2019年5月24日金曜日

光風 17号

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 意外な特技の発見です。一年生のM嶋君。あ、M嶋君は二人いた。M一君の方です。彼のタイピングスピードが半端じゃありません。同じ一年生が、礼拝のお話をパソコンに入力しているときに、その一年生はこれまでにパソコンをあまり触ったことなく、四苦八苦していたんです。その時たまたま近くにいたM一君に、「ちょっと代わりに打ち込んでくれない?」とお願いをしたら、何とビックリ。そのタイピングスピードが尋常じゃないんですよ。

kofu0017_01 あまりにも寮生たちが騒いでるもんだから、ちょっと私ものぞいてみたら、本当にびっくり。盛り上がって、タイピングゲーム合戦になりました。私も参戦しましたが、全く歯が立ちません。タイピングソフトによると、3分間で700字ぐらいの文字数を打ち込むことができるそうです。しかも、ほぼ間違いなく。当然、手元は全く見ないブラインドタッチってやつです。口数の少ない彼が、ちょっと誇らしげに、隣で手元を見ながらタイピングしている相手を、余裕でチラ見しながら、自分の手数を増やしていくM一君。これは悔しい!!
 で、口数少ない彼も交えてみんなと話していくうちにみんな納得。そうか、中学校の時、学校にあまり行けてなかったからだ!ん?もしかして、不登校の賜物?なんて、冗談言ってたら、ふと彼の顔を見ると、強くうなずくM一君。少し前の、苦い経験を、こういう形で表現されても、強くうなずける。もう彼は、中学校の頃のことは克服できたんじゃないでしょうか。
 思い返せば、4月入寮当初。私は彼を一番心配していました。いつも自信なさげに、小さくなっている後ろ姿。いつ「寮をやめたい」と言ってくるかドキドキしていましたが、今はそんなのみじんも感じません。今は笑顔いっぱい見せてくれるようになりました。子供たちの力の大きさには驚かされることばかりです。

 

 

 

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夕食の一幕。今日のメインは焼肉!みんなおいしそうにいただいております。

 

 

 

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kofu0017_15 今日の礼拝から教育実習生が光風館に帰ってきました。42回生のS先生と46回生のE先生です。教育実習期間中は4階にある0室、普段は病人を隔離するときに主に使う部屋に寝泊まりします。この期間、実習生は本当に大変です。しかも彼らの教科は聖書。毎日の授業の指導案だけでなく、礼拝の説教も作らなくてはなりません。
 しかし、この光風館に泊まったらそんなことは彼らの事情。寮生にとっては関係ありません。せっかくのこの機会です。年の近い彼らから、多くのことを吸収してもらわなければなりません。そのために、どんどん邪魔して、彼らの感性に触れてもらわなきゃなりません。この機会が、光風生の成長の時であることを祈りたいです。

 

 

 

 

礼拝のお話

「名前負けしないように」

光風館1年 H・N君(村上市出身)

 今日は、「浩樹」という名前の由来についてお話したいと思います。

 僕のお父さんとお母さんは「浩」の字に思いやりのある優しい人になってほしいという思いを込めたそうです。「樹」の字には、大木のように太くまっすぐに育ってほしいという思いを込めたそうです。

 自分の名前の由来を知って自分自身を振り返ってみると中学校の頃は、大木のように強くたくましくいられたとは言えません。そして、優しいというより弱々しかったと思います。後悔しています。

 なので、僕は、ここで両親のつけてくれた「浩樹」という名前に負けないような男に成長して行きたいです。皆さんよろしくお願いします。

 

 

 

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 誰の部屋か?お伝えしたいところですが、思いっきりプライベートなので控えます。だいたいこんな感じの部屋の散らかり方です。



