2019年5月29日水曜日

みぎわ館 22号

《さいころステーキ!!》

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 な・な・な・なんと!5月26日(日)の夕食はさいころステーキでした!!「やったー!」と寮生も寮務教師も両手を上げて喜んだのは言うまでもありません。そして、これがまた結構なボリュームで盛り付けられているのです。(写真のお皿は私のものですが、ざっと数えても20個近くは盛られています。「先生の多くない~!?」とみぎわっ子はいつも言いますが、そんなことはありません。みんなと同じ。どっちかと言うと少ないくらい。のはず。)一口大のステーキにおろしソースがかかっていて、さっぱりといくらでも頂けます。調理師さんたちが盛り付けをしながら「ステーキ要らない人いるかな?」と聞いてこられましたが、「いるわけないです。そんな人!」と力強く答えてしまいました(笑)。フェスティバルが近づいてきて、ちょっとダイエットを計画しているみぎわっ子も、さすがにこの日は全員がもれなく食べていました。

migiwa022_01 とっても暑かった日曜日。寮本部もクーラーをつけようかと考えたほどです。風がなく、湿気は高く、太陽はギラギラ。そんな中で午後からフェスティバル活動に勤しんできた寮生たちは、水分や冷たいものは欲しくても、食欲はあんまり……。そんな気持ちで友愛館に足を踏み入れていたようですが、ステーキに元気にさせてもらい、たっぷり食べて心もお腹も満たしていました。みんなの疲れを先読みして、心を元気にさせるメニューを考え・作ってくださる管理栄養士の五十嵐さんや調理師の皆さんに本当に感謝です!ありがとうございます!ごちそうさまでした!!

 

 

 

 

《手作りタピオカ》

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 5月25日(土)の夜、みぎわ館1階ホールの片隅に集まっている3年生たち3人。Kさん、Mさん、Nさん。何をしているのだろう?と近づいていくと、小さいお鍋に黒い汁が。。。「何これ?」「タピオカ作ってる」との事。その前の日、延長テレビをして「家政婦のミタ〇ノ」を見ていたら、手作りタピオカの作り方が紹介されていたのだそうです。一緒に見ていた3人で、「タピオカミルクティー飲みたいね!」となり、PCで作り方を再度調べ、翌日に材料をそろえて、実行に移している真っ只中だったそうです。
 Kさんがヘラでひたすら鍋の中を焦げ付かないようにかき混ぜ、Mさんが次の材料投入に備え、Nさんは後ろで応援(笑)。ナイスなチームワークで作っていました。
 次に私が3人に合流できたのは完食後。「どうだった!?」と尋ねると、「モチモチっていうか、プニプニって感じ。」とのこと……。「ん?思ってたのと違うってこと?」「丸くならなかった」「茹でたらお湯の中で広がった?」「そうそう!」なのだとか。それでも、雰囲気はしっかりタピオカミルクティー。ビロ~ンと伸びたタピオカらしきものをミルクティーで、専用ストローを使って堪能したようです。タピオカ自体はどうもイマイチだったようですが、3人で作ってワクワク・ドキドキの時間を共有し、丸まらなかったタピオカをみんなで笑い、反省会をし、次何をしようかとまた計画立て……と、とっても楽しい時間を過ごしたようです。次はぜひ、メンバーに入れてもらおうっと!

 

 

 

 

《礼拝のお話》

2年 M.A 東京都出身

「I was born to love you」 

 私の好きな賛美歌No.1は「君は愛されるために生まれた」です。いい曲ですよね!そして、私はその反対の歌を知っています。それは、イギリスのロックバンドQueenの「I was born to love you」です。ざっくり和訳すると「私はあなたを愛するために生まれた」です。ステキだと思いませんか?この歌は人生の意味を「愛するため」と言っています。

