2020年12月28日月曜日

今週ののぞみ寮 第155号「成長していく姿」

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聖句

いと高きところに栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。

(ルカによる福音書2章14節)

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(終業日の登校風景)

 今学期の歩みを振り返りながら、生徒達を見送りました。久しぶりに青空が顔を出す気持ちの良い朝。帰宅できる喜びで、生徒達の足取りも軽やかでした。

 

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 終業日を迎えました。帰宅できる喜びが一人一人の表情から伝わってきます。

 感染予防に努めた4か月は、緊張の日々でした。心と体の健康が守られて過ごせたことにホッとしております。

 「新しい生活様式」での生活は、今当たり前の日常になっています。感染拡大が収まらない状況下で、まだまだ緊張感を持ちながらの生活です。今まで出来ていたことが当たり前ではなかったということを改めて自覚する時を過ごしています。その中に出来ないことへの不満ではなく、知恵を出し合い、今何が出来るのか、どう工夫が出来るのか、仲間と共に過ごす中で育まれていく寮生の頼もしい姿に多く出会えました。一つ一つの順調ではない日々の中にこそ、神様の恵みが備えられていることを生徒達が成長していく姿の中で気づかされました。また、気づける自分でありたいと強く願います。 

 それぞれの地から毎日、お祈りをしてくださりありがとうございました。どうぞご家族で過ごす日々が有意義でありますようにお祈りしています。年明けの再会を楽しみにしています。いってらっしゃい。(小菅)

 

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Christmasおめでとうございます。

 毎年、各ご家庭にのぞみ寮教職員からクリスマスカードを送らせていただいています。今年のクリスマスカードは、男子寮のMさんが制作してくれました。

 「4館をデザインする上で、寮での生活であったり、笑顔であったり、それらを少しでも表せたらなあと思いデザインしました。緑は、光風館。赤は、大望館。黄は、みぎわ館。桃は、めぐみ館。4人を各館に当てはめてキャラクターを作りました。各館の個性を考えて描いたつもりなので、是非見てください。」とコメントを添えてくれました。

 課題やテスト勉強等で慌ただしい毎日の中で、気持ち良くデザインすることを引き受けてくれたこととてもうれしく思います。Mさんありがとうございます。描く(書く)こと、作ることが好きなのぞみ寮生が多くいます。一人一人の賜物が発揮できる場面をこれからの生活の中で備えていきたいと思います。

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2020年12月26日土曜日

みぎわ館 159号《寮クリスマス》

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 2020年12月19日(土)18時スタートで行われたのぞみ寮クリスマス。コロナ禍で、開催自体が危ぶまれましたが、2年生たち新委員たちが出来ることを考え、たくさんの時間をかけてミーティングしたり作業したり買い出しに出たりと準備し運営してくれました。本当に2年生たちありがとうございました。一時はあきらめかけた寮クリスマスでしたが、みんなの前向きな姿勢と多様なアイデアと祈りで叶ったものだと思います。例年は3部構成の寮クリスマスですが今年は2部制で1部は心温まる食事会、2部はプロのサックスプレイヤーでもある日々野先生に来ていただき、素晴らしい音楽とお話を聞かせていただきました。

 

 1部の食事会はここ数年バイキング形式で多彩なパーティー食を楽しんでいましたが、今年は一人ずつのお盆を使っての食事でした。骨付きもも肉のローストチキンとメインに、シーフードピラフのパエリア風、スモークサーモンとクリームチーズのカナッペ、チーズとプチトマトのサラダ、コンソメスープ、ケーキと最高のメニューをゆっくり座って語らいあいながらいただくことができました。また、仲間と唯一のゲスト・浅妻先生のスピーチに食事の手を止めてしっかり耳も心も傾けていました。1年生たちの飾りつけも目に焼き付け、穏やかな温かい食事の時間をみんなで過ごすことができました。みんなの座席は全部指定席だったのですが、一人一人に素敵なネームプレートまで準備してくれた委員会もあったり、いつも有志で厨房の方々の大きな力をお借りして作っているクッキーも今年は無理だと無くなりかけたのですが、食事委員が170人分買い出しに出てくれ、たくさんの2年生たちが袋詰めを手伝ってくれてプレゼントの準備まで叶いました。(ちなみに、170人に配れるだけのお菓子の購入、スーパーに着くまではワクワクしていた食事委員たちも計算機片手にかごに入れ始めたら、想像以上に難しいことを痛感したそうです。一生お菓子買いたくないかも……とつぶやいていたほどです(笑)。)

 

 2年生たちが働いてくれたのは他にも多岐にわたります。みんなが気持ちよく友愛館で過ごせるようにと整美委員が声をかけ、床も机の上もトイレも下駄箱もドアも何もかも掃除をしてくれた人たちもいました。礼拝委員は礼拝の企画運営を行い、毎晩の献金のお願いもみんなにしてくれ、おかげでたくさんの献金が集まりました。