みぎわ館 20号

《全校労作に行ってきました。》

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migiwa020_11 5月17日(金)は全校労作でした。各学年で、いろんなところへ出かけて行き、たっぷり働いてくる1日。朝からみんな元気に「行ってきま~す!」と出発しました。お天気もいいし、みんな日焼け止めバッチリ!の顔色で(笑)、満面の笑みで出発する様子を見ていると、今日も一日いいことありますように!神様に守られた1日でありますように!怪我無くみんなが元気に帰ってきますように!と自然と祈る私がいます。みぎわっ子はいろんな場面で、素直に自然に祈ることをいつも教えてくれます。感謝です。たっぷり働いて、大きな・大きなハンバーグが入ったお弁当を楽しんできますように!!
 帰ってきたみぎわっ子たちの顔が日焼けで赤~くなっていたのと、たっぷり働いた証拠にたっぷりの汗をかいて帰って来たのは言うまでもありません。いつでも、どんなことにも一生懸命取り組めるみぎわっ子たちって、やっぱり素敵です!!

 

 

 

《礼拝のお話》

2年 H.N 兵庫県出身

「恐れずチャレンジを!」

 

 私はGWに帰省し、焼肉屋さんでアルバイトをしました。私の役割はホールです。お客様の接客で、注文を聞いたり、案内をしたり、料理を運んだりなどをしました。長期休みのごとにお世話になるアルバイト先なのですが、このGWで出来るようになったことがあります。それは注文を取る時に使う「ハンディ」という機械を使えるようになったことです。

 これまでは注文をメモ帳にボールペンで書いて、他の人にハンディで打ってもらっていました。自分でハンディを使おうとはしていなかったのです。こんな私を見て、店長はいつも「ハンディを使ってみない?」と声を掛けてくれていましたが、私は「機械音痴なので」とか「出来ない」とか適当に理由を付けてハンディを使うことから逃げていました。しかし、今回のGWになんとなく使ってみたいなぁと思い、教えてもらうと、思っていた以上に簡単で、もちろん最初はうまくいきませんでしたが、その日のうちに出来るようになりました。「やってみる」「チャレンジする」ことは大切なんだなぁと思いました。

 みなさんも、ハンディを使えなかった私のように理由をつけて、苦手なことなどから逃げてはいませんか?チャレンジしてみると、思っていたより簡単だったりするかもしれません。ぜひ、いろんなことにチャレンジしてみてください!さらに一つ何か出来るようになるはずです。

 そして寮生活でも苦手な事・面倒な事から逃げていては成長できずに3年間があっという間に過ぎてしまい、寮生活をした意味がありません。最初はできなくて当たり前で、何でも初めてで完璧にできる人はないでしょう。出来ないことを恐れず、チャレンジすることが大切です。たくさんチャレンジすれば、きっとあなたの視点も180度変わり、新たな世界が見えてくると思います。

 最後に2人の有名な人の言葉を紹介します。ニール・ドナルド・ウォルシュより「難題や困難を避けようとしてはいけない。難題や困難を歓迎しなさい。心から歓迎しなさい。神からの偉大な贈り物だと思いなさい。他との関係の中であるべきことが出来る栄ある機会だと思うことだ。2つ目はオードリー・ヘップバーンより、「チャンスなんてそう度々巡ってくるものではないわ。だからいざ巡ってきたら、とにかく自分のものにすることよ」



2019年5月21日火曜日

光風 16号

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 一年生初めてのミーティングの様子です。テストが終わりほっと一息するかと思いきや、一年生から「今日、ミーティングしていいですか?」と申し出がありました。初めてのミーティングで、もっとまじめな顔をしながら話し合っているのかと思いきや、とっても和やかな雰囲気で円になって話し合っていました。そこにすごく一体感を感じ、10人と少ない人数ですが、これからが本当に楽しみな学年になっています。これからもいっぱいミーティングを開き、笑い、時には意見をぶつけ合いながら、互いの意見を尊重し合える関係を作って欲しいものです。

 

 

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 いつでもどこでも寝れます。大いびきをかきながら、周りがどんなに騒がしかろうが、関係ありません。声もかけましたが、爆睡です。この日は明日学校のないフリーの日。温かくなってきたので、このまま朝までここでそっとしておきました。

 

 

 

