2022年2月25日金曜日

今週ののぞみ寮 No.50「部屋替え」

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聖句

「ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実である。
 ごく小さな事に不忠実な者は、大きな事にも不忠実である。」

(ルカによる福音書16章10節)

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<女子寮部屋替え>

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<男子寮部屋替え>

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<部屋替え>

 今年度最後の部屋替えです。新しい部屋の発表を前に、部屋替えが待ちきれないのか、「新しい部屋はどんな感じですか?」と私から新しい部屋の情報をなんとか引き出そうと訪れる寮生が何人もいました。

 のぞみ寮では、1年間で3回の部屋替えを行います。2月の部屋替えになると、現1年生も慣れた様子でお引っ越ししています。卒業までの3年間になんと9回も部屋を引っ越しする事になりますので、卒業を迎える頃には立派な引っ越し名人になります。

 今回の部屋替えで同じ部屋になったメンバーで、新1年生を迎えます。最近では、「面接では、どんな1年生がいましたか?」と、これも私から1年生の情報を聞こうと訪れる寮生が何人もやってきます。新しい出会いが楽しみで、待ち遠しい気持ちが伝わってきます。寒さの厳しい時期ですが、心温まる寮生と共に、この2月も歩んで行きます。(山﨑)

 

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誕生の祝福

 東寮長先生から先週と今週お誕生日を迎えるのぞみ寮生の祝福をしていただきました。

 お誕生日おめでとうございます。



2022年2月24日木曜日

みぎわ通信(18号)

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 1,2年生の2月は、大忙しです。新一年生(55回生)を迎える準備のためにミーティングを重ね、3年生への「卒業のお祝いの準備」、学校の卒業祝福の実行委員の仕事を担っている生徒も多くいます。そして、部屋替え。これを同時進行で活動する。そんな時、忙しさを言い訳にすることが多くなりがちな私ですが、みぎわっ子の素敵なのは、忙しささえも楽しんでいることです。

 2021年度3回目の部屋替えを終えました。まぁ段取りが良いこと。部屋替え前日には、廊下に荷物が積まれています。この荷物、どこに収まっていたのだろうと???と思うのですが、部屋替えのたびに、収納上手(隠し上手?!)になっているようです。

 部屋替え当日は、まず荷物のない部屋の大掃除をしてから荷物移動が始まります。今まで部屋で過ごした感謝と次に過ごす仲間を思って、隅々まで拭き掃除している姿も感心です。代々受け継がれているみぎわ館部屋替えの流れなのです。めぐみ館担任の小林先生からめぐみ館とみぎわ館の生徒同士で情報を共有して「みぎわ館の部屋替えの方法を、めぐみ館でも取り入れたい」と相談があったんです、と教えてもらいました。互いの良いところを活かしあっていく。様々な場面で増えていくといいなと願っています。

 今週末3年生が、卒業礼拝のために帰寮します。再会の日を楽しみに健康で過ごしていきましょう。(小菅)

 

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礼拝のお話

「暗い道の先にある温かい場所」 Hさん

 

聖書箇所 箴言4章23節

 「何を守るより、自分の心を守れ。そこに命の源がある。」

 

 私は最近、「自己肯定感を高める活動」略して「JKTK」を実施しています。自分に自信がないせいで仲間を傷つけてしまったことがきっかけで始めました。

 具体的な内容としては、朝早起きをして準備を早く終わらせるとか、適度なダイエットを続けるとか、睡眠を多くとるとか、ピアノを練習するとか、時間に余裕を持たせるとかです。

 細かいことを少しずつ生活になじませていくと、だんだんと前を向けるようになってきている気がしています。

 保健室の佐柄先生の勧めで、毎日その日一日を○△×と一言で書くという簡単な日記をつけているのですが、一週間の半分が△か×だったものが、今では二週間たってもずっと○を維持しています。

 私は頑張ったし、頑張ってる!けど私だけの力ではないことも痛いぐらいわかります。「私は愛されるために生まれた」と思うほどです。「私の生涯は愛でみちている」のかもしれません。

 そんなことを言っている私ですが、実は私には「自他共に愛する」ことの意味が分かりません。自分を愛せばわがままになり、他人を愛せば自己犠牲のオンパレード。どっちを取ってもどちらかが傷つく、それが私の中の当たり前です。

 聖書は命を落としてまで私たちを救ったイエスを称えます。なら自分を愛してわがままになるより、自己犠牲のオンパレードでも他人を愛そう。でもうまくいかないのが人生。

 上手に言葉にできなくてダラダラ伸びそうなのでまとめると、私の経験からまずは自分を一番に愛してほしいです。でもそれは他人を責めるということではなく、他人を気遣うということでもないです。プラスでもマイナスでもないゼロがいいです。他人の声は耳に入れて流していいです。流れずにたまっていくなら耳に入れなくていいです。

