1年生のスキー教室中の2年生との3日間は、かけがえのない仲間の存在を確かめ合える実りの時間でした。自分たちで考え、計画し、責任を持ち実行する姿に頼もしさとあふれるエネルギーを感じました。2年の月日の様々な出来事を共に乗り越えてきた仲間だからこそ味わえる時間であるのだと思います。「敬和に来て初めて、がんばって過ごしたいという自分を感じている。敬和に在学出来る時間の中でがんばりたい」と語ってくれた2年生の言葉に私自身も励まされました。
誰かががんばるのではなく、一人ひとりが持てる力を存分に出し合って、一つ一つの出来事にチャレンジしてほしいと願います。他者の幸せを思える自分でありたい。困難、しんどさ、目の前の課題に向き合うことが、豊かな恵みにつながっていくことを実感してほしいと心から願います。(小菅)
待ちに待ったお鍋パーティ
“この量のお鍋の具材は、食べきれるかしら……!?」の心配は無用でした。お鍋は空っぽ。最後の雑炊、おうどんも満喫しました。大好きな仲間と食する幸せ!
1年生・スキー授業・2泊3日蔵王へGO!」
出発前の夜は、準備万端なめぐみっ子、慌ただしいめぐみっ子、1年生の様子は様々でしたが、無事皆いい表情で出かけて行きました。3日間のスキー授業を終えて、帰寮した1年めぐみっ子たちは、声をそろえて「楽しかった!」とさわやかな笑顔を見ることができうれしいです。
2年生合同礼拝の夜
各館1名ずつ合同礼拝で、お話をしてくれました。
「ようは気持ちの持ちよう」 2年Y.A
皆さんは学校が好きですか?今楽しいですか?元々学校が大好きでしたが、正直私は敬和にきて好きではない時期がありました。敬和も最初はすごく楽しくて実家に帰りたいと思いませんでした。ですが高1の秋に私はホームシックになってしまいました。今ではネタになるようなしょうもない理由ですが、当時の私には深刻で、母に泣きながら電話をしていました。「学校が面白くない、楽しくない」と言っていると、「それはあおいが楽しもうとしていないからじゃないの!」と言われました。本当にその通りだと思いました。自分は楽しくないことを理由にしてホームシックになり甘ったれて、楽しむ努力をしていませんでした。高校に来て毎日を全力で楽しむことを忘れてしまっていました。
授業に対する意識を変えることで、前よりも授業に対する意識が出てきました。母の言葉で気持ちの向け方を改めることができました。面白くない気持ちで過ごすのはもったいないと気づきました。そしてしょうもない理由で落ち込んでしまったことも反省しましたし、自分を見つめ直す機会にもなりました。
まだまだ自分の目指すかっこいい人間には程遠いけれど、学校を楽しむ精神は毎日生きる上でプラスには働くと思います。今までとは違った多角的な思いを持ち、何か楽しいことはないか少しでも考えてみる。気持ちの持ちようで感じ方が変わってくると思います。そして、後ろ向きに考えていた毎日よりも笑顔が増える毎日に変わっていくと思います。
~Aさんのお話から一部抜粋~
ミーティングの様子
これからの歩みを表す一文字は・・・・・・「笑・玉・支・努・一・変・励・居・希」