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 あの夜の勉強ネタ以来、彼の写真を載せていなかったからでしょうか?やたらにアピールしてくるので、仕方ない、名古屋のご両親に楽しんでもらいましょう。テストが終わっても、頑張ってます。ほぼ毎日勉強しています。しかし、あまりじっとしている感じはしません。いつも何かを口にしながら、なんだかとても楽しそうです。先日はK大学まで英検の講座を受けに行きました。やる気は本気です。彼なりの努力はMaxです。あとは結果に期待しましょう。お父さん、お母さん楽しみにしていてください。

 

 

 

 

礼拝のお話

「人生を豊かにしてくれた3つのもの」

 光風館1年T・E君(茨城県出身)

 皆さんは人生を見つめ直し、自分の人生で何と向き合ってきたか考えたことはありましたか?僕はランキングをつけると僕の一位は神様、キリスト教。2位は家族。3位が音楽。です。

 詳しく説明すると神様と向かってきたというと、僕はクリスチャンホームで生まれ、僕の両親は敬和学園のチャペルで出会ったらしいです。僕は病気やめったなことがない限り、毎週教会に通い始めました。そこで僕は祈るという事を覚え、つらい時にすると自然にその苦しみが楽になるという経験を重ねてきました。僕は本当に神様に感謝しています。この敬和学園に来てびっくりしたことがありました。予想はしていましたが、クリスチャンの少なさに驚きました。僕の予想ではせめて寮生の三分の一はクリスチャンがいると思っていたのに、光風館の52回生でクリスチャンは僕とK君だけしかいなくて驚きが隠せませんでした。そして通生にいたっては「なにがキリスト教だよ」や「俺イエスキリストに興味ないし」やキリスト教が嫌いなような人しかあったことがありません。そして僕の名前の由来も聖書箇所四十一章十節からとったと聞いています。僕も聖書箇所のように人に頼られるような人になりたいと思います。

kofu0016_05 次に2位の家族について話します。僕には2つ上の兄がいて、3つ下の妹がいます。僕がは小さい頃、本当に泣き虫な性格で、小学生の頃毎日のように泣いて帰ってきたりしていました。そんなときいつも支えてくれたのは家族でした。泣き止まない時はお祈りをしてくれたり、泣き止むまで話をずっと聞いてくれました。そして僕を敬和学園に入れてくれたことに感謝しています。敬和に入った理由を補足すると僕は自立できるようになりたいと思ったからです。高校受験を控えていた時は、自慢ではありませんが、学校が終わり毎日チャリを急いでこぎ、家に帰りました。帰るとすぐ部屋に戻り椅子に座り、テレビを見ながらだれかとしゃべり、さらに近くにあるパソコンでもゲームをやりながら、膝の上にタブレットを置き、そのタブレットでゲームをし、隙があったら後ろにおいてある漫画を読んだり、そこにおいてあるスケッチブックを使って絵をかいたりする。プラスお菓子を好きなだけ食うという毎日。そんなことを繰り返し続け、僕はさすがに「人間としてやばい。こんな生活をしていたら、ちゃんとした社会人になれない」と決心し敬和にきました。敬和に入るためには多額の金がかかるにもかかわらず快く許可してくれた両親。そしてそのお金の大半を払ってくれた祖父や祖母には本当に感謝しています。

 次に、3位の音楽について話します。僕はとても音楽と向き合ってきたと思います。まず初めに、ピアノとの出会いでした。僕は3歳から12歳(小6の最後)まで習っていました。最初は全く弾けずイライラしていましたが上達していくうちに達成感を味わうようになりました。ピアノを弾くと自分のモチベーションを上げることが出来ます。音楽には様々な形がありそして様々な効果があると思います。

 今から僕が、この曲のおかげで頑張れてきた、勇気づけられてきたという曲を紹介します。まず初めに紹介するのは‘king gnu’というアーティストの「白日」という曲です。この曲はテレビドラマ「イノセント」の主題歌に使われた曲です。是非聴いてみてください。

