2018年7月13日金曜日

めぐみ館通信 2018年7月15日 第102号

ほっと一息 ~七夕の夜に…~

 第2定期テストが終わりました。テストが終わった日の夜は、張り詰めた気持ちもようやくほぐれて、皆静かなひと時を過ごして、テスト期間中の睡眠不足を補うように早めに眠りにつくめぐみっ子たちでした。 

 次の日は七夕の土曜日でした。神様に守られて生活が出来る私たちですが、日本の伝統文化にも触れる時を持ちました。笹には、めぐみっ子たちの願い事の短冊が結びつけられています。短冊に願いを書く姿はどの子も真剣で、かわいらしく、側で見ながら和やかな雰囲気に包まれていました。

 七夕と言ったら…?!なぜかこの夜は、ホットケーキパーティーになりました。今回の企画者は、Yさんと、Kさんでした。甘い香りが館内に漂い、自然と事務室に人が集まってきます。Yさんレシピで炭酸水とヨーグルトを使ったホットケーキは、ふわふわ焼き上がりました。おいしさを分け合える生活に幸せな気持ちになります。いつもとは異なる材料で、こんなにおいしく“ふわふわ”に出来上がることに驚きながら、おいしさを共に味わっていました。自分のできることを生活の中で出し合えることは、とてもうれしいことです。安心して自分を出せる生活をめぐみっ子たちと築いていきたいとあらためて感じています。夏休みを心待ちにするめぐみっ子たちですが、終業日まで体調を整えて過ごせるようにサポートしていきます。(小菅)

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礼拝のお話 

「寮生活で出会った仲間たちとの生活の中で」   1年 M.H

 中学時代、スマホを手放せない生活をしていました。スマホはとても便利ですが、スマホを使用することでトラブルになることも多かったです。友達だと思っていた子にSNSで悪口や写真を投稿されたことがあります。その時初めてスマホの怖さに気づきました。学校で人に会うことも怖くなっていきました。でもスマホを手放すことが出来ず、SNSで自分の悪口を探しては落ち込む毎日でした。SNS上で書かれた悪口は拡散されて消えることはありません。なので高校ではスマホのない生活をしたいと願い敬和学園に入学を決めました。ですが、入学前からSNS上で敬和のグループが出来ていると知りとても焦りました。友達作りに出遅れてしまうかな?友達が出来るかな?そんな心配を抱えながらもSNS上ではつながりを持たずに入寮の日を迎えました。入寮日とても心配でしたが、みんなとも話すことが出来て、SNSでつながっていなくても友達はできるのだと安心しました。寮ではスマホは使わず、直接話すので気持ちが伝わりやすく、トラブルになることも今のところありません。スマホは便利で大切だと思いますが、なくても大丈夫だと思えるようになっています。これからの生活、言いたいことは実際に会って伝え、相手の気持ちを考えられるような人になりたいと思います。

 

 

 

「苦手なことに挑戦する」   1年 K.M

 小学校の頃は、人見知りで人前に立つのはとても苦手でした。人前に立つと緊張して声が震えてしまったり、声が小さくなってしまうことが多くありました。そんな自分が嫌で中学校になったら積極的に前に出る仕事をしようと決めました。部活動ではパートリーダー、行事では実行委員、専門委員会の委員長など前に立つ仕事を率先してやりました。これらの役割は、私にとっても決して簡単なものではありませんでしたが、やっていくにつれ、人見知りも少しずつなくなっていき、人前に立って仕事することが苦手ではなくなってきました。

 自ら苦手なことに挑戦することは、誰でもやりたくないことだと思います。けれど挑戦することによって視野も広がり、新たに発見できるのではないでしょうか。身近なことで言えば、勉強もそうだと思います。勉強することによって知識も増え、達成感もうまれます。

 皆さんも新しいことに挑戦していきませんか。きっと新たな自分に出会えることでしょう。

 

 

 

