2022年8月29日月曜日

みぎわ通信(31号)「後期スタート」

聖句

「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。」

(詩編133章1節)

(生徒が「礼拝のお話」で選んだ聖句を掲載しています。聖書に触れ、生きる支えとなる御言葉に出会えますようにと祈ります。)

 

 

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 後期の生活がスタートしました。館内に響き渡るみぎわっ子たちのエネルギー溢れる声は“また新たに生活が始まる”ということを実感させてくれます。

 あんなに暑かった今夏でしたが、虫たちの鳴声は、秋の訪れを知らせてくれます。季節の移ろいも、大切なみぎわっ子たちと一緒だからこそ、より一層味わい深く感じるのだと思います。

 人と人との関わりの中で、神様が備えてくださっている豊かな恵みに気付くことができる生き方をしていきたいと思います。

 前期の終業直前に、家族のコロナ感染で私も濃厚接触者となり、大切なみぎわのみんなと終業を迎えられなかったことが残念でなりませんでした。こうして、後期スタートの日を共に迎えられたことがありがたくて仕方ありません。

 前期の時。一人ひとりが自分の課題にぶつかりながら、悩み、考え、誠実に、出会った仲間と共に歩んでいたことを私は知っています。私はどれだけ心を尽くして関わることができたかを振り返っています。足りないことばかりですが、みぎわのみんなと共に過ごせた1日1日がかけがえのない恵みの時であったとあらためて気づかされています。

 共に過ごせる幸せに気付くことができることにも、喜びを感じます。一人ではないこと、どんな時においても、人と人とのつながり、出会いの中に私たちの日常があることに感謝せずにはいられません。

 しかし私は、弱い人間です。自分の気持ちが常に先に立ち、他者への思いやりを忘れてしまいがちです。そんな、私を映し出し、新しくしてくれるのは、みぎわ館生の存在です。

 日々の出来事と関わりを通して、励まされ許され生きる私です。

 人と人との関わりの中で、神様が備えてくださっている、豊かな恵みに気付くことができる生き方をしていきたいと思います。

 

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 また、オンラインでの面談でしたが、保護者の皆さんと面談の時を持たせていただいたことを感謝申し上げます。共に成長を喜び合えることの感謝と、大切なお子さまをお預かりしていることをあらためて深く心に刻みました。ありがとうございました。

 後期もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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 まだまだ、コロナの感染の終息が見えず、不安な日々が続きますが、感染対策をして、のぞみ寮でしかできない貴重な経験を積み重ねてほしいですし、共に味わい過ごしていきたいと願っています。どうぞよろしくお願いいたします。

 共に過ごすことの喜びに感謝して…

(小菅)

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夏休み直前の前期の分かち合いミーティング

前期の体験、経験に希望を持って後期スタートしましょう!!

 

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2022年8月2日火曜日

大望館通信 第322号 「大望館の伝統」

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 大望館にはいくつかの伝統があります。その伝統の一つ「開寮・閉寮礼拝には制服で行く」を7月21日(木)に行われた閉寮礼拝でも、大望生は守り抜いてくれました。友愛館で制服をビシッと決めて、礼拝に向かう姿は本当に格好良いです。礼拝の時間を大切にしている大望生を本当に誇らしく思います。

 今学期も楽しかったことやつらかったことなど、様々な出来事がありました。また、敬和生活は「毎日同じ出来事の繰り返し」ではなく、大望生ひとり一人にとってドラマがあり、そのひとつ一つを乗り越えて、共に歩んできました。その日々が守られたことに心から感謝します。

 夏休み中、普段出来ないことにチャレンジしてみてください。家族と過ごす時間も大切にしてください。いろんなことを経験して、成長した大望生と共に歩める日を楽しみにしています。良い夏休みを!



2022年8月1日月曜日

大望館通信 第321号 「男子寮合同行事〜スイカ割り〜」

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 7月20日(水) 男子寮合同行事としてスイカ割りを開催しました。発案は行事委員会T・N君(光風館3年)とS・R君(大望館3年)です。「今学期もみんな頑張ったので、終業前に盛り上がれるような企画をしたい!それに来年度男子寮一館になるので、今のうちに交流する時間を増やしていきたい!夏らしさを感じるため、スイカ割り出来ませんか?」と提案してくれました。

 当日、光風館・大望館から割りたい人が立候補し、目隠しで進んで行きましたが思うようにスイカまで到達しませんでした。さらに、到達したとしても準備した百均プラスチック刀ではスイカを割ることが出来ませんでした。プラスチック刀から木の棒へ持ち替えて、割れた瞬間に歓声が上がりました。合計3個のスイカを細かく切り、思う存分食べることが出来ました。

 楽しい時間はあっという間に過ぎ、光風生・大望生は満足して館へ戻って行きました。その直後、行事委員会T・N君とT・S君(光風館3年)、S・R君とG・H君(大望館3年)が後片付けを始めたことが印象的でした。こういった楽しい行事を成功へ導くためには、準備・後片付けをする人が必要です。その存在なしでは、行事が成功したとは言えません。今まで多くの行事を企画してきた彼らだからこそ、素早く後片付けまで担ってくれたのだと感じています。そんな彼らの姿を見て、成長を感じるひとときでもありました。