 あと音楽にはいろいろな形があって例えばさっき紹介したロックやインストロメンタルなどがあります。音楽にはそれぞれに人を色々な気持ちにさせることが出来て僕は一人でじっくり考えるときには音楽を聴くことをお勧めします。

 

 

 

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 令和へと時代が変わり、光風館の「昭和」が一つなくなりました。寮務室で使っていた「黒電」ついにお役目御免です。ナンバーディスプレーと録音機能が付いた、しかもワイアレスの子機付きです。一気に時代がワープした気分になります。これで、大事な電話をするときに、いちいち生徒たちを部屋の外に出す必要はなくなりました。私が子機をもって外に出ればいいだけです。スマホ時代の現代っ子の中には「黒電」の使い方を教えないとならない新入生がいるんです。冗談で「数字を押すんだよ」って教えたら本当に押す子もいました。新しい電話機を見た光風生からは「ハイテク!」と驚きの声。いやいや今までがアナログすぎたんです。しかし、この黒電、いったい何年使っていたんだろうか?まだまだ使えるのも事実です。昔のものって物持ち良かったんですね。新しい電話も大事に使いたいと思います。



2019年5月20日月曜日

今週ののぞみ寮 第89号

0089_01 第一定期テストが終わった翌日、“全校労作”と呼ばれる学校行事がありました。1年生はサツマイモの苗植えや海辺の森の清掃、2年生は福島潟や新発田市へ、3年生は新潟市内の教会や近隣の施設へ出掛けていきます。こういった行事日の朝食は慌ただしくなり、私は何度も放送します。「今日はお弁当です。忘れずに持って行ってください。」実際、そのまま手ぶらで友愛館を出て行き、慌ててお弁当を取りに来る寮生もいます。寮生は朝・昼・晩を友愛館で食べることが習慣になっているので、忘れてしまいそうになるのも仕方ありません。それにしても気になったことがひとつあります。全員持って行ったはずなのに、そこには大量の割り箸が残されているではないか…。めちゃくちゃ心配になって放送しましたが、誰も取りに来ません。「これはお弁当屋さんの気遣いで割り箸を多く入れてくれたんだよね。うん、きっと大丈夫。」そう、自分自身に言い聞かせて無理矢理納得させている私を気にすることなく、寮生は元気いっぱい出掛けて行くのでした。(片岡)

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光風 15号

 ゴールデンウィークの真っただ中のことです。信田前寮長から電話をいただきました。このホームページを楽しみに見てくださってるという事で何よりの私へのご褒美です。当然、私と張り合ってる(もしかしたら相手は張り合ってると思ってないかもしれません)女子寮のあっちの館のページも楽しみにしてるそうですが、あっちの方はあまりにも更新されるので「ありがたみ」がない。なんてお言葉をいただきました。そうですよね!あまりにも更新してしまうと当たり前になってしまうので、光風館のペースぐらいがいいんですよ。と自分に言い聞かせております。

 しかしながら、何人もの保護者に「楽しみにしている」と声をかけられるので、私も楽しく書かせてもらっています。ついでに先日の電話で、信田前寮長には「澤野節」が足りないんじゃないかと、貴重な助言をいただきました。あまり「澤野節」を出してしまうと、調子に乗りすぎてしまい、お詫びの電話をかけることになりかねないんです。約10年前は、私も若く未熟だったので、信田寮長が調子に乗った私の文章に込めている私の思いを、保護者に上手に伝えてくれました。あれからもう10年。もうそうはいきません。同じことがあっては、恩師の顔に泥を塗ることになります。でも、助言はありがたく頂戴し、ちょっとずつ攻めてみようかと思っています。

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礼拝のお話

光風館1年 I・I君(新潟市出身)

「相談することの大切さ」

 今回僕が話すのは、今までの自分の考え方について話します。僕は、ゲームと卓球が好きです。しかし、誰かにそのことをバカにされたら、僕は頭にきます。皆さんだったらどうでしょうか。

