2025年12月26日金曜日

今週ののぞみ寮(36号)「終業を迎える」

【聖句:詩編 36編 10節】

「命の泉はあなたにあり あなたの光に、わたしたちは光を見る。」

 

 

 今学期の歩みに感謝します。「メリークリスマス!」「良いお年をお迎えください。」と笑顔いっぱいであいさつをして家路に向かう生徒たちの晴れ晴れした表情は喜びいっぱいでした。ご家庭に無事送り出すことができて安堵しています。一人ひとりが、学校で、寮で、それぞれの思いを抱えながら、今学期も過ごしました。この後期もいろいろな出来事がありました。思うようにいかなかったこと、納得できなかったこと、言葉にできず、胸の奥にしまい込んだ気持ちもあったと思います。一人ではここまで歩いては来られなかった、関わりを通して、支えられ、励まされながら、ここまで歩き続けたと実感している人が多いでしょう。私もそうです。のぞみ寮生たちとの関わりを通して、思い、支えられ、心が温まる経験をたくさん感じた後期の歩みでした。感謝です。ありがとうございます。心と体をゆっくりと休めながら、新年元気に会いましょう!!気をつけていってらっしゃい。(小菅)

 

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2025年12月25日木曜日

今週ののぞみ寮(35号)「寮クリスマス②」

【聖句:ルカによる福音書 6章 31節】

「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。」

 

 前回に引き続き、今回も寮クリスマスに関してです。

 1年生の大仕事の場でもあると同時に、寮クリスマスは新体制のぞみ寮運営員会にとっても重要な行事です。運営委員の中心に立つ2年生にとっても大切な時となります。各運営委員でそれぞれの役割に立ちながら、企画運営をしてきました。当日講演をしていただく本校41回生で大望館生だった岡村翼さんと献金先を考え、話し合いを重ねている姿を見たり、食事の内容を話し合ったり、お楽しみ会を企画したり、当日の会場づくりや会場の美化に努めたり、さまざまな仕事を各委員会に分かれながら進めていきました。どんな仕事も、ささっと終わらせていきます。当日の会場設営時は、めぐみ館生のMさんは黙々と準備を進めており、テーブルクロスや食事の配膳など次々に仕事をこなしていく姿がとても印象的でした。Mさんだけでなく、今自分ができることに目を向け、友だちと談笑しながらも、しっかりと手は動いているという2年生ひとりひとりの様子はまさに大人顔負けです。

 

◎大人顔負け

 大人顔負けでいうと、大望館生3年生のM君も素晴らしい働きをみせてくれました。なんだか少し体調が悪そうに寮クリスマス当日の夕食の場にきたM君。「体調、大丈夫?」「だいじょうぶです」というやりとりをするものの「本当に大丈夫なのだろうか?」と心配してしまいます。夕食後の食器等の洗い物は2年生が担当し、会場の現状復帰をそれ以外の生徒が担いました。寮クリスマス仕様になっている友愛館内の机や椅子の位置を元の状態に直すためには、一人では出来ません。大人数で取りかかれば、難なく終わるのですが、指示を出す人が必要になります。現状復帰の指示出しをするなら元運営委員長だった大望館生のM君しかいないと思いつきます。マイクと友愛館の元の状態の図を彼に渡し、「現状復帰お願いできる?」と彼に聞くと「OKっす」と引き受けてくれます。彼は「十字架側から机をセッティングしたいのでそこからお願いします。椅子は最後にやりたいので。」とみんなにマイクを通して指示を出します。最初の指示はどこから机をセッティングをするかでした。現状復帰までのプロセスを机をセットする、椅子をセットするというプロセスに大きく2つ分け、その一つひとつを達成するために最善なやり方は何かと考えている事が分かります。まずは一番大きなものから動かして所定の位置に戻すことで、椅子運びの作業がしやすいようにと「作業効率を考えた指示だなぁ」と感心してしまいます。

 友愛館には椅子の色には三つあり、机ごとに置かれている色がちがいます。大まかに玄関側が緑、真ん中が赤、十字架側が青というように椅子の色が違っており、現状復帰の際にはここが大きなポイントとなります。机が大体セットされていくと、色の分け目に彼は立ち、「青の椅子だけを十字架に運んで」とマイクで全体に指示を出します。それだけではありません。マイクを使わず、通りすがりの生徒に「○○!赤色の椅子、ここに持ってきて」と個人にもお願いをします。想像以上の早さで片付けが終わりました。彼は机を少し移動させたり、少し椅子を運んだり様子もありました。しかし、指示に徹するという姿勢を崩さずに手よりも口を動かしていました。だからこそ現状復帰がスムーズにできたのです。私たち大人でも、指示を出すことよりも手を動かしてしまい、なかなか上手くいかないことがあります。またまた、大人顔負けです。その彼の気持ちの良い指示出しとそれぞれで片付けのために動いたみんなの動きは素晴らしかったです。終わったあと、気付きました。「あ、M君、体調悪かったんや」と。私は彼の体調の心配をしていたのに、すぐに頼ってしまったという申し訳ない気持ちと「M君、すごいな」と思う気持ち、感謝の気持ちでいっぱいです。M君、ありがとうございました!

