2020年10月29日木曜日

光風 130号「予防接種」

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 なんだかみんな緊張しています。それもそのはず、この後インフルエンザ予防接種です。いくつになっても注射はイヤなものです。ちなみに光風館の前に女子寮が打たれていましたが、なんと泣き声まで聞こえてきます。その声を聞いた彼らの表情はいっそう硬く……。しかし、校医の山口先生には感謝です。こうして寮生分のワクチンを確保してくれ、診療が終ると学校に来てくれて打ってくださるんですから。新型コロナの感染予防に関しても寮にいっぱい助言をくださいます。私たちはそれを限りなく忠実に行なっています。こんなにもドクターと連携しながら運営されている寮はそう無いはずです。時として、そこまで!?と思わされることもありますが、やり過ぎて後悔することはありません。

 そういえばです。私事になりますが、去年はワクチン接種しなかったんですよ。理由はですね、インフルエンザにかかってしまえば、最低5日間堂々とお休みができるともくろんだからです。で、その甲斐あってかかったんですよインフルエンザに。数年前に大騒ぎになった新型インフルエンザ以来のことでした。病は気からといいますが、去年はインフルエンザにかかってやると思ってったもんですから、かかるんですよね。しかし、かかった日がダメだ……。大晦日から熱が出てきて、だるさが半端なく、2020年1月1日。世間は初詣ですが、私は急患センターへ。すると見事インフルエンザの陽性反応。そして1月6日の寮生が帰ってきた日には、完治。堂々とお仕事休むことができたんです。なんの休暇も取らずに……。これじゃ意味が無い。正月休みにただただしんどかっただけ。人間やっぱり誠実に生きようとしないとこういうことになるんですよね。ということで、今年は私も光風生と一緒にチックンしました。改めて、いくつになっても注射はイヤなものですよね。なんかいたかったし……。

 とにかく、新型もそうですが感染症から寮生達が守られることだけを、ただただ願い祈ります。



2020年10月28日水曜日

今週ののぞみ寮 第146号「祈りを合わせて」

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聖句

ひとりよりもふたりが良い。共に労苦すれば、その報いは良い。

(コヘレトの言葉4章3節)

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 大望館ブロック長Nさんと、めぐみ館ブロック長Aさんが、それぞれの館の「テーマ」とテーマに込めた意気込みを全体礼拝で話をしてくれました。

 

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 朝晩の冷え込み、色づく木々からも秋の深まりを感じます。この頃は体調を崩す生徒が見られます。学校医の山口先生にご指導をいただきながら感染予防対策を行い、緊張感の中過ごす毎日が続いています。各地からのお祈りを感謝いたします。

 感染予防対策のため日々消毒・掃除を行っていますが、生徒たちのやさしい言葉かけに心が癒され、私たち寮務教師は励まされています。他者に対して思いやりを持ち過ごしていくことができているか、日々自分自身に問う毎日です。心穏やかに、一つ一つの出来事に丁寧に取り組むことを心に刻みながら過ごしていきたいです。今週は1学年、2学年は修養会が予定されています。実行委員として活躍する寮生も多くいます。今週も心と体の健康が守られて過ごせるようにと祈ります。(小菅)

 

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♫今週のお誕生日の祝福♫

今週誕生日を迎える生徒に、東寮長先生から誕生日の祝福をしていただきました。

のぞみ寮生一同で仲間の誕生日を祝福出来ることの喜びを感じます。お誕生日おめでとうございます。

 

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一人、二人と集まってくる全体礼拝前の時の雰囲気は、私の好きな時間です。

 

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【今月のご当地メニュー】 ~沖縄編~

*そうめんチャンプル

*タコライス

*アオサのスープ

*紫いものタルト

※毎月1回、のぞみ寮生の出身地の郷土料理から”ご当地メニュー“の日があります。来月はどこの“ご当地メニュー”でしょうか?今から楽しみです。

 

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めぐみ館の玄関先に……

気分は♫ハローウィン♫

3年生のNさんとYさん制作



めぐみ館74号「プロフェッショナル~♡愛♡の流儀~」

 テストが終わった次の週、52回生は礼拝後、毎日のように集まっていました。52回生で新しいめぐみ館のテーマを考えていたのです。「どんな館にしたい?」という問いから話し合いはスタートしました。「元気な館でいたい」「寮に帰りたいって思える館がいい!」「思いやりを大切にしたい」「安心して過ごしたい」「気づかいを大切にし合いたい」などなど、様々な意見が出ていました。そして、テーマが決まった52回生は、ホールの隅っこでコソコソとポスター作りを始めました。大きな紙一面を真っ黒な絵の具で塗りつぶしていた2年生に、「結局テーマは何に決まったの?」と聞いても、「内緒~(*^^*)!ポスターが完成したら見せてあげるね!きっと見たらびっくりするよ!」と言っていました。その言葉から、「自分たちが決めたテーマは素敵なものになった!」と、自信を持っていることがとっても伝わってきました。

 いよいよテーマのお披露目の日。ブロック長のA.Fさんが、めぐみ館52回生の思いをお話してくれました。A.Fさんと一緒にめぐみ館2年生が前に出て、めぐみ館の新テーマを発表しました。

 

