2024年7月25日木曜日

のぞみ通信 2024年7月19日 第291号

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題字 めぐみ館3年 T.Tさん

寮サマーフェスティバル

 

 

 

「『平和を紡ぐ人』となるために」  寮長 野間 光顕

「平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。」(マタイ5章9節)

 新しい月:7月を迎えて、2024年度前期も終わりが近づいてきました。壁に掛けてあるカレンダーを変えようと過ぎ去った6月のページを手に取った時、この月の様々な歩みが想起されると同時に、昨年度まで過ごしていた沖縄との違いが鮮明に浮かび上がってきました。GWに植えた稲の苗が青々と伸び、学内でもフェスティバルなどの行事で雰囲気が大いに盛り上がる新潟に対し、沖縄の6月は「命」を覚える月、特に79年前の大きな戦乱によって失われた存在の大きさを胸に刻むと同時に、改めて「平和」の大切さを確認する時でもあります。

 そんな沖縄で3年前から始まった小さな取り組み「平和の礎(いしじ)名前の読み上げプロジェクト」があります。実に24万人以上の命が失われた沖縄戦、その全戦没者の名前が、沖縄本島最南端:糸満市にある平和記念公園内の「平和の礎」に刻まれています。その一人ひとりの名前を丁寧に読み上げていく事を通して、戦没者を忘れないだけでなく、新しい戦争を防ぐ力にも繋げていきたい…。初年度にわずか3名のボランティアで始まったこの取り組みも、今や沖縄県内・外だけでなく、世界中から多くの参加者が集まるようになりました。過去2年に亘って参加する機会が与えられてきた私、今年は敬和ののぞみ寮生にもそのプロジェクトを体験して欲しいと願いつつ、協力を呼び掛けてみました。すると、有志数名が手を挙げてくれたので6月中旬の19:30から約1時間、実際に沖縄と繋がって約500人の戦没者(新潟県出身者200人・沖縄県出身者300人)の名前を、皆で協力しながら読み上げる事ができました。今回ののぞみ通信では、その取り組みの後に書いてもらった感想文の一部を寄稿しました。どうぞご覧下さい。

 驚かされたのが寮生たちの物事を感じ取る「心のアンテナの敏感さ」です。実作業の紹介以外にも、沖縄戦の歴史を簡単に説明しましたが、それらと学校の授業で学んでいる事柄を自分の中で繋げて考えを深めていました。参加した一人ひとりが自分の視点で「命」と「平和」を想う機会へと生かしてくれている姿に目頭が熱くなると同時に、前述の聖句であるマタイ福音書5章の言葉がより鮮明に胸に刻まれたようにも感じられました。

 もう一つ、前期終了が近づいたこの時期に、のぞみ寮では「ルーブリック」という自己評価を実施、それを基に寮担任が丁寧に面談を重ね、一人ひとりの声に耳を傾けながら一緒にこの3ヶ月半の成長を確認しています。その目的に掲げられている言葉が「平和を紡ぐ人となるために」です。「平和」という言葉が、その真意を踏まえず自己中心的に乱用される悲しい時代の中で、のぞみ寮では、今日も「命」との対話を通して「平和」に繋がる歩みが、確かに積み重ねられています。

 

 

 

 

 

沖縄平和の礎~戦没者読み上げプロジェクトに参加して~

 

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2年 S.M(新潟県)

 私がこの活動に参加したきっかけは、自分のやるせない思いからでした。毎日のようにテレビから流れてくる戦争のニュースや、増え続ける被害者の人数を見ながら、どうにかして現地の人を助けられないだろうか、何か少しでもやれることはないのかと、日々頭を悩ませていました。「戦争を忘れない!」と言うのは簡単ですが、それをどう実行すればよいのか考えていたところ、この活動がある事を知りました。

 最初は読むだけならば、他のボランティアよりはまだ手軽だろうと考えていましたが、いざ名簿を受け取ると、紙自体は軽いのに、人の名前を預かるという重みを感じました。名簿に書かれている人は、もう79年前に亡くなっているのに、その方々の人生に思いを馳せると、全く知らない人たちなのに、一人一人の人生があって、家族がいたということを改めて感じて涙をのむような気持ちになりました。

