2021年5月18日火曜日

大望館通信 第294号 「大望館の伝統その二」

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 今回も大望館の伝統を紹介します。大望館の伝統そのニ「寮祭では一発芸を披露する」

 例年開催される寮祭で大望館はひとりずつ壇上に立ち、一発芸を披露しています。これはなかなか度胸がいるモノであり、ウケるかどうかのプレッシャーに押し潰されそうになるかもしれません。しかし、自分の一発芸で会場が笑い声と声援に包まれる、それは人生で初めての経験になること間違いありません。人前で披露する度胸が付いたり、プレッシャーに打ち勝つ強さが身に付いたり、ウケた快感とやりきったあとに達成感を感じたりします。それがこれからの敬和生活で大きな糧になってくると信じています。だからこそ、大望館は一発芸を伝統としているのかもしれません。

 今年の寮祭はコロナ対策のため3日間に分けられて開催されました。1日目は食事会と礼拝、2日目はみぎわ館と光風館の出し物、3日目はめぐみ館と大望館の出し物でした。出し物が2日間に分けられる初の試みでしたが「これが本当に良かった」と心からそう思います。大トリを務める大望館は他館出し物のクオリティの高さに焦り「このままではマズい!自分たちももっと面白いモノを作り上げないといけない!」と良い刺激を受けることになりました。特に、光風館のウォーターボーイズが大ウケしていたので「あれは面白すぎる!光風館には絶対負けたくない!」とライバル視していたようです。寮祭2日目の夜、本気になって一発芸とダンス練習をしている姿があり、大望館はエネルギーに満ち溢れていました。

 さて、寮祭3日目大望館の出し物本番当日。そのエネルギーに満ち溢れた彼らが成功したのは言うまでもありません。他館が会場を温めてくれたからこそ、大望館の一発芸とダンスで会場を爆笑の渦に巻き込み、大トリの務めを果たすことが出来ました。自分の殻を破り、恥ずかしさを捨てて堂々と披露した大望生を誇りに思います。ひとり一人の一発芸を紹介することが出来ませんので、気になる保護者の方は直接お子さんに聞いてみてください。度胸が付いた大望館の精鋭たちは、帰宅した時にきっと目の前で披露してくれることでしょう。

 ちなみに私も一発芸を披露しましたが、3年生から「面白かったけど一昨年よりもキレが落ちている。もっと足が高く上がっていた。ギックリ腰のせいではなく太りすぎが原因じゃないか」と酷評を頂きました。次回は良い評価を頂けるよう精進致します。