「寮生活をきっかけにして」    1年 M.H

 私は寮に入って大きく自分に変化がありました。私すごく人見知りで、グループワークとか人前に出て話すことが苦手でした。自分から話し掛けるのが苦手だった私は、なるべく人との関わりを避けていました。自分の中で、もし会話が続けられなかったらどうしよう、うまく相手に合わせて話せるか不安ばかり思っていました。いつもネガティブに考え自分からは動こうとしませんでしたが、寮生活をきっかけに自分を変えようと考えました。

「誰とでも仲良くできる」「全員と話す」という目標を立てました。「みんなの頼りになれる存在になりたい」そのためには、今自分ができることを積極的に話すことを心掛けて生活しています。

 寮生活は正直嫌だなと思った時がありました。自分の思い通りにいかないことを不満にも思っていましたが、もう子供ではないのだし、わがまま言わずに過ごしていこうと思っています。寮で出会った新たな出会い、知らないことをいろいろと知れるチャンスがあると実感しています。寮生活が出来て良かったなと思っています。

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~テスト期間中の取り組み~ それぞれの勉強方法で取り組んでいます。



2018年7月10日火曜日

大望館通信 2018年6月25日 第259号

<新入寮生>

 この度、新たに2名の51回生が大望館の一員になりました。1週間の寮体験を経て大望館が気に入ってくれたようです。入寮してから数日が経ちますが、すっかり馴染んでいる様子です。新たに仲間が増えパワーアップした大望館をこれからよろしくお願いします。(山﨑)

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<フェスティバル>

 今年度のフェスティバルは、新たに部門が増えるなど、例年よりも慌ただしい準備の中で行われていた印象でした。部門が増えたことにより、リーダーの役割分担がこれまで以上に重要になりリーダーの力が試されるフェスティバルだと、私は睨んでいました。そんな混戦が予想されるフェスティバルで、総合優勝を果たした連合が六甲連合。その連合のリーダーが、大望生Kでした。

 

 Kは、普段からリーダーの役に就くことが多く、寮でも行事委員長など様々な行事で活躍してくれています。そんな彼ですが、行事の度に必ず悩み、そして相談にきます。悩みの原因は、大体決まっていて、行事の企画や方針などを巡って起こる喧嘩です。彼は、毎回「人間関係」に悩まされ、うまくまとめられずにいました。

 

 彼がすごいのは、この悩みに対して「真っ向からぶつかって砕け散る」ことです。この悩みが原因で体調を崩すこともあり、時には病院へ一緒に行くこともありました。それでも気持ちを切り替えて、この悩みに3年間ぶつかり、砕け散り続けました。そして、例年よりも役割分担の難しいフェスティバルで結果を残すことができました。

 

 今回の結果は、決してフェスティバル期間の準備だけでなく、彼の1年生からの歩みが、少なからず関係していると、私は思っています。3年間かけての準備期間を経て、最後の大舞台で結果がついてきてくれてよかったね。(山﨑)

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2018年7月4日水曜日

めぐみ館通信 2018年7月5日 第101号

心と生活に寄り添って

 時間の流れの速さをしみじみと感じるこの頃です。気づけばもう7月です。待ちに待った夏休みもあとひと月足らずでやってきます。夏休みの楽しみを励みにしながら、第2定期テストの勉強に取り組むめぐみっ子たちです。自習時間の静けさからもいつも以上に集中していることが伝わってきます。

 暑さ厳しい毎日です。例年より早い時期からの暑さですが体調を整えながら、取り組んだ成果が発揮できますようにサポートしていきたいと思います。

 部屋替えから2週間経ちましたが、雰囲気よくどの部屋からも和やかさを感じます。生活にもすっかり慣れた1年生もチームワークがよく、にぎやかで楽しく友人関係が築かれていることが伝わってきます。1年生が伸び伸びと過ごせることは、2,3年生がやさしい雰囲気で包みこんでいるからこそだとしみじみと感じます。 

 ここ数年「居心地の良いめぐみ館」「気づかいのできるめぐみ館」をキーワードに、めぐみ館の生活を考える機会が多くあります。2年生は後期からの世代交代に向けて、積極的にミーティングで意見を出し合っています。“思いやり”“考える”“安心した生活”を一人ひとりが関心を持ち、意識を高めて生活できるように、私自身も共に学び、考え、夏休みを迎えるまでの日々を大切に過ごしていきたいと思います。

