2023年1月31日火曜日

みぎわ通信(55号)「3年生合宿」

聖句

「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。」

(詩編133章1節)

 

 

出逢えたこと、共に過ごした日々に感謝します ~3年生合宿~①

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 3年生、終業を迎えました。3年の月日を共に過ごした日々。一つひとつの出来事に誠実に向き合い取り組んだことが、彼女たち一人ひとりの笑顔につながっていることを実感します。荷物まとめの「3年生合宿」の日は、10年ぶりの大寒波。凍える寒さはなんのその、大掃除も手際よく館内もピカピカに!!最後まで素敵なチーム力を魅せてくれた3年生です。大嵐の中のごみ出しさえも、楽しんでする姿はさすが。足湯の気持ちよかったこと……。(小菅)



2023年1月30日月曜日

大望館通信 第329号 「新潟教会礼拝〜敬和生からのメッセージ〜」

 先日、日本基督教団新潟教会の主日礼拝で卒業祝福感謝礼拝が行われ、敬和生からのメッセージをN・T君(3年)が担当しました。メッセージ全文を写真の下部に掲載します。

 N・T君が産まれた当時、彼のお父さまは敬和学園高校の聖書科・寮務教師・ラグビー部顧問で、私 片岡は現役敬和生でした。夏が始まり暑い日が続く中、男子高校生たちが産まれたばかりの赤ちゃんを一目見ようと群がっていたこと、首がすわり始めて汗だくの男子高校生たちに抱っこされてめちゃくちゃ泣いていたことを今でも鮮明に憶えています。小さい頃からめちゃくちゃ泣く子でした。あの日から18年が経ち、敬和生として新潟教会でメッセージを担当する程、心も体も大きく成長しました。敬和学園でいろんな人と出会い、仲間と共に歩んできた3年間でしたね。

 3年生は自宅学習期間に入りました。3年生としばらくのお別れになり寂しさを感じます。1ヶ月後の寮修了礼拝・卒業祝福礼拝・3年生を送る会で、みんなに会える日を楽しみにしています。ちなみに、彼は「その日は絶対に泣かないから!」と完璧な前フリもしてくれています。大号泣している彼の姿が想像出来ますが、期待に応えて大号泣するのか、それとも宣言通り絶対に泣かないのか、それも楽しみにしています。敬和生活最後、よいひとときを過ごせるように体調管理に気をつけていきましょう。

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「たくさんの出逢いに感謝!」 N・T

 みなさん、おはようございます!今日、このような場でお話できている事をとても嬉しく思います。みなさんご存じの通り、生まれは新潟というか2歳まで敬和学園高校男子寮に住んでいました。そして、ここ新潟教会でとてもお世話になった1人でもあります。人生の半分以上を新潟の地で過ごしてきました。父も母も敬和学園の卒業生で、父は聖書科主任・ラグビー部顧問でしたので小さい頃は敬和学園の敷地で走り回って遊んでいました。そういうつながりから高校進学を考えた時、ずっと敬和学園一択でした。また、敬和学園のフェスティバルも何度も見たことがあったので、小さい頃の夢は「敬和学園に入学してフェスティバルのダンスチーフをすること」でした。