 今まで、僕はバカにされて頭にきても、我慢していました。なぜ我慢してきたかというと、僕の好きなものをバカにする理由を聞いてないからです。その理由を聞いて僕が納得できなかったら、相手のことを怒っていました。理由を聞かずに、すぐに怒るという行為は間違っていると思います。また、相手がバカにしてきたからと言って根に持つ人もいると思います。僕は、根に持たないように、何とか自分の中で解決できるように努力してきました。しかし、うまくいかない時は、自分のことを否定された気分になり、相手を責めることもありました。

 今までは、自分の中で解決できてきましたが、そうでない時はどうしたらいいでしょうか。皆さんだったらどうしますか?先日僕は思い切って先生に相談してみました。すぐに解決できました。一人で抱え込むのではなく、相談することの大切さを身にもって体験しました。皆さんとも相談し合える関係を作れると信じたいです。

 

 一年生の礼拝のお話がスタートしました。テストと重なって大変だったと思います。それでもきちんと準備をしてくれていました。しかし、トップバッターの、(寮祭劇で女装をしなくてはならなく、めぐみ館にいるお姉ちゃんのスカートを借りたけど、細すぎて履けず、仕方ないから、自分は下着もはかないで、いわゆる“フ○○ン”ってやつで、お姉ちゃんのスカートをはいて劇を演じ、そのまま洗わずにお姉ちゃんにスカートを返却した)大阪府高槻市出身のK希君。せっかくお母さんに自分の名前の由来を聞いて、iPodに保存していたお話を消してしまい、直前まで大慌て。結局、初めてのお話は、自分がせっかく作ったお話を消してしまったという事実をお話にしただけになってしましました。次の順番に大いに期待したいと思います。 

 

 

 

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 夕食後から礼拝までのひと時です。バスケを楽しんだり、漫画を読んでいたり。それにしても、漫画の充実ぶりはすごいものがあります。特に重宝されているのは、元光風館生でありながら、寮務教師、宗教主任を経て、現在は沖縄で活躍されている野間先生の贈ってくれたワンピース。ここに住んでいると、漫画喫茶なんて必要ありません。

 

 

 

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 彼らが集まれば何でも遊びに変わります。ちなみにこれはゴミ出しの様子です。でも、ごみは一袋しかありません。そのたった一袋のゴミ袋をわざわざリアカーで持って行く?と思いきや、突然ジャンケンが始まります。勝った人がリアカーに乗ります。誰がどう見ても、リアカーで遊ぶついでのゴミ出しです。そういえば、このリアカー修理に出したばっかり。そりゃこんな使い方していたらガタがくるはず。しかし、何でも遊びにする寮生のおちゃめさにちょっとホッコリする一幕でした。



2019年5月17日金曜日

みぎわ館 19号

《女子寮合同礼拝 @みぎわ館》

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 5月14日(火)、急きょ女子寮合同礼拝が行われました。礼拝30分くらい前に「今日は合同~」と言われたにも関わらず、お話・司会・奏楽のそれぞれを担当してくれたみなさん、ありがとうございました!「たまには合同礼拝もいいね」との声がたくさん聞かれました。ぜひまたやりましょう!ね!!

 

 この日、実は一人の3年生みぎわっ子・Mさんが体調不良になり、未帰寮になってしまいました。彼女はもちろんですが、一緒にいた私も礼拝までに帰寮できず、どうもみんなには心配をかけたようでした。遅くに帰寮した私を見つけた3年生たちが、「Mちゃんどうしたの!?」と声を掛けてくれました。カクカクシカジカで今日は未帰寮なんだぁと伝えると、「えぇ!心配!」と。そして、こんな話も聞かせてくれました。