 

◎MVP

 そんな中、今回のMVPといっても過言ではない人物がいます。その人物とは寮クリスマスの最後のプログラムであるお楽しみ会で、行事委員として司会を務めつつも、自らの恥じらいを捨て会場の笑いをかっさらっていったRくんです。お楽しみ会の企画段階では、彼自身は全くお楽しみ会の出し物に出る気はなかったようです。しかし、前日のリハーサル。参加者のリハーサルの姿をみて、笑いの血が騒いだのか、なにを思ったのかの真意はわかりませんが、行事委員を担当している片岡先生に申し訳なさそうにこう言ったようです。「自由さん、出し物増えてもいいですか?」「お!いいけど、誰が出るの?」「おれです。」「おぉ出て!!」

 その話を後から聞いた私は「いや、お前が出るんかい」とその場にいたらツッコミたくなりそうと考えました。しかし、当日の彼の動きは素晴らしいものでした。スカートをはき、上にはピタッとした黒のシャツ。長い脚と服装とはアンバランスなガタイのいい上半身。出てきた瞬間に会場の誰かがぽかんとしながらこうつぶやきました。「あ、足なげぇ…。」音楽が始まり、キレッキレのダンスが始まります。一気に大歓声と大笑いで包み込まれ空間となります。こんな空間を作ってしまえば、もう彼の術中にはまったようなもの。その後も、なぜかスカートは脱がずに司会を続行。ビンゴになった小さい子どもが景品を取らずにステージから席に戻った時は追いかけ、逃げられ、追いかけ、逃げられる場面。なんか危ない光景を見せられているような・・・。しかし、実直に仕事をこなそうとするRくんの人間模様が見られ、さらに笑いを誘っていました。このように色々ツッコミどころ満載で、会場は大いに盛り上げることができました。

 

◎Do for others

 寮クリスマスにおいて寮生の働きをみて、一人一人ができることを一生懸命に取り組んでいたと感じます。ただ自分たちが楽しむだけでなく、来てくれた方々に楽しんでもらうという気持ちが行動に出ていました。時間通りに進むように会場のセットや片付けを素早くしたり、子どもたちのために一緒になってゲームをしたり。今自分のできることをして、それが他者のためになっていく。自分のもっている力を自分のために使うだけでなく、それを他者のために使う事のできている彼ら彼女らを見ていると私自身もそのような人間でありたいと感じざるを得ない、寮クリスマスでした。(菅田)

 

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2025年12月24日水曜日

今週ののぞみ寮(34号)「寮クリスマス①」

【聖句:マルコによる福音書 12章 4~5節】

「というのは、わたしたちの一つの体は多くの部分から成り立っていても、すべての部分が同じ働きをしていないように、わたしたちも数は多いが、キリストに結ばれて一つの形づくっており、各自は互いに部分なのです。」

 

 先日、寮クリスマスが行われました。先生や職員の皆さんと小さな子どもたち、教会関係者の方々をお招きして楽しいひと時を過ごすことができました。多くのゲストと夕食を共にした友愛館には、毎年クリスマスの飾り付けが施されます。これを担当するのは大望館とめぐみ館の1年生です。寮生になって初めての大仕事がこのクリスマスの飾り付けです。「最後までやり遂げられるかな?大丈夫かな?」「楽しみだなー」と期待と不安が入り混じった気持ちに私たち共々なっておりました。クリスマスの飾り付けのテーマ決めの際、各館のブロック委員は1年生全員に呼びかけ、テーマの話し合いの場を作りました。「あーでもない、こーでもない」という話になりながらも、めぐみ館は「あつまれ どうぶつの森」、大望館は「桃太郎電鉄」でそれぞれクリスマスを表現することになります。どちらの館もブロック委員を中心に役割を分担して、当日までうまく進めていきます。しかし、1年生は飾り付けだけではありませんでした。なんと、お楽しみ会の出し物に自主的に1年生全員で出るというのです。