 私は良く「自分は何のために生まれてきたのだろうか?」とか「何をすれば価値ある人生に出来るのだろうか?」と考えます。人生は意味とか価値とかで置き換えられるものではないと思ってはいますが、そうは言っても理屈を求めてしまいます。そんな時に、「誰かを愛するため」という答えはいかがでしょうか。

 何かを成し遂げたり、自分の欲しいものを手に入れたり、人の役に立ったりするなどはもちろん大事なことです。しかし、私は誰かを愛するために生まれたとしたら?……私はそう考えた時、自分がこれまでよりも好きになりました。他人を今よりも少し大切に思えたら、自分も少し大切に思える、そんな風に人間って出来ているんじゃないかなぁと思います。誰かを愛するために、少し、自分の人生を使ってみませんか?



光風 18号

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kofu0018_05 先週末は久しぶりにレクリエーションを行いました。行事委員のK君は本当は「気配切り」とかいうレクを行いたかったんですが、いざやってみると、あまりにもグダグダだったため、企画倒れ。ということで、結局はフルーツバスケットと氷鬼ごっこ、そして球技の王道ドッジボールを行いました。
 シンプルな競技でしたが、教育実習生も参加し、大盛り上がり。しかしその日は5月にもなのに、30度を超える真夏日。夜とはいえど、体育館の中は蒸し風呂状態。その中を走り回る光風生。まるで小学生のようなはしゃぎ方で、見ているだけで、笑いが止まりませんでした。あまりの暑さにパンツ一枚になっちゃった子もいますが、光風生だけの空間だったので、お許しください。

 

 

 

 

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 26日(日)避難訓練を実施しました。本来ならば、4月に実施するべきなんですが、なんだかんだで出来ませんでした。東日本大震災後、地震後の津波を想定して、学校の屋上までの避難経路を確認しています。敬和の敷地は周りから比べると高台にあります。そしてさらに屋上まで行くとかなりの高さになります。ここまでくれば、津波もさすがに届かないはずです。どうぞご安心ください。子どもたちも一切の私語を慎み、真剣に取り組んでいました。本当に災害にあってこんなに落ち着いていられないかもしれませんが、もしもの時のために、備えておきたいと思います。



2019年5月28日火曜日

みぎわ館 21号

《ミーティング》

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 5月21日22日と連日、みぎわ館事務室にてミーティングが行われていました。21日は1年生。寮生活をする上で大切なことってなんだろうとみんなで話し合っていました。あいさつや、話を聞く姿勢、一緒に暮らす仲間へのリスペクトなど、とっても前向きに、楽しそうに話し合える1年生たち。すごいなぁ!の一言に尽きます。みんなでいろんな話をしながら、賑やかに、建設的に話し合いが出来るなんて、すごいです。ホールにいた3年生たちからも、「1年生のミーティングって、とっても楽しそうだったね!」と。一体何をしているんだろうと興味津々になるくらい、笑い声溢れるミーティングでした。

 22日は3年生たち。みぎわ館の掲示板に貼る壁新聞づくりをしていたようです。模造紙を前に、「どんなふうにする?」「折り紙使う?」「私たちの自己紹介書く?」と次々に案が出てきます。さすが、3年生たちです。みんなで集まって、ワイワイ何かを楽しくする。疲れた顔の人さえも笑顔になります。仲間が集える喜びをたっぷり味わってほしいなぁと思います。

 ちなみに私も自己紹介を書かせてもらいました。生年月日の欄に平成5年と書いたところ、「ねぇ!何書いてるの!!昭和5年の間違いでしょ!」と手厳しいつっこみが……(笑)。私のボケにもタイミングよく突っ込んでくれるみぎわっ子たち。それにしてもみんな、最近、突っ込みの腕、あげたかもね。。。

 

 

 

《教育実習生がやってきました!》

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migiwa021_11 5月24日から教育実習生46回生のS.Hさんがやってきました!みんなに事前にお知らせするのをすっかり忘れていた私です。前日の礼拝後に「あ!」と思い出し、報告しました。「明日から実習生が来ます!」「やった~~~~!」と拍手喝采。大歓迎のみぎわっ子たち。実習生はきっと、始まる実習や初めて出会うみぎわっ子たちに楽しみな反面不安もいっぱいのはず。でも、こんなにも楽しみにしていると知ったら絶対に嬉しいし安心するはずです。みぎわ館での懐かしい生活を思い出しながら、今のみぎわっ子たちとの生活を存分に味わってほしいなぁと思います。そしてもちろん、みぎわっ子たちも実習生の先生と貴重な時間を堪能してほしいと思っています!!

