じるようになりました。私はもともと人と絡むことがあまり好きではなく、一人が好きでした。女子特有のグループも好きではありません。私と母には「人ぎらいセンサー」と呼んでいるものがあります。第一印象で「あの人ムリ」と思った人とは徹底的に関わりを持たないようにしていたのです。私の「人ぎらいセンサー」に引っかかった人は、勝手に全員敵だと思っていました。もちろん敬和に来てからもみんなをすごく警戒し、一定の距離で付き合っていけばいいと思っていました。でも、人に対してカチカチだった私の心はこの一年間でだいぶ柔らかくされました。

 入寮から今までたくさんのことがありました。楽しいこと、うれしいこと、おもしろいこと、さびしいこと、つらいこと、苦しいことなど本当にいろいろです。一つひとつの出来事を今思い出すとどんな時も隣に寄り添ってくれる人がいました。一人で泣いていた時、無言で肩をさすってくれる先輩がいました。一緒に変なことをしたり行ったりして大爆笑してくれる友達がいました。私が疑われている時信じてくれる仲間がいました。私が悩んでつぶれそうな時「どうしたん?大丈夫?」と声をかけてくれる人がいました。私は今まで「大丈夫?」と聞いてくれた人に対して「大丈夫だよ!」と返しながらも「どうせそんな事思っていないくせに」とひねくれていました。でもここで約一年間かけて柔らかくされた私の心は「大丈夫?」という言葉や言ってくれる人の温かさにやっと気づきました。そして今まで「大丈夫」しか返してこなかったけれど、この人が本当に心配してくれているのだと気づくと強がっていた心もほどけ「大丈夫じゃない」と助けを求められるようになりました。

 人の温かさを感じていく中で「人ぎらいセンサー」も発動しなくなり、初めて会う人にも前ほど警戒をしなくなりました。この話を母にすると「これだけでも敬和に入れて良かった」ととても喜んでくれました。これはここにいる皆さんのおかげです。ありがとうございます。

 4月から1年生が入って来て私たちは先輩になります。私も、私がしてもらったように寄り添い、温かい言葉をいっぱいかけて寮生活を楽しんでもらえるようにしたいです。

 

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 20日の夕礼拝は、2年生Mさん・Yさんのトロンボーンとピアノの奏楽で始まりました。いつもとはまた異なる雰囲気で守る礼拝の時でした。

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2020年2月24日月曜日

光風 73号「往く人、来る人を覚えて」

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 先週は今年度最後の民族大移動をしました。部屋替えです。生徒にも保護者にもよく聞かれるんですが、部屋替えのメンバーはどうやって決めているのか?その答えは、一応配慮はします。あまりにも仲のいいもの同士や仲たがいをしているものは同じ部屋にはしません。あとは普段の生活を見ていて、程よい距離間のある者同士を同じ部屋にしたつもりですが、なかなかそうはうまくいきません。前回の部屋では大失敗をしています。彼と彼なら絶対に良い仲が築けるはずだと信じていたのにうまくいかなかった部屋がありました。やっぱり実際に過ごしてみないとわからないんです。そして、今回の部屋は、新入生を迎え入れるための部屋にもしてあります。新入生に関しては、どんな性格をしているのかさっぱりわかりませんので、基本的に名前の順で各部屋に入ってもらう予定です。

kofu0073_43 今回の大移動はそんなにしっちゃかめっちゃかでなかったように思います。部屋替えの3日前に新しい部屋を発表したので、準備に時間をかけることができたからだと思います。ほかの館は当日まで生徒に悟られないようにするんですが、どうせわかるんですから、私はさっさと発表を済ませました。そして何よりも、部屋替え後の大掃除もしっかりできたようです。これは光風館の整美委員の働きが非常に大きいですね。A人君とK貴君の働きに改めて感謝をしたいです。彼らはどこかでラーメンぐらい食べさせてあげなきゃためですね。それぐらいの働きをしてくれました。
 さて、この部屋替えで、3年生の居場所はなくなってしまいました。今までがらんとしていた部屋には何となく3年生の雰囲気というか空気が残っていたんですが……。点呼にまわっていても何とも言えない違和感と寂しさを感じています。いよいよ今週は卒業です。彼らの新たな歩みのためにも、光風生みんなで背中を押したいと思います。