2016年11月28日月曜日

今週ののぞみ寮 第8号

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 いつものミーティングですが、最近ちょっと違ってきているところがあります。それは女子寮間で交流があることです。みぎわ館のミーティングにめぐみっ子が参加し、めぐみ館のミーティングにみぎわっ子参加する、これまでにないスタイルでのミーティングが2年生で持たれています。

0008_03 事の初めは、世代交代を進める中でアイデアが生まれてきました。もっと自分の館をよくしたい、のぞみ寮を良くしたい。そのためには、視野を広げなければ。他の館での取り組みを知り、互いに学び吸収し、改善して行けばどんどん良くなるはず。そのとっかかりに、互いの館でのミーティングにお邪魔し合いましょう!との呼びかけから始まりました。第一回目は、みぎわ館のミーティングにめぐみ館のブロック長が来てくれました。みんなで真剣に話し合い、アイデア出し合い、爆笑し合い……1時間ほどのミーティングでしたが、自分たちの日々の生活を振り返りながら素敵な話し合いが行われたように思います。めぐみ館のブロック長はみぎわっ子の話を聞きながら一生懸命メモを取っていました。今はまだ互いに何となくお客さん気分です。近々、みんなが館を超えて話し合いの一員として参加できるようになるといいなぁ、と思います。
 この名づけて「お邪魔しますシステム」、ミーティングだけに留まらず、大掃除や礼拝や委員会活動など、様々な所でも開催されていけばいいなぁ、そしてどんどん暮らしやすい、心育て合う素晴らしいのぞみ寮に、寮生の手で作り上げていってほしいと期待しています!

 

 

 

 

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0008_06 どこでも勉強会が開かれるのが寮の特徴の一つです。「あ~!わからない!」そんな叫び声が聞こえると、「どれ、どれ?」と人が集まり、あっという間に勉強会の始まりです。あ~でもない、こ~でもないと一緒に考える時もあれば、「数学ならあの人!」と指名がある時も。「授業で私が授業をしなきゃなんだけど……」というと、「聞かせて!」と生徒役がどっと集まります。一人で困りごとを乗り切る必要がないのがのぞみ寮。勉強や課題だって同じです。そして、仲間がいるからくじけることなく楽しんでやり切る事ができます。「私、中学の時全然勉強しなかったのにさぁ、のぞみ寮に来てから勉強してるわ!」と自分で驚いていた人がいました。そして、その理由も「仲間がいるから」だと1年生にして語ってくれています。仲間がいつもそばにいるって、本当に素敵なことだと思わされます。

 

 

 

 

 

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 高校生が200人近くいると、得意なこと、不得意なこともいっぱいあります。この写真はある女子寮の生徒が、男子寮の裁縫の得意な生徒に修理を依頼しているところです。依頼された男子寮の生徒が裁縫ができるなんてって事で驚いたんですが、寮生の間では一般常識みたいで、快く引き受けていました。
 ちなみに、タイミング悪くこのシーンに出くわした、女子寮の先生に、依頼していた女の子は「ちょっと、Sさん、女子力!!」なんて声をかけられていました。
 女の子の方は、よっぽど恥ずかしかったのか、顔の出ている写真を載せようと思ったのですが、本気で嫌がったのでやめました。

 

 

 

 

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 毎週日曜日の全体礼拝後に、その週に誕生日を迎える寮生を祝福されます。なんてことありません、寮生全員で歌って、その後に寮長がお祈りして、誕生カードを手渡すだけなんです。誕生カードは寮の教師が一言ずつお祝いの言葉を書きます。男子四人で写っている写真がありますが、大望館の誕生者の写真です。普段、写真を嫌がる生徒も、この時は何故か嬉しそうに撮らせてくれ、その写真をプリントし、裏面に一言ずつ書かせてもらっています。このカードを大事に何年も飾ってくれている卒業生もいるそうで、嬉しい限りです。

 

 

 

 

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【ご報告】

0008_14 11月18日木曜日、堀越先生の第一子が無事に産まれました。3200gの元気な男の子です。あらかじめ性別を聞いていたんですが、その時には女の子だろうと言われていたんですが、生まれてビックリ!男の子だったそうです。将来、一緒にキャッチボールができると、とても喜んでいます。
 名前は、女の子だと思っていたので、女の子の名前を用意していたため、27日現在、まだ決めかねております。寮の先生たちの中で、好き放題「こんな名前にしなよ」とアイデアを出し合っておりますが、全く参考にしていないようです。あれよという間に出生届期限の14日が過ぎてしまうんじゃないかと、周りがヒヤヒヤしております。大望館の生徒は、新しい弟ができたと、大喜びです。来週号先生の喜びの声も載せたいと思います。