【礼拝のお話から】

 めぐみ館のテーマは、「プロフェッショナル~♡愛♡の流儀~」です。

 私たちは、このテーマを決めるにあたり、めぐみ館をどういう館にしたいのか、話し合いました。そこで、思いやりや気遣いを大切にしたい、帰って来たいと思える館にしたいという意見が出ました。一つ一つの行動全てが仲間のことを想って行うことができれば、そのような館にすることができると気づきました。それは、つまり「愛」なのだと私たちは考えたのです。愛が無ければ、仲間を平気で傷つけてしまいます。協力もしません。仲間なんてどうでもよくなってしまします。しかし、愛があればみんなが過ごしやすく、安心できる館がつくれる、そう考えました。

 また、みなさんは寮生活のプロフェッショナルと聞いてどんな人が思い浮かびますか?掃除がきちんとできる人、礼拝をまじめに受ける人……このような人を思い浮かべるかもしれません。これらも、もちろん大切なことです。ですが、掃除がきちんとできること+「愛」を持ってこそ、寮生活のプロフェッショナルと言えるのだと、めぐみ館52回生は考えました。一人ひとりが寮生活のプロフェッショナルになることで、寮全体が明るく、素敵な寮になるはずです。

 みなさん、私たちが寮生活のプロフェッショナルになれるよう、どうか見守っていてください。

 

 

 52回生がテーマに込めた思いを聞きながら、心があたたかくなりました。めぐみ館で過ごす中で仲間のことを想い、愛せる人になりたい、そんな素敵な寮生活を送りたい、それが寮生活のプロフェッショナルと発表してくれた52回生、めちゃくちゃかっこよかったです!ポスターのクオリティもこれまたすごい!あの番組のテーマ曲が聞こえてきそうですよね?!

 52回生のリードで、めぐみ館で過ごすみんなの心が愛で溢れるといいなと思います。そして、私自身もめぐみっ子と共に、愛を極める一人でありたいと改めて気づかされました。

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2020年10月27日火曜日

みぎわ館 136号《何もかもに支えがあるのです。》

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 のぞみ寮では寮生は出来ること、なんでもやってくれます。分からないこと、やったことのないことでも先輩達が「こうやるんだよ」といとも簡単にやって見せてくれ、自分もチャレンジし、想ったよりずっと簡単にできてなんだかうれしくなって。まだやったことのない仲間に教え、自分が先輩になったとき、後輩達に喜んで教え、そしてまた後輩が出来るようになっていく。そんな循環がいろんなとこで発生しています。勉強もそう。自分の意見を言うこともそう。仲間とぶつかり、仲直りをするのもそう。食当や古紙の処分の仕方、電球の交換だってそうなのです。作業も心のあり方も、何もかもその循環の中でたくさんのことに出会い、少しずつでも出来るようになっていきます。一人では無理でも、仲間の支えがあるからやれるのです。

 

 先日みぎわ館ホールの電球が4本も急に切れていました。礼拝直前に2年生が気づき、礼拝後1・2年生で教えあって電球交換に挑む様子がありました。電球は2カ所で4本。2人いれば十分なのかもしれませんが、写真の通りたくさんのみぎわっ子1・2年生が一緒に取り組んでいました。脚立に上るのは一人です。でも、みんなで。もしかしたら無駄な時間だと感じる人も居るかもしれません。でもこういうことも大切なのではないかと思うのです。いつもいつもこんなに大勢で取り組むわけではありません。出来るようになれば必要最少人数で取り組むことも多々あります。でも不安なときは単純なことでも誰かが・みんなが側に居て手を貸し、心を寄せてくれるのです。あったかいなぁと思います。いろんな場面で、寄り添ってもらえ、覚え祈ってもらえるのがのぞみ寮なのです。こんな風に心を抱きしめ合って暖め合って過ごせるみぎわ館での生活、多感なこの時期、人生においてもとっても大事なこの時期に、3年間限定で多くの仲間と共にこんな風に過ごせる時間が先を生きる糧となるはずだと確信しています。仲間に愛され、神様に愛され、保護者の皆様に命がけで愛されていることをここにいながら実感し新たな一歩を踏み出せる毎日でありますように。みんなのこと、毎日祈っています。



2020年10月26日月曜日

光風 129号「我が家」

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 急な寮生全員の出校停止を経て、いつも通りの日常が始まりました。今は体調不良者が数名出てしまうと、こういうことになってしまうんだという事を改めて知ることになりました。またまた一緒にホテル暮らしをしまして、館に戻ってくると、やっぱりここが我が家と、光風生達の顔を見て幸せをかんじました。そして館内はいつもにましてぴかぴかになっていた気がします。光風生の兄貴保留の山﨑先生が帰ってきた私たちを気持ちよく過ごさせてくれようと、一生懸命館内を磨いてくれていたようです。ここまでしてくれれば、兄貴昇格でしょ。

 そしてまたまた恒例の光風館全員写真です。これを撮ると言うことは、そう、差し入れです。今日は私も時々買いに行く見附市にあるケーキ屋さんのクッキーをK太郎君のお家から頂き、SOU君のお母様からはハロウィンということで、光風生ひとり一人のためにわざわざお菓子の詰め合わせを作ってくださりました。いただいた光風生達はそりゃもう大喜びです。改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。