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 2部の礼拝は、心に染みる、感動が染みわたるものでした。日比野先生のサックスに心打たれ涙する人、読み聞かせの声とビアノに心癒される人、素晴らしいソプラノの歌声にまたまた涙する人。とっても優しい気持ちになり、明日からまた頑張ろうと思え、この暗く寒く辛い時に希望の光であるイエス様がお生まれになったことを心から喜ぶことができたひと時となりました。

 長かった今学期。日比野先生の音楽とお話は、おおよそ4か月にわたって踏ん張り続けてきたのぞみ寮生たちの心に寄り添い、励まし、底から癒してくださるものでした。館に戻ってからも「感動した」「素敵だった」「こんな礼拝守れる高校ないよ!」と語るみぎわっ子たち。忘れられない夜になったようです。心から感謝です。

 礼拝後にはたくさんの委員会がチャペルも友愛館も片づけ、掃除をし、また明日からいつも通りに使えるようにと動いてくれていました。ありがとう。そして2年生たち、本当に気持ちよくみんなのために働いてくれてありがとう!2年生たちの働きには心の底から感激しました。準備が始まってからおおよそ1か月ほど。毎日感激し続けていました。そしてきっと、昨年、51回生たちがみんなのために心も身体も目も耳も使って尽くしてくれていたことが52回生たちに引き継がれているのだと思わされています。やっぱりのぞみ寮って素敵です。

 

 離れて暮らす寮生のご家族の皆様の日々のお祈りとお支えのおかげで、今年も無事のぞみ寮クリスマスをみんなで過ごすことができました。感謝です。そして長かった今学期もいよいよクライマックスになってきました。コロナを恐れながらも、密を避けながらも、それでも出来ることを一つ一つ見つけ、取り組み、友に喜び、感謝し歩んでこれたこと、心からありがとうございます。みなさまも、今を生きるその場所で素晴らしいクリスマスをお迎えください!祈。



2020年12月25日金曜日

今週ののぞみ寮 第154号「アドベントのろうそく、3本に灯る光の中に」

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聖句

神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。

(ヨハネによる福音書3章16節)

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【写真特集】

クリスマスを迎える喜び・心を合わせて働く恵み・のぞみ寮クリスマスに向けて

 ~人と人の交わりを感じながら~

 

(準備編)

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(1年生各館飾り付け)

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テーマは、“のぞみ寮シアター”

 友愛館のクリスマスの飾り付けは、1年生にとって初めての共同活動です。のぞみ寮クリスマス前の1週間のわずかな時間を使い活動します。

 今年ののぞみ寮のクリスマスをどのように開催出来るかを話し合う中で、飾り付けのための制作を簡素化した方が良いのではという案もでましたが、1年生達の熱い思いが伝えられ、例年通りに制作を行うことになりました。それぞれのテーマの下、各館和やかな雰囲気の中で活動していました。飾り付け当日は、互いの館の作品を鑑賞し交流する姿がほのぼのとしていたことも印象的です。

 各館の「テーマ」は……

光風館「ナイト メアー・ビフォア・クリスマス」

みぎわ館「チャーリーとチョコレート工場」

大望館「くるみ割人形」

めぐみ館「ざわざわ森のがんこちゃん」

 

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🎄クリスマスディナー🎄

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 クリスマススピーチは、浅妻先生と、3年間を振り返り、KさんとRさんが心を込めてスピーチしてくれました。(スピーチ文は、来月ののぞみ通信に掲載予定です。お楽しみに……)

 

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🎅クリスマススペシャルメニュー🎅

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 管理栄養士の五十嵐さんが、食事委員のメンバーのリクエストに応えてクリスマスメニューを作成してくださいました。大満足ののぞみ寮生。

 

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恵みの中、のぞみ寮クリスマス礼拝

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 講師に、日比野則彦さんと奥様の愛子さんをお迎えしました。愛あふれる、心いやされた恵みの時でした。

 日比野さんのサックス、ピアノ演奏、愛子さんの独唱と絵本「神様の木」の読み聞かせを織り交ぜ、思い通りにいかない人生の出来事に、神様が整えてくださる恵みがある事を日比野さんの今までの歩みを通して語ってくださいました。語ってくださるメッセージに生徒達も、自分自身の今に重ねながら、真剣なまなざしで聴き入っていることが感じられました。

 声楽家の奥様、愛子さんの「きみは愛されるために生まれた」の独唱は、胸が熱く涙があふれました。「きみは愛されるために生まれた」は私も大好きな1曲です。自分自身の子育てと重なります。何度も愛子さんの独唱を聴かせていただいていますが、何度聴いても、胸が熱くなります。

 感染症対策をしっかりとし、礼拝を行いました。皆で礼拝を守られ、恵みの時を共に過ごす事が出来たことは、とてもうれしい事です。

 日比野則彦さん・愛子さん、ありがとうございました。(小菅)

 

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