 けれども、私の声で読み上げることで、少しでも戦没者の方々の気持ちが浮かばれるよう、誠心誠意向き合って読みました。

 私には、戦争を止められるような力はないけれど、初めて戦争に関わる平和につながる活動を行って、自分にできることはまだたくさんあるということを学びました。

 のぞみ寮の目標である「平和を紡ぐ人になる」その一歩のためにも、今回の活動を胸に刻み、平和のバトンを次につないでいきたいです。ありがとうございました。

 

 

 

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3年 N.S(山形県)

 初めてこのプロジェクトに参加しました。私は今年度から選択聖書、そして英語特講で戦争について詳しく学んでいるため、戦争が少しずつ“自分事”になっていき、プロジェクトに参加しようと思いました。参加してみて、実際に戦争で、しかも地上戦で亡くなられた方々のお名前を読み上げると、様々な思いが湧いてきました。この方は、どんな人柄だったのだろう。背は高かったかな?趣味は何だったのだろう。授業で習った“〇〇万人死亡”の文字が「リアル」に、より恐ろしいものに変わりました。一人ひとりにまぎれもなく、人生の夢があって、大切な人がいたんだ、と実感しました。また、新潟県の戦没者は当たり前ですが、男性の方しかいませんでした。心強い父親、祖父、長男を失った家族の悲しみも計り知れないと感じました。

 

 

 

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1年 K.A(新潟県)

 私は「沖縄戦」を小・中学校の教科書に書かれていた数行しか知りませんでした。その時に「私と同い年、少し年上の人も亡くなられていたんだな」「なんでそんなことになったの?」という感想を持ち悲しくなったことを覚えています。プロジェクトに参加した理由は、どのようなことをするのか想像が付かず、勉強になるかもという軽いものでした。参加した今、想像すら出来ないほどの悲しく、苦しい出来ことがあったという事実。これから生活を送る上で生きていく上でとても勉強になることばかりだったと感じています。

 前日の準備の際に、改めて当時の沖縄で何が起こっていたのか、その理由を知ることができました。そこで、最初に持った感想が「私と同い年、私よりも年下の人がたくさん亡くなられたんだ」でした。以前と同じ「年齢」についての感想を持ったことに驚きました。ですが、私の今の年齢より下の人が亡くなられたという事実から「あの時の私と同じ年の人も亡くなられたんだ」と思い、悲しいというより、怖いと思いました。そして、ある事実が私を怖い、恐ろしいと思わせました。それは、新潟や様々な所から来て亡くなられた方々の年齢が分からないという事実です。それは、日本の情報が流れないようにという理由から個人の様々な情報が消され、残されなかったためだそうです。「なんでそんな事をしたの。だめだよ。」と思い、苦しくなりました。そして私は「ひとりぐらい年齢分かるよね。書いてあるよね」という望みを持って、新潟出身の方のお名前を読み上げたいと希望しました。ですが、頂いた2枚の紙には、名前とフリガナしか書かれていませんでした。年齢を含め全く空欄でした。「だったら、この方は何歳ぐらいで、何をしていて、どういった人とどんな生活をしていたのかたくさん考えよう。色々と考えて、大切に一人一人のお名前を読み上げよう」と思いました。

 また、館に戻って下の名前が特に強調されやすいようメモをして、何度も練習をしました。当日は、のぞみ寮の順番まで先輩方と話をしていました。1年生は私だけで、新潟出身の方のお名前を呼ぶのは、私が最初だと改めて気付き不安になりました。ですが、始まる前のお祈りで「いつもと同じだ。いつも通りで、不安になんてならなくていい」と思えることができました。ただ、2枚目に入ると昨日、館に戻って考えていたことを強く、その時の感情まで思い出しました。そして少し言葉に詰まり、涙が落ちそうになりました。それほど、「沖縄戦」のことを名前の読み上げを通して多く知り、たくさん考えたのだと今は思います。また、「沖縄戦」での命について考えることを様々な方々とできたことを嬉しく思いました。

