2020年10月23日金曜日

みぎわ館 135号《あのカラフルな手の正体は……》

migiwa0135_01 migiwa0135_02 migiwa0135_03 migiwa0135_04 migiwa0135_05 migiwa0135_06 migiwa0135_07 migiwa0135_08

 みぎわ館125号でみぎわっ子2年生たちが超賑やかなんだけど本当は秘密裏にカラフル手形を作っていたという記事を載せました。(詳細は125号をお読みください!)だけど、一体何に使うのか不明なまま今に至っていました。それが先日の全体礼拝で披露されたのです。その正体とは……なんと、館テーマのポスターだったのです。すごいアイデア!

 みぎわ館の新世代の館テーマは「~(から)」です。このテーマには様々な想いが込められています。一つ目は「~」はまるでみぎわっ子たちの気持ちの上がり下がりのようでもあります。時に元気だったり、時に落ち込んだり。人間だからそれは当たり前で、それでいい。でもそんな上がり下がりにもいつも誰かがそばにいてくれる、そんな喜びを忘れないでみぎわ館で過ごしていきたい、ということ。二つ目は、上がり下がりしながらも手を取り合って歩んでいくみぎわっ子たちの道のりを示しています。そして三つ目には聖書、ルカによる福音書6章31節「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。」より、人から人へ、してもらいたいと思うことをする、この聖句を大切に館創りをしたい。人から人へ。人~人へ。。。そうして、みぎわっ子2年生全員で考えたテーマが「~(から)」なのです。そしてこのカラフルな手形は手を取り合って歩む様子を表現しているのでしょう。3年生が温かく・優しく築いてきてくれたみぎわ館が2年生の運営にバトンが渡り、これまでを大切にしながら、より温かく、より優しく、創っていってくれることだろうと思えます。素敵なテーマをありがとう!2年生たち!そして、これからより一層力の見せ所。よろしくです!!

 

 全体礼拝でポスターと共に館テーマを披露し、館に戻ってきた2年生たちは、ポスターの手直しをし(手が剥がれかけていたので…笑)、「自分の手はどれ?」「これは〇〇ちゃんの手だよ!」なんて再び手形で盛り上がり、とっても素敵な雰囲気で取り組んでいました。1年半前に入寮してきたときは、初対面でみんなカチコチだったのに、同じ時間をひとつ屋根の下で過ごし、同じ釜の飯を食い、一緒に寝たり遊んだり。。。たわいもないように見える仲間とのかかわりの一つ一つが絆を育み、心を育てあい、素敵なチームへとなってきたのだと思います。2年生は残り1年半。3年生は残り3か月ちょっと。1年生は2年半。それぞれの残されたここでの限られた時間を大切に、互いに愛を伝えあって、居心地の良い関係・館創りをしていってほしいなぁと願います。そして、みんなのそばで共に歩ませてもらえること、幸せです。。。