 

 実習生を迎えての最初の週末、事務室に行くとテレビを見たり、お菓子を食べたり、マッサージをしあったりとそれぞれ好きなようにしながら、一緒の時間を楽しんでいたみぎわっ子たち。好き~、この雰囲気!と思っていたら、そこには実習生のHさんも!馴染みすぎててわからなかったほどです(笑)。そのHさんがこんな事をはなしてくれました。「初日からそうだったんだけど、みんな私をほっとかず輪に入れてくれるんです。一人二人ではなく、集団で私を仲間にしてくれるんです。嬉しいです。私の方が様子を見ながら輪に入っていかないとだな…と思っていたのに、みんなの方がほっとかないんです。すごいですね。嬉しいです!」と。きっと今みぎわ館で一番不安なのはHさんでしょう。その人を自然と大事にできるみぎわっ子たちの心の温かさに私の心まで満たされました。みんな、やっぱり素敵だわ~!

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《礼拝のお話》

2年 H.A 新潟市長岡市出身

「とっても不便で、とっても温かい」

 

 もう1か月も前の話になってしまいましたが、寮祭お疲れさまでした。今年のみぎわ館の出し物はどうでしたか?「みぎわ館、よかったよ!」「自己紹介面白かったね!」など沢山の温かい言葉をいただきました。本当に嬉しかったです。しかし、実を言うと、寮祭1か月前の51回生には、滞りなく寮祭の出し物を終えられることなど想像できませんでした。

 春休み前にミーティングを行い、台本のテーマを決め、役割分担をしました。台本係はSNSで連絡をしあい、そこで決めた内容を51回生のグループラインで送り合い、話し合う形を取りました。段取りバッチリだと思っていたので、春休み明けにはすぐに出し物練習が行えると思っていました。しかし、SNSを使うと、読んでいる人読んでいない人がいたり、言葉のニュアンスが伝わらず喧嘩になりそうになったりしました。そして春休みが明け、ミーティングをしましたが、ちゃんとした話し合いなど出来る訳などなく……集まって意見交換するものの、雲行きは怪しくなっていきました。4月の初めはみんな忙しく、うまくいかないことにストレスが溜まり、我慢しきれず、話し合いに悪い空気を流す人、具合が悪いのにムリヤリ話し合いに参加して空回りする人、そんな仲間を理解できずイライラする人など、話し合えども・話し合えども悪くなる一方でした。

 日にちはどんどん過ぎて行き、もう時間がない!と思って一部の人たちで決めると、なんで勝手に決めるのか!となるし、もうどうしていいのか分からず悩みました。「もういっそうの事、一からテーマを変えようか。」と私がボソッと口にしたのを聞いていた仲間が「そうしよう!」と言ってくれました。そこから、たくさんの案がみんなから出て、台本作りがはかどり始めたのです。4度も台本を書き直し、たくさんケンカをして練習解禁2日前にやっと完成しました。

 ここから改めて学んだこと、それは面と向かって話すことの大切さです。今まで何度も言われてきたことですが、改めて実感しました。SNSの会話には表情も言葉のニュアンスも温度も何も伝わりません。どんなに忙しくても、時間がなくても、面と向かって話すことが一番理解し合えること、しっかり伝えられる方法なのだと感じました。スマホが無い寮生活、SNSのない寮生活はとっても不便でとっても温かい。それも再認識できました。残り半分の寮生活、みんなとたっぷり面と向かって話し合い、不便で温かいここの生活をしっかり楽しんでいきたいと思います。