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自習時間後のお楽しみは…

 自習時間後の事務室はにぎやかです。学年を超えて事務室での交わりが繰り広げられます。とにかく、しゃべりたいめぐみっ子たちです。話し声も響き渡るので、どの内容に耳を傾けたら良いのやらと思うこともしばしばですが、楽しく関わる姿を間近で見守ることのできる幸せを実感しています。トッポギパーティーが開かれた夜も、「あ~あ これ食べちゃうとデブ活だぁ~」と口では言いながらも、鍋はアッという間に空になりました。片付けを終えると、食べた分の消費と言わんばかりに体操する健気な姿も見られ微笑ましいです。

 

 

 

~月に一度の大掃除~

 3年生の整美委員長が中心となり月に1回の大掃除を行います。毎朝の清掃では行き届かないところを分担して掃除します。先輩たちの動きに合わせながら1年生の手際も少しずつ良くなってきました。今年の1年生はとにかく元気いっぱいです。

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「自分で踏み出す一歩」  1年 O.N

 大量に発生した虫のことについてお話しします。虫の集合体が嫌いない人もいると思いますが、聞いてください。家に帰ると部屋の机に蟻が大発生していました。どうやら前の週に食べたお菓子の空袋を置きっぱなしにしていたためでした。私はパニック状態になりましたが、蟻を潰すと出てくる独自の酸っぱいにおいが嫌なので、潰すこともできずしばらくそのまま、ただただ蟻をじっと見ることしかできませんでした。しかし、その蟻たちを観察しているうちに思うことが出てきました。この敬和で大切にしている“個性”です。せっせと動きまわり働く蟻もいれば、あまり動かない蟻、仲間と一緒に行動する蟻や、単独で未知の場所を探索する蟻……様々な蟻がいました。蟻たちは本能で動いているだけなのですが、私には個性として感じられました。

 皆さんの中で、私も含め自分の個性を出せず、学校生活に疲れている人はいませんか?私は、もっと個性を出してよいと思います。自己主張をしてたとえ拒まれても主張を続ければ、いつかは受け入れられると思います。そんな自分が出せなくて疲れる環境ならば、自分が出せる環境に変えてしまえばよいのです。誰かがやってくれるのを待つのでは遅いのです。自分から前に一歩踏み出しましょう。その一歩が自分を出せるようになり、自分の自信となり、自分を変えていくことにつながるのだと思います。

 

 

「幸せの感じ方」  1年 K.M

 私は友人と文通をしています。ある日友人からこんな手紙が送られてきました。「最近、ご飯をすごくおいしく感じる。毎日を普通に過ごせるってこんなにも幸せなことなんだね。今日から一日一日を大切に生きようと思ったんだ」と。友人は、中学生の時不登校になってしまったり、病気にもなり納得のいかない日々を送っていたそうです。普通の暮らしを送れるようになった今、とても幸せだといいます。何にもなく平凡な日々でも普通に過ごせることが幸せなんだと……。この手紙を読んだ時、私の考え方が変わりました。今までは1日が終わると「今日は何も良いことがなかった」と残念な気持ちになることがありました。しかし、それは違うのではないか、「悪いことが起こらずに、1日を終えることが出来た」ということに、感謝するべきではないかと思いました。

 「良いことが起きたら幸せ」ではなく、「悪いことがなく普通に過ごせれば幸せ」と考えるようになりました。もしも、2億円の宝くじが当たり、好きな物を買ったり、食べたりすることが出来たら、幸せだと感じるかもしれません。けれどそんな幸せは一瞬で消えてしまいます。しかし毎日を普通に生きることで感じることのできる幸せはずっと続いていくと思います。ご飯が食べられること、学校に通えること、友達がいること、家族がいること、生きていること。幸せの感じ方を変えてみれば、目の前にあるたくさんの幸せのかけらを拾い集めることが出来るでしょう。

 

 

 

今年度1回目の部屋替えが終わりました。3年生は進路に向けて3年生部屋となりました。1,2年生で構成された新しい部屋でどんな繋がりが育まれていくかとても楽しみです。それにしても2,3年生の荷物の多いこと……

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