 その日の夕食の時の事です。いつも通りみんなでワイワイ夕食を摂っていたのですが、Mさんが一人そろっていない、それだけで自分たちのチームにぽっかり穴が開いたような、物足りなくて、静かになってしまったような、とっても寂しい気持ちになるね、と話していたのだそうです。仲間がそろっていることの喜びと、欠けた事の寂しさを痛感し、仲間がそこにいることのステキさ・一人一人の存在の大きさなどを改めて知った、という事でした。そう、そう、そうなんだよね~!と話を聞きながらとっても嬉しくなりました。そして、その話を当のMさんに伝えたら、「嬉しい!」と。そして、「私もさ、今すごく寮に帰りたいんだよね。一人って寂しいなぁって思う自分がいて、みぎわ館のみんなのこと、こんなに好きだったんだなぁと気づいたよ。体調悪いのはツイてないけど、みんなの気持ちも知れて、自分も気づけて、そこはラッキーだったな。」と語ってくれました。私、ウルっと来てしまいました。自分がそこにいるだけで喜んでくれる仲間がいる幸せを、のぞみ寮生活の3年間でたっぷり味わってほしいなぁと思います。やっぱり、のぞみ寮ってステキです!みぎわ館って、みぎわっ子って、最高です!

 

 

 

《とっても気持ちいい朝でした!》

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 あまりにも天気が良くて気持ちいい朝だったので、カメラを持ち出して登校時のみんなの様子をパチパチとっちゃいました。「いってきま~す!」と爽やかに元気に学校に向かうみんなの姿は、周りをも元気にします。眠そうな顔をしたみぎわっ子が玄関から出てきても、先に外にいた仲間たちが何だかんだと笑顔で話しかけ、眠そうな顔の人も話しているうちに元気な笑顔になっていきます。ステキな仲間同士の化学反応。これがのぞみ寮。最高~!!

 

 

 

《礼拝のお話》

3年 S.M (燕市出身)

「ずーっと ずっと だいすきだよ」

 

 『すきなら、すきといってやればよかったのに だれも いってやらなかった。いわなくっても わかるとおもってたんだね。~(絵本 「ずーっと ずっと だいすきだよ」より引用)』

 

 相手に自分の気持ちを言葉で伝えないと伝わらないものがあるって分かっていても、これくらい分かるだろうと、伝えない。絵本の中で、エルフィー(犬)は兄さんや妹に好きと言われなかったけど、主人公の僕は「すきだよ」と言っていた。エルフィーにとってそれだけで充分だったのではないかなぁ。

 寮の中でも言葉で自分の気持ちを伝えることは、本当に大切だと思う。毎日同じ場所で、同じ瞬間を一緒にいるから、言葉で伝えなくても分かるだろうと思ってしまう。でも、実際、好きという気持ちも、嫌だという気持ちも、みんな一人一人思う事・感じることは違って、全員が同じ気持ちになる時は、全員が互いに自分の気持ちを伝えあえた時ではないかと思う。自分の仲間が、もし今日いきなりいなくなったらどうだろう。きっと後悔しない人はいないでしょう。主人公の僕のように、自分の気持ちを毎日言えている人が私はうらやましい。

 「明日死ぬかのように生き 永遠に生きるかのように学べ」このガンジーの言葉は、毎日をどのように生きたらよいのかを教えてくれている。人生の最後には死が待っている。それはどんな人間にも平等に与えられている運命で、それを意識しないで真剣に生きることはできない。だから、「明日死ぬように生き」とは、今日が人生最後の日かもしれない。だから今日を精一杯、今を大切にして生きていこう、ということなのだろう。

 エルフィーは死んでしまったけれど、僕は好きだと毎日伝えていた。だからエルフィーがいなくなった時、僕は気持ちが楽だったんじゃないかと思う。私はこの主人公の僕のようになりたい。明日、自分がいなくなっても、仲間がいなくなっても、後悔しないように生きていきたい。

 寮の仲間は毎日一緒にいるのだから、気持ちを伝えられる時間が長いはず。だから私は毎日みんなに伝えようと思う。僕のように、みんなに「好き」という言葉も、それ以外も。こんなに伝えられる時間が与えられているのは幸せ。「ありがとう」や「すき」が、一言でも伝えられたら後悔は少なくて済むだろう。いつも一緒にいるからこそ、自分の気持ちを僕のように伝えあっていこう。これは私の、みんなへの、ず~っと ずっと だいすきだよ。というお話。