 飾り付けの準備の終盤、こんな場面がありました。めぐみ館生の飾り付けが先に終わり、大望館生がまだ飾り付けをしています。めぐみ館生のIさんがこう言います。「男子はまだ終わってないのー?」

 大望館生のT君は答えます。「終わってない!」文面だけで見ると「これは喧嘩になるのか…?」と思ってしまいそうです。その場にいた私も「あ、これは何か起きるかも…」とネガティブな想像が膨らんでいきます。そんな思いとは反対に、Iさんの次の言葉でその想像は壊されます。「じゃあ、手伝うよ!」私は心の中で「えーーーー!手伝うの!?」と驚きました。飾り付けを終え、めぐみ館1年生が折り紙を折ってハートを作っていました。大望館1年生に向けてなのか、たくさんのハートが箱いっぱいになります。しかし、なんだか黒色が多いような…。のぞみ寮の1年生はきっと仲が良いようです。

 男女が仲が良いというだけでなく、1年生全体の雰囲気の中で“全員で一緒にやる” ということを重視している姿勢が見えます。寮の良いところというのは「こういうところにあるのかなぁ」と感じさせられました。ネガティブな思いを持っている人も、やる気満々な人も、個性が強い人も、男であるとか女であるとか、そんなことも関係なく、ただ一緒に何かをするということって大人になった今の私にはなかなか体験することができません。そんな体験をしている人たちの輪に参加できることを感謝しつつ、1年生の皆がすごいと感じた一コマでした。(菅田)

 

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2025年12月23日火曜日

今週ののぞみ寮(33号)「キャロリング」

【聖句:詩編 96編 2節】

「主に向かって歌い、御名をたたえよ。日から日へ、御救いの良い知らせを告げよ。」

 

 今年も、寮生たちとキャロリングのために、敬和学園周辺で日頃からお世話になっている、北新潟キリスト教会、ひかりキッズ幼稚園、ケアハウス希望の園を訪問しました。そして、寮生たちと心を込めてクリスマスの賛美歌を歌い、クリスマスが訪れる喜びを、賛美を通して、たくさんの人たちと分かち合うことができました。寮生をいつも暖かく迎え入れてくださり、また、おいしいお茶やお菓子を用意して待っていてくださり本当に感謝いたします。

 生徒たちと声を合わせて歌っていると、自然と喜びと幸せに満たされていくのを感じました。歌声にこめられた一つひとつの言葉が、訪れた場所に温かな光として広がっていくようでした。

 寮生たちは3年生の礼拝委員を中心に、この日のために、有志で集まり、夕食後練習を重ねてきました。クリスマスの賛美歌が毎晩聞こえる友愛館は、クリスマスを待ちわびるには、なんて贅沢な場所なのだろうと感じました。(神﨑)

 

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2025年12月8日月曜日

今週ののぞみ寮(32号)「アドベントクランツ作り」2025/12/06

【聖句:マルコによる福音書 13章 32・33節】

「その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。父だけがご存じである。 気をつけて、目を覚ましていなさい。その時がいつなのか、あなたがたには分からないからである。」

 

今年も、主のご降誕を待ち望むアドベントの季節がやってきました。

11月28日(金)には、敬和学園の敷地で摘んだ草木を使い、有志の寮生たちと一緒にアドベントクランツを手作りしました。生徒たちが思い思いに工夫して作ったクランツは、どれも個性が光り、とても愛らしいものばかりです。

完成したクランツは献金として、学校の先生方や教会の皆さまにお買い求めいただきました。お預かりした献金はすべてクリスマス献金としておささげします。ロウソクに一つずつ灯がともるように、私たちの心にも静かに希望の光が広がっていきます。寒さが厳しくなる季節ではありますが、寒さに負けず、心をわくわくさせながら、皆でクリスマスを待ち望む時を過ごしていきたいと思います。(神﨑)

 

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2025年11月25日火曜日

今週ののぞみ寮(31号)「めぐみ館ハロウィンパーティー」

【聖句:詩編 133編 1節】

「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。」

 

 めぐみ館では、11月5日に遅めのハロウィンパーティーをおこないました。お菓子やケーキを食べて和気あいあいとみんなで過ごすことができました。それぞれが進路や部活動、寮での委員会活動などで忙しく過ごす日々の中で、ほんの少しだけ息抜きの時間となりました。まったりみんなと過ごす時間が私は大好きです。段々と寒くなってきて、体と一緒に心まで縮こまってしまう季節ですが、みんなの笑顔を見ていると心が温かく緩みます。(神﨑)

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11月の誕生者を祝福しました。皆の1年が実りあるものになりますように。

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