 時は流れ、僕は沖縄に引っ越し、中学校を3年間過ごしました。また1月の受験で合格が決まっていましたので、3月にはとても楽しみに入学の準備をして、中学校の卒業を迎えました。そしたら、母親の携帯電話に1件の通知が来たのです。そこに書かれた内容とは「新型コロナウイルス蔓延防止のため53回生の入学・入寮を6月に延期する。」このような内容でした。そして、名前とクラス名だけが送られて来たのです。それからというものコロナのせいで4月から5月までの間休校になってしまいました。コロナがまだ流行っている中で、僕たちはようやく6月に入学することができました。不安を抱きながら新潟空港に到着した時、長倉牧師・神崎牧師をはじめとする新潟教会員のみなさんがお出迎えをしてくれました。みなさんの姿が見えた瞬間、とても安心したことを憶えています。無事に入学したけれど、寮生と通学生が時間差で登校する分散登校があり、クラス全員の名前も分からない状態が続きました。そのような中で、僕たちの敬和生活がスタートしました。とても楽しみだったフェスティバルは、コロナ前は6月に行っていたため中止だと思い、とてもショックだったのを今でも憶えています。僕はその時コロナをとても憎んでいたと思います。そして、コロナのせいで外出することも出来ず、新潟教会の礼拝にも中々出席出来ませんでした。ですが、2年目からはコロナも落ち着いてフェスティバルも6月に無事行うことができて、だんだんと元の生活に戻りました。中学校ではあまり目立った役職には就かなかった自分ですが、敬和学園では礼拝の時間を運営する文化委員副委員長、寮では生活規律委員会の委員長、学校行事の修養会では副実行委員長を担うことが出来ました。フェスティバルではダンスチーフとなり、夢を叶えることも出来ました。敬和学園で過ごした3年間を通してたくさんの学びがありました。

 今日の聖書コヘレトの言葉3章1~11節に何回も書いてある「時」。敬和学園でもコロナ禍でありながら、たくさんの時を過ごしてきました。たくさん悩んで、たくさん助け合い、たくさん笑い合い、たくさん泣いて、たくさん励ましてもらいました。そこからたくさんの発見と出逢いがありました。僕はこの敬和学園に入学してたくさんの仲間と出逢い、良い方向へと成長出来て、とても幸せです。それと同時にたくさんの人に感謝を伝えたいと思います。たくさん関わってくれてありがとう!たくさんの経験ができたからこそ、出会った人と離れ離れになるのはとても悲しいです。ですが、学んだことを大学でも大切にしていきます。いろんな経験を共にした、たくさんの仲間にとても感謝しています。

 今回のお話のテーマは「たくさんの出逢いに感謝!」にしました。この出逢いは、運命の人との出逢いや奇跡に近い意味合いになります。僕の敬和生活3年間はたくさんの仲間と出逢えたので、このようなテーマをつけました。僕は、敬和学園との繋がりは切りたくても切れないものと思っています。だから卒業してもまた逢えると信じています。

 今日ここ新潟教会でお話をする機会が与えられると聞き、「自分に出来るかどうか?みなさんの前で緊張して話せないんじゃないか?」とめちゃくちゃ迷いました。しかし、敬和生活3年間の中で、みなさんの前でお話することもたくさん経験してきましたので「成長したからきっと出来る」と思い、緊張しながらも話しています。今、ふと考えてみたら新潟教会でお話をするのはいつぶりでしょうか?僕が憶えている限り、小学5年生の洗礼式信仰告白だと思います。あの日から7年が経ちました。このような場を与えてくださった新潟教会の方々にはとても感謝しています。また必ずここ新潟教会に戻ってきます!その時はよろしくお願いします。たくさんの成長に感謝してお祈りをもってお話を終わります。



2023年1月26日木曜日

みぎわ通信(54号)「共に生活できる喜び」

聖句

「だから、今それをやり遂げなさい。進んで実行しようと思ったとおりに、自分が持っているものでやり遂げることです。進んで行う気持ちがあれば、持たないものではなく、持っているものに応じて、神に受け入れられるのです。

(コリントの信徒への手紙Ⅱ8章11、12節)

 

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 3年生と過ごすラストの1週間です。2年生は、3年ぶりに行われる“2泊3日のスキー教室”へ。健康が守られて生活ができることはうれしいことです。

 3年生にとって、一つひとつが敬和生活での締めくくりです。最後の定期テストの勉強も、遅くまで取り組んでいます。

 3年生の和気あいあいに関わり過ごしている姿を見守りながら思います。3年間、コロナ感染の不安の中で共に過ごしてきました。3年前を振り返れば、行動制限もかなり緩和してきましたが、コロナ禍前の日常には、まだ100%戻っていません。でも、可能性を探しながら、希望を持って前を向いて歩むみぎわっ子たちの姿に励まされ続けています。コロナ禍の不安の中でも、歩みを止めることなく、仲間と関わり続けることが出来ることは、幸せなこと。寮生活はやっぱり「密」なのです。