 私の番を何とか終えられ先輩方の所へ行くと「がんばったね」「良かったよ」と言ってもらえたり、目を合わせてニコッと笑ってくれたり、改めてのぞみ寮の寮生としてこのプロジェクトに参加できて良かったと感じました。

 私は過去に沖縄であった様々な悲しくて、苦しくて、命が失われた事実。その理由も信じられません。ですが、何があったか、その苦しい事実を知ることはできます。多くのことを知って、考えて、理解することはできると思っています。こんな考えの私にでも、「すべての人が平和になる未来を近づける」ことはあると考えながら行動していきます。

 

 

 

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3年 S.N(新潟県)

 僕はこのプロジェクトを知るまでは、沖縄戦やそれに関することと言えば、地上戦があってたくさんの人が亡くなってというくらいの認識で、それ以上でもそれ以下でもなく、正直興味を持っていませんでした。でも、このプロジェクトの存在を知って、それから友人に誘われ参加を決め、事前に学習をし、実際に自分の読み上げる50名分の名簿を見ると、正直24万以上のうちのたった50人だろうと思っていた50人が、名前を連ねただけでとてつもなく身近なものに感じ、24万以上という規模の大きさと、人一人の命の重さを感じました。

 また、自分の読み上げた新潟の方だけでも50名以上も亡くなったのであれば、自分が知らないだけで、その沖縄戦では様々な土地から来た人たちが亡くなっているのだろうと思い、この戦争の被害は、沖縄の人たちだけではなく、多くの日本人、世界の人々にとって忘れてはならないことなのだと思い知らされました。

 この経験を通して感じた戦争の悲惨さと、沖縄での被害を忘れずにこれからの人生を過ごして行こうと思いました。

 

 

 

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3年 T.J(福岡県)

 僕が今回「『平和の礎』名前を読み上げる集い」に参加して感じたことは、家族に集団自決させる戦争の恐ろしさと、人が人を殺すという残酷さでした。「平和の礎」に参加したきっかけは、友達が参加していたということと、ちょっとした興味本位だったのですが、今は参加して本当に良かったです。

 最初に手渡された名簿に目を通した時、読み間違えをなくすために名字ごとに蛍光ペンで区切っていました。年齢の欄を見ると、50歳、48歳、18歳、16歳、2歳と並んでいて、この人たちは家族だったことに気付かされました。たとえ、6歳の子どもであったとしても、情報を外に出さないために、国から渡された手榴弾で自決をする。その現実が信じられませんでした。

 私たちは今、戦争を繰り返さないために、過去の人たちの悔しい思いや苦しみをこの「平和の礎」や昔の資料を通して思い起こす必要があります。今回「『平和の礎』名前を読み上げる集い」に参加して、戦争の悲惨さに改めて気付かされました。このことを忘れないために、少しでも多くの人に「戦争はいけない」という思いを伝えていきたいと感じました。

 

 

 

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2年 E.M (東京都)

 のぞみ寮生の人たちで読み上げた人数は500人以上いました。これだけ多くの人数を読み上げても、まだ「ごく一部の人たち」と知って驚きました。こんなにも大きな被害を出すような戦争がまた起こらないことを願います。そして、今も起きている戦争が一秒でも早く終戦することを願います。

 

 

 

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3年 F.M(神奈川県)

 初めて、このプロジェクトに参加して、一人一人のお名前をたくさんの時間をかけて、人間が読み上げていることに驚きました。石に刻まれたお名前がただ文字として忘れ去られぬように読み起こす、このプロジェクトにすごく大切な意味を感じました。

 実際に送られてきた名簿の中には縦一列に同じ名字の人がずらっと並んでいて、家族や親戚だったのではないかと、当時の状況を深く考えるきっかけになりました。また、様々な年齢の方の中には、0歳の名前も載ってショックを受けました。当時は、産まれたばかりでも、もし今も生きていたら私よりも年上にあたるのかと考えると、大切な命を奪っていった戦争に腹が立ちます。また、今こうして自分が生きて、年を重ねていることを実感します。

 幼い子どもたちの名前を見ると戦争で死ぬために産まれてきたわけではないのにと、悲しい気持ちになります。戦争によってえらい人は、満足するかもしれないけど、国民全員の幸せを得ることは出来ません。未来で2度と悲しいことが起きないように過去の出来事を忘れず、伝えていきたいと思いました。

 

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~入寮してからの寮生活を振り返って~

寮生活を振り返って感じていることを一人ひとりに書いてもらいました!