めぐみ館 9号

megumi009_01 一足早くに暑さの到来。疲れも見られますが、ひとりひとりが目の前のやるべきことに誠実に取り組んでいる姿に頼もしさを感じています。フェスティバル本番まであと1週間です。様々な課題にぶつかりそれぞれに考え、知恵を出し合い、力を注ぎ合いながら活動しています。大きな責任を担っている3年生のめぐみっ子たちも多くいます。その姿を間近で見ている1,2年生達には、大きな憧れとなって伝わっています “私たちも、そうなりたい!”先輩たちの存在は憧れであり、エネルギーであり、自分の目標にもなっていきます。特にフェスティバルの活動を通して強く感じるようです。私も側で応援する毎日です。見守ることしか出来ませんが、一つ一つの歩みが糧になっていくようにと祈る日々です。

megumi009_02 先日卒業生が遊びに来てくれました。近くに来てほんの少しの時間を利用して立ち寄ってくれたようです。久しぶりに会う卒業生との会話は、にぎやかに弾みました。めぐみっ子たちも大喜び。「めぐみ館で過ごした時間が大切な時間だったこと」をめぐみっ子たちに話してくれています。めぐみっ子はもちろん、卒業生もエネルギー補給が出来た時間でした。
 離れていても、私たちはそれぞれに繋がって生活していることをあらためて感じる時となりました。限られた3年間の月日をどのように歩んでいくか。様々なチャンス、出会いを大切にして、のぞみ寮生、そしてめぐみっ子たちとの日々の交わりを感謝しながら、共に歩んで行きたいと思います。(小菅)

 

 

 

 

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 実習生を迎えました。46回生の卒業生です。めぐみ館で過ごした先輩です。3週間共に生活をします。先輩との交わりを通して、互いに恵みの時間を過ごしてほしいと思います。写真は、実習初日のサプライズ歓迎会の様子です。

 

 

 

礼拝のお話

「幸せの考え方」 3年E.R

 この世界にお金が存在しなかったら、どうなるのだろう。と考えました。働くものすべてボランティアで、人間が助け合う精神しかなくて、そんな世界だったらどんなに幸せなのだろうと思いました。力のある人が木を切ったり、布を縫える人が服を作り、きっと争いもケンカもないはずです。ですが現実的に考えたら、そんなことは絶対に無理ですよね。人間は面倒くさいもので、自分さえよければいいという人もたくさんいるし、働かなくてもいいのなら楽をしていたいはずです。毎日様々なことが起こっているこの世界を、どうしたらどの国も平等にご飯が食べられて、寝るところもある世界になるのかなとずっと考えていますが答えは分かりません。
 今の時代はお金があれば幸せという考え方が多いです。お金があれば自分の好きな物も買えるし、好きなところへも行くことが出来ます。ですがそれが幸せとは限りません。好きなものが手に入ったとして、そしたらもっと良い物が欲しくなるはずです。自分の欲しいものが手に入らなくても、行きたいところに行くことが出来なくても、身近に自分を助けてくれる人がいるだけで幸せを感じることが出来たら、世界がもっと平等で幸せになるかなと思いました。私のこれからの人生、助けてもらうことが多いと思いますが、私も誰かのことを助ける自分でありたいと思います。

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定期テストが終わった夜は……

 以前から「関西風の絶品のたこやきをめぐみ館のみんなに食べてもらいたい」と大阪出身のKさん、Mさんからリクエストがありました。第一定期テストもこのたこ焼き作りの楽しみを糧に取り組んだかもしれません?!Kさんのおうちのたこ焼きの隠し食材は、なんとサラミ!!次々に焼き上がるたこ焼きを、ほおばるめぐみっ子たち。それにしても、食べてばかりのめぐみっ子たち……。さて次回は?