 自分が嫌になる日は絶対にあるけど、変わろうと焦らなくていいです。「出来たら変わろう、ぐらい」がいいです。大事なのは誠実な柔軟性。どう生きたって私を悪く言う人間はいなくならないし、物事の良い悪いはあってないようなもので、結局のところ人生は私のためのものなんです。

 ただ、自分勝手に暴れて、叫んで、もがいて、どん底に落ちるだけの無様で醜いそのままのあなたを愛してくれる人はここに15人います。

 鬱陶しければ一人になればいいし、傷つけたくなったら離れてみたらいいし、嫌いになりたいなら嫌えばいい。暗い道の先にある温かい場所を、私は知っています。きっと皆さんも知っているはずです。

 何を守るよりも、自分の心を守れ。そこに命の源がある。

 

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2022年2月18日金曜日

めぐみ館145号「あと一か月!」

 桜の蕾が膨らみ始めたかなと思っていましたが、週末の新潟の天気は大雪。それも今シーズン一番の積雪でした。「明日の朝はまた雪が積もるね~」という声掛けに、「やったー!」と関東出身のHさん。大人は……雪はもう、お腹いっぱい!(>_<)という気持ちなのですが……(笑)。県外出身の寮生にとっては、雪の匂いや雪国の冬の寒さを味わったり、ソリに乗って登校したりできるのも新潟だからできること。これも寮生活の魅力の一つなのだと思います。

 2月も半分が過ぎました。連休が明けて、めぐみ館の52回生を送る会の準備にも気合いが入っています。52回生を送る会は、今月末に行う予定です。3年生のみなさん一人ひとりと、3年生のご家族の皆様の健康が引き続き守られ、当日お会いできることを、心からいつもお祈りしています。3年生の皆さん!後輩たちの出し物、楽しみにしていてくださいね!

 修了礼拝と卒業礼拝が終わるとあっという間に3月に入ります。最後にあるのは定期テストです。あっ!忘れちゃいけない!新入生を迎えるための部屋替えも来週あります。目の前のことにしっかり取り組みながら、2021年度のラストスパートをかけていきたいと思っています。

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2022年2月17日木曜日

めぐみ館144号「先輩からもらった『愛』を55回生に♡」

 今回は、2年生Mさんの礼拝の話です!

 

「先輩という安心」 2年 T.M

 いきなりですが、みなさんは先輩が好きですか?私は大好きです!でも、私が先輩を好きになれたのは、敬和に来てからです。

 中学生の時は先輩が苦手でした。中学生の私にとっての先輩は、怖くてあまり関わりたくない存在でした。吹奏楽部の部活の先輩は優しい人ばかりでしたが、同じパートの先輩以外とは話をしなかったので、あまり良い印象ではありませんでした。先輩のことがよく分からなくて、聞く噂や見た目、日常の言動で「関わったら怖いな……」などと思っていました。簡単に言えば、先輩と関わってこなかったから悪い印象のままでした。

 私には、地元で行きたい高校がありました。けれども、親に却下され、敬和に来ることになりました。コロナ禍で休校になった時は、内心嬉しかったです。学校が始まって、入寮して、寮生活が始まりました。最初は、同室の先輩やめぐみ館の人達がどんな人なのか分からず過ごしていました。「先輩」に良い印象が無い私は興味が湧かず、先輩に話しかけられる時以外は、机に向かったり53回生とばかり一緒にいたりしました。「先輩」という存在は今までと何も変わらないと思っていました。

 けれども、今思うと、「その時の私はバカだなあ~」と思います。2年間先輩と過ごして、優しく明るく接してくださって、私たちが過ごしやすい環境を整えてくださり、いつも寮の雰囲気を明るく楽しくしてくださり、私たちが過ごしやすいようにたくさん考えてくださった先輩たち。先輩がいる「安心」を知りました。この2年間で、私の先輩への印象はガラリと変わりました。先輩がいることの大切さを知りました。苦手な人でも、見た目や上っ面でその人のことを判断するのではなく、苦手な人でも関わってみることが大事だということを知りました。

 51回生や52回生からたくさんの愛をもらいました。これからは、私たち53回生が最高学年になります。私は51回生や52回生のように、54回生や55回生にたくさんの愛を込めた行動ができるか不安です。でも、53回生の同級生のみんなや後輩たち、のぞみ寮の力になれるよう、一つひとつ頑張っていきたいです。