何名かの振り返りを紹介します!

 

 

2年 I.H(新潟県)

 2年生になったので後輩の手本になれるような先輩を目指していました。最初は不安でいっぱいでしたが、後輩が分からないことを聞きに来たら、先輩としてしっかり教えて助けることができたと思います。自分は成長できたなと実感できました。

 これからも、先輩として後輩が困っていたら手助けをしていこうと思います。

 

1年 K.R(新潟県)

 入寮前は、知らない人と共同生活なんて不安でいっぱいでした。けれど、寮に入ってたくさんの人と話をしていくうちに、不安なんて無くなって、寮で友達と話せる時間が「ずっと続けばいいのに」と、思うようになりました。人と話すことがとっても苦手で、逃げてきた自分がこんなに変われたことは本当に嬉しいです。いろんな人と出会えて、話ができて本当に楽しいです。

 

1年 G.Y(山形県)

 寮に入って初めは、「自分だけのもの」が減って辛かったです。家にいた時は、自分だけの部屋、自分の家のお風呂など自分だけのものであふれていました。しかし寮では、ほとんどがみんなの場所で、自分の思い通りにできないことが増えました。

 そのことによって、周りを見る力がついたと感じ、辛いだけではないんだと思いました。

 

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2年 S.T(埼玉県)

 1年生が入ってきたことにより、自分自身としても、学年としても成長しているように感じます。

 敬和の3年間は「自分探し」とよく言われます。しかし、のぞみ寮では「自分探し」という言葉よりも、「自分磨き」という言葉が合っているような気がします。

 

2年 T.R(新潟県)

 入寮して成長したと思えたところは短気じゃなくなったところです。私は、ささいなことで怒ってしまうことがありました。入寮してだいぶ落ち着いた行動をとれるようになったと思います。短気じゃなくなったことで「仲間との関わり方」をよく考えられるようになりました。少し、余裕のある人になれた気がします。自分の様々な成長を、身をもって感じることができています。

 

3年 M.R(新潟県)

 入寮してからの生活を振り返って思うことは、人と関わることの難しさでした。でも、寮の先生や先輩方に支えてもらい、自立した自分になれました。また、時に仲間に励ましてもらい、人と関わることが難しく思う寮生活であっても、仲間と一緒に大きな幸福感を得ることができています。

 学校生活でも、少ない寮生と一緒に貢献できることがあるので、寮生になって良かったと思えます。

 

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「寮務教師の一言」

「平和を紡ぐとは?」 男子寮 片岡自由

 今回「『平和の礎』名前を読み上げる集い」に生徒と共に参加しましたが、私は誰よりも緊張していたと思います。50名の方の名前を読み上げる、それは簡単なことではありませんでした。名前・年齢から家族だと知って、どのような状況だったのかを「想像する」ことで胸が締め付けられましたが、今回参加した寮生の姿と言葉に出会い、その想像力の幅がさらに広がったことを実感しています。

 みなさんは「平和を紡ぐ」と聞き、どのような行動を思いつくでしょうか?初対面の人と会話が盛り上げること?ケンカしている人と仲直りすること?いろんな人と出会って受け入れること?正解はひとつではありません。人それぞれに思いつく(想像する)ことを実践する、それが正解になっていくのです。

 寮生活では自己中心的な生き方ではなく、「自分の言動で相手はどのように感じるのか?」という想像力をもった生き方が求められます。寮生活の中で多くの人と出会って受け入れる経験、挑戦して失敗から学ぶ経験、思い悩んで他者に共感する経験を通して、その「平和を紡ぐ」想像力は育まれていきます。

