2016年2月19日金曜日

光風館通信 第466号(2月17日)

< 誕生日おめでとう! >

 1月24日(日)に11月誕生会を開催しました。

0217_ko01 今回のリクエストは『タコス』でした。去年に引き続き、11月誕生会からのリクエストなのです。去年の11月誕生者は、優柔不断な人やフラフラと遊びに行ってしまう人が多くて、話が全く噛み合わずメニューを決められないでいました。その中、ひとりがブツブツと言っていた『タコス、タコス、タコス、タコス…』という言葉に全員が賛成し、開催することになりました。
 そして、今年もタコスとリクエストしてきたのです。でも、今年もやってみてわかったのですが……タコスは時間が掛かり過ぎる。それは生地が手作りのため、焼き上げるのに一苦労だからです。コンロを前に大人数で火加減を微調節していたり、焼き上げてもひっくり返す時に生地が破れてしまったり、うまく焼き上げることが出来ずにいました。その中、失敗を積み重ねながらも上達していったのは、K.T君(2年)でした。とてもいい焼き色と生地の厚さを理解し、何枚も焼いてくれました。ありがとう!

 生地を焼く時間と食べる時間が割に合わなく、手持ち無沙汰な時もありましたが…恋バナで盛り上がり、楽しいひとときとなりました。

 

 1月26日(火)に12月誕生会を開催しました。

0217_ko02 今回のリクエストは『オムライス』でした。12月誕生会のメンバーは、食べる勢いが凄かった!ご飯6合を使ったオムライスが開始10分にして、無くなりました。大きな皿を目の前にしてガツガツ食べ、てんこ盛りにしていたオムライスの山が削られていく姿を見ました。彼らの食欲の凄さと賑やかに食べる姿に嬉しさを感じました。また、K.T君(3年)も特製ホワイトソースに喜んでくれたようで何よりです!(片岡)

 

 

 

 

 

 

 

< 光風館スポーツ大会〜ドッヂボール〜 >

 2月6日(土)光風館スポーツ大会〜ドッヂボール〜を開催しました。3年生が自宅学習期間に入り、参加者も減るかなぁと心配しましたが……20名を越える光風生で白熱した試合が展開されました。0217_ko03

 何と言っても大盛り上がりしたのは、最後のジャンケンでした。今回は1・2年生対抗で全員が一列に並び、勝った人が次の人とジャンケンし、最終的に残った人数が多いチームが勝ちという勝ち抜き戦としました。そこで大活躍したのは、K.K君(1年)です。最初は、互角の勝負だったのですが、彼はなんと6人勝ち抜きし、雄叫びと歓声で体育館がどよめきました。2年生は、その彼の勢いを止めるようとしますが、刃が立ちませんでした。しかし、そこで現れたのは、ドッヂボールの試合中に“監督”というあだ名を付けられたM.H君(2年)でした。あいこを繰り返して“監督”のメンツを守り、何とか勝ちを収め、彼の勢いを止めますが時すでに遅し。ジャンケン勝ち抜き戦は、1年生が圧倒的勝利を飾りました。(片岡)

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< 光風館たこ焼きパーティ >

0217_ko06 2月14日(日)バレンタインデイであるこの日に光風館では、たこ焼きパーティを開催しました。今回は49回生入学試験のため4連休となり、帰省した寮生が多い中、少数でも賑やかな時間を過ごしました。たこ焼きパーティの中、H.Aさん特製オレンジピールが登場し、大興奮の光風生でした。
 結局、好きな女の子からバレンタインデイのチョコをもらえたどうか、たこ焼きで大盛り上がりしている彼らには、最後まで聴けませんでした。(片岡)

 

 

 

 

 

< 礼拝のお話 >

『今、抱えている不安に向き合うこと』    S.R (1年) 東京都東村山市出身

 この中に、様々な問題を抱えている人がいるのではないでしょうか?自分のことでもいいですし、寮のことでもいいです。みなさんはその問題に対してどう向き合っていますか?目を背けてはいませんか?その問題を問題視せず、楽しいことばかりに目を向けている、そんなことはありませんか?もしそうであるなら後々自分の首を絞めることになります。

 寮というのは、社会の縮図だと僕は思います。ここで感じる不平不満はこの先社会に出ればもっと大きなものになり、今以上に辛くなると思います。今、ここで問題を問題視しなければ社会に出た時、どうなると思いますか?不満があってもそれを直接言わず、陰では誰かを一丁前に批判し、それを問題視せず他の楽しいことばかりに目を向ける。そして、それを何度も繰り返す。人というのはそれを繰り返すうちに小さなことに幸せや楽しさを見出せなくなる。つまり、幸せの感度が高くなってしまうのです。そうするとどうなるか。今まで目をつむっていた問題が次々と現れ、次第に自分を覆っていきます。繰り返すようですが、自分の首を絞めるのです。これから入寮してくる後輩たちが見れば、先輩に対して不信感を抱くでしょう。中には居心地が悪くなり、ここにいるのがとても苦痛になる人も出てくるのではないでしょうか。

 問題としっかりと面と向き合うのは簡単なことではありません。逃げ出したくなると思います。しかしみなさん、現実から目を背けないでください。しっかりと現状を見つめなおしてください。このままでは駄目だと思うならば、ちゃんと向き合ってください。1人では確かに大変です。しかし、ここにはそれを応援してくれる、支えてくれる仲間がいます。だから諦めず、どうかその仲間たちと問題に向き合ってください。僕自身、それが今できているかと言われれば出来ていません。しかし、僕はここにきたからには自分を変えたいです。みなさんにこれを強制するつもりはありません。しかし、もし本当に変わりたいという気持ちがあるのであれば、どうか取り組んでみてください。決して簡単ではありませんし、時間もかかると思います。でもこれが出来た時、本当に大きな人間になれるのだと思います。

 そして最後にもうひとつ、もしこの寮を楽しくて自由なものにしたいのであればどうか周りの人と関わってください。自由というのは信頼関係と周りに対する気遣いから生まれるものだと思います。自分だけのことを考えた自己主張や行動は、ただのわがままであり、そこから自由は生まれせん。だから少しずつでいいです。周りのことについて考え、気を配ってみてください、そして、出来るだけ自分の周りを見てみてください。そこからまた新たなものが見つかり、周りとの信頼関係にも繋がるのだと思います。