 

 

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 先日、合同ミーティングが開かれました。55回生を迎えるために、めぐみ館のルールの確認や、みんなでこうしたらもっと良くなるよね!ということを1、2年生で話し合いました。1年生4人が、10人の2年生の間に入り、一つの輪になって話し合う雰囲気は、とてもあたたかく、優しく、和やかでした。

 どんな55回生たちが入ってくるのか、53回生も54回生もまだ知りません。オープンスクールや入試労作で、寮生活を希望した中学生との出会いはしていても、みぎわ館に来るのか、めぐみ館に来るのかはまだ決まっていません。でも、めぐみ館に55回生が来てくれる!ただそれだけで、みんな心から楽しみなのです。神様が、生まれる前から私たち一人ひとりの存在を愛してくださっているように、まだどんな性格なのか、名前も分からない55回生たちを心待ちにしているのです。めぐみっ子みんなの55回生への愛を込めた行動は、もう始まっているのです。55回生のみなさん、安心してのぞみ寮に来てくださいね~!

 

【仲良く1、2年生ミーティング♪】

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【Kさんによる、ごみの捨て方のレクチャー♪】

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2022年2月16日水曜日

大望館通信 第309号 「4人のイケメン〜食事当番編〜」

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 またしても4人のイケメンが現れた。しかし、大望館通信第295号の彼らとは、また違うイケメンたちである。

 平日の食事当番(略して食当)は各館で班を作り、その班が決められた日に皿洗いを担当している。対して週末の食当は、朝食・昼食・夕食を館ごとに順番で回していき、食事を摂っている寮生が担当することになっている。

 先日の出来事である。その日の朝食は光風館が担当することになっていたが、「週末の朝はゆっくり寝ていたい」という寮生や帰宅している寮生が多かったため、食事を摂っている光風生は数名だけであった。たくさんの食器を頑張って洗っている光風生を見て、イケメンたちは動いた。「これは大変だね!ちょっと前に手伝ってもらったから入るよ!」そう言いながら大望館2年生I・K君、U・K君、S・R君、N・T君が食当へ入っていく。その温かい言葉と爽やかさ、まさにイメケンである。

 その光景を見て、半年前にも同じような出来事があったことを思い出した。そのイケメン3年生たちは自宅学習期間に入っているので、ここにいない。しかし、相手を思いやる心はしっかりと受け継がれている。敬和生の助け合い精神はこうして時間を掛けて繋がっていくのである。



2022年2月15日火曜日

今週ののぞみ寮 No.49「たき火を囲んで~連休のひととき~」

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聖句

主は正しくいまし、恵みの業を愛し

御顔を心のまっすぐ人に向けてくださる。

(詩編11章7節)

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たき火を囲んで~連休のひととき~

 3年生が家庭学習期間に入り2週間。3年生の存在の大きさとさみしさを感じながら、1、2年生だけの生活も少しずつリズムが出来てきました。各館では、新1年生を迎えるにあたって、「生活を振り返り、安心して過ごせるために」「関係性を深めていくために」等ミーティングを重ねています。表情をほころばせて新1年生を迎えることを大きな喜びにしている1、2年生の姿が多く見られることはとてもうれしいことです。

 コロナウイルス感染症が収束せず、のぞみ寮生の生活は、緊張の中で過ごす毎日です。せっかくの連休の外出も思うように出来ないため、感染対策をとりイベントを企画しながら過ごしました。

 第一弾は「冬の花火大会」“たき火名人”の岩原先生と山﨑先生が火起こしをしてくれたたき火で、冬の花火を楽しみました。季節外れの花火の楽しさを味わい、たき火の炎にほっとする。生徒たちと共に私たち寮務教師も、たき火を囲んで癒やされたひとときを過ごしました。

 “たき火名人”に早速、弟子入り志願の生徒も登場。“のぞみ寮・たき火部”が発足?!?仲間とたき火を囲みながらの語り合い・・・そんな素敵な時間が持てたらうれしいことだなぁ~現実になるとうれしいなぁと密かに願う私です。

 

 第二弾は「ビンゴ大会」“連休中に在寮している生徒のために”と保護者様からプレゼントが届きました。「ビンゴ大会」を開催し、盛り上がったひとときでした。いつも寮生のために、想いを寄せてくださることに感謝いたします。ありがとうございます。

(小菅)

 

 

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 明日は、2月入試。入試労作を担ってくれる寮生も多くいます。寮生の活躍の姿は大きな励みです。そして、新しい出会いが与えられることをとてもうれしく思います。