 これからものぞみ寮は、相手との繋がりの中で理解を深めていくこの「平和を紡ぐ」姿勢を、大切な教育の柱としながら歩んでいきたいと思います。



2024年7月24日水曜日

今週ののぞみ寮(20号)「終業を迎えて」

【詩編31編8節】

「慈しみをいただいて、わたしは喜び踊ります。あなたはわたしの苦しみをご覧になり わたしの魂の悩みを知ってくださいました。」

 

 

 前期の終業を迎えました。この日を迎えられ安堵しています。4月からの日々を振り返ります。1日1日を一人一人が全力で歩み続けてきました。のぞみ寮で出会った仲間としか味わえない関わりを通して、豊かな心の育みが築かれていることを思います。

 夏休みのひと時、心と体の休息をし、後期に備えてのエネルギーの充電をしてきて欲しいと願っています。

 保護者様、卒業生、敬和に繋がる多くの方のお祈りをいただき私たちの生活が守られてきたことを思います。感謝申しあげます。

また、保護者様には、“のぞみ寮個別懇談”“のぞみ寮語ろう会”に多くの方の参加をいただきありがとうございました。これからも豊かに歩み続けるためによろしくお願いいたします。

 後期の再会の時を楽しみ待っています。いってらっしゃい!!(のぞみ寮教職員一同)

 

 

~閉寮礼拝~

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~野間寮長から、誕生者の祝福~

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「のぞみ寮語ろう会/2024夏」

 「保護者同士の語り合いの場所がほしい」と保護者様の願いからスタートした「のぞみ寮語ろう会」です。10年以上続いている保護者会の素敵な行事です。個別懇談会の日、40名の保護者様が参加してくださいました。お一人お一人が語ってくださる言葉に、胸が熱くなります。こうして交わり時の恵みをあらためて感じました。敬和愛を強く持ってくださる保護者様の存在に大きく励まされました。

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~ご当地メニュー~新潟~

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2024年7月15日月曜日

今週ののぞみ寮(19号)「夏祭り2024」

【詩編 133編 1節】

「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。」

 

 

 定期テストが終わり、前期の生活も残りわずかです。行事名は、「サマーフェスティバル2023」昨年から始まった、3年生企画・運営の“のぞみ寮の夏のイベント”です。今年は「夏祭り2024」として3年生が、それぞれ所属する委員会でテーマを決めて準備を進めてきました。輪投げ、ボーリング、ダーツ、水ヨーヨーのゲームコーナーを周り楽しむ寮生の姿にとっても温かな気持ちになった私たち寮務教師です。ゲームコーナーは生徒たちの手作りです。欲しいものは手軽に手にすることができる今の時代、手作り感満載の「夏祭り」の姿から、大切なことを思い出させてくれたと私は感じています。綿飴、かき氷、キュウリ漬け、そして寮長ご家族のポッポ焼き。美味しいコーナーも充実して、夏休み前のうれしい時間となりました。楽しさを感じることができること、それは、1日1日をかけがえなく過ごしたからこそ味わえることだと思います。調理員の皆さんにもご協力いただきました。卒業生の保護者様からもジュースの差し入れをいただきました。私たちは、見える所、そして見えない所からもたくさんの愛をいただいています。ありがとうございます。終業日まで、全力で過ごしていきましょう!!(小菅)

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どんな時も「礼拝」から、3年生のメッセージを共に聴きました。

そして・・・・・・夏祭りスタートです!!教頭先生も駆けつけてくださいました。

 

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~海外から3週間寮体験をしてくれたJさんを囲んで~

出会えたこと、共に過ごした時間に感謝します。

 

 

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:ごはん

:お味噌汁

:ピザ風ハンバーグ

:アスパラソテー

:夏野菜揚げ浸し

:すいか

「スイカ」の旬を迎えました。敬和学園のある地域は、「スイカ」の名産地です。地元のスイカのおいしさは格別です。