2025年12月24日水曜日

今週ののぞみ寮(34号)「寮クリスマス①」

【聖句:マルコによる福音書 12章 4~5節】

「というのは、わたしたちの一つの体は多くの部分から成り立っていても、すべての部分が同じ働きをしていないように、わたしたちも数は多いが、キリストに結ばれて一つの形づくっており、各自は互いに部分なのです。」

 

 先日、寮クリスマスが行われました。先生や職員の皆さんと小さな子どもたち、教会関係者の方々をお招きして楽しいひと時を過ごすことができました。多くのゲストと夕食を共にした友愛館には、毎年クリスマスの飾り付けが施されます。これを担当するのは大望館とめぐみ館の1年生です。寮生になって初めての大仕事がこのクリスマスの飾り付けです。「最後までやり遂げられるかな?大丈夫かな?」「楽しみだなー」と期待と不安が入り混じった気持ちに私たち共々なっておりました。クリスマスの飾り付けのテーマ決めの際、各館のブロック委員は1年生全員に呼びかけ、テーマの話し合いの場を作りました。「あーでもない、こーでもない」という話になりながらも、めぐみ館は「あつまれ どうぶつの森」、大望館は「桃太郎電鉄」でそれぞれクリスマスを表現することになります。どちらの館もブロック委員を中心に役割を分担して、当日までうまく進めていきます。しかし、1年生は飾り付けだけではありませんでした。なんと、お楽しみ会の出し物に自主的に1年生全員で出るというのです。

 飾り付けの準備の終盤、こんな場面がありました。めぐみ館生の飾り付けが先に終わり、大望館生がまだ飾り付けをしています。めぐみ館生のIさんがこう言います。「男子はまだ終わってないのー?」

 大望館生のT君は答えます。「終わってない!」文面だけで見ると「これは喧嘩になるのか…?」と思ってしまいそうです。その場にいた私も「あ、これは何か起きるかも…」とネガティブな想像が膨らんでいきます。そんな思いとは反対に、Iさんの次の言葉でその想像は壊されます。「じゃあ、手伝うよ!」私は心の中で「えーーーー!手伝うの!?」と驚きました。飾り付けを終え、めぐみ館1年生が折り紙を折ってハートを作っていました。大望館1年生に向けてなのか、たくさんのハートが箱いっぱいになります。しかし、なんだか黒色が多いような…。のぞみ寮の1年生はきっと仲が良いようです。

 男女が仲が良いというだけでなく、1年生全体の雰囲気の中で“全員で一緒にやる” ということを重視している姿勢が見えます。寮の良いところというのは「こういうところにあるのかなぁ」と感じさせられました。ネガティブな思いを持っている人も、やる気満々な人も、個性が強い人も、男であるとか女であるとか、そんなことも関係なく、ただ一緒に何かをするということって大人になった今の私にはなかなか体験することができません。そんな体験をしている人たちの輪に参加できることを感謝しつつ、1年生の皆がすごいと感じた一コマでした。(菅田)

 

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