 共に生活できる喜びに感謝して、今週も元気で過ごしていきましょう!(小菅)

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2023年1月17日火曜日

みぎわ通信(53号)「新年の抱負の書き初め」

聖句

「わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてのことが可能です。それにしても、あなたがたは、よくわたしと苦しみを共にしてくれました。

(フィリピの信徒への手紙4章 13節14節)

 3年生の礼拝のお話が、ラストメッセージの時を迎えました。一人ひとりが御言葉に出会い、励まされ、支えられました。ラストメッセージで選んだ聖書箇所を掲載しています。

 

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2023年はどんな1年に!!

 3年生53回生の「新年の抱負の書き初め」も3枚目。毎年、新年に一人ひとりが今年の目標を一文字書初めの時を共にしています。筆を運ぶ姿は真剣です。一文字一文字にそれぞれの想いが込められています。私も、3年の月日に思いを馳せています。人と人との関わりの中に大きな恵みを感じていること、出来事一つひとつがつながり糧となり、今があることを彼女たちから感じることは大きな喜びです。その姿を1,2年生ももっと感じながら歩む力につなげてほしいです。

 3年生の登校日数は8日。今日から定期テスト1週間前です。全力で取り組めるよう応援しています。

 今週も心豊かな歩みができますように、お祈りしています。(小菅)



2023年1月16日月曜日

今週ののぞみ寮(16号)「寮クリスマス開催」

聖句

「そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」

(マタイによる福音書 5章16節)

 

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<クリスマスディナー>

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<礼拝>

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<お楽しみ会>

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「寮クリスマス開催」

 延期していた「寮クリスマス」を1月9日(月)に無事に開催することが叶い、少し遅めのクリスマスをのぞみ寮生で祝うことができました。

 豪華な飾り付けの中で、いつもとはまた違った雰囲気の食事を楽しみ、礼拝は、講師の岡村さんによる演奏に包まれた素敵な音楽礼拝となりました。締めのお楽しみ会では、昨年から行っている夜バンドを今年も開催しました。1年生から3年生まで、本当に色々な寮生が積極的に参加してくれたおかげもあって、大盛り上がりの中、笑顔で寮クリスマスを締めくくることができました。

 残念ながら今年度も新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、お客様をお招きすることができませんでした。来年度こそ、お客様をお招きしての開催が叶うことを祈っています。(山﨑)



2023年1月13日金曜日

みぎわ通信(52号)「クリスマスを共に迎える喜び」

聖句

「ハレルヤ。わたしは心を尽くして主に感謝をささげる。」

(詩編111編1節)

 3年生の礼拝のお話が、ラストメッセージの時を迎えました。一人ひとりが御言葉に出会い、励まされ、支えられました。ラストメッセージで選んだ聖書箇所を掲載しています。

 

 

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クリスマスを共に迎える喜び~礼拝・会食・お楽しみ会~

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  延期していた「のぞみ寮クリスマス」を年明けにあらためて開催することができました。皆が揃い元気で「クリスマスの祝福」を迎えることができたことがうれしいです。

 

 41回生卒業生、シンガソングライターの“岡村翼さん”を講師にお迎えしての礼拝。人と人との出会い、関わりを通して生きる力と、ありのままで生きることの恵みをメッセージと歌に込めて伝えてくださいました。心励まされるみぎわっ子たちが多くいました。卒業生との新たな出会いを通して、敬和でつながる恵みをうれしく思います。

 のぞみ寮クリスマスを企画、運営した2年生の意欲的に活動する姿に頼もしさを覚えることが多くありました。これからの活躍がより一層楽しみです。(小菅)