2018年6月18日月曜日

めぐみ館通信 2018年6月18日 第100号

やり遂げた実感と満足感 

 フェスティバルが終わって1週間が経ち、日常の生活に戻りました。疲れが残る生徒もまだいますが、気持ちを切り替えて生活を整えられるようサポートしていきたいと思います。「フェスティバルが終わってほっとしました。順位は思うような結果ではなかったけれど、やり切ったという実感と満足感があります」とフェスティバルが終わった夜に静かに語る3年生の姿がありました。「いろいろ大変なこと、面倒なこと、逃げ出したいことがあったけれど、最後まで責任をもって取り組んだことは初めてだった」とも語っていました。

 フェスティバルが終わってゴールではありません。これからが新たなスタートです。この経験を糧として、一人ひとりが歩みを深めてほしいと願っています。行事を終えた表情からは、安堵感と凛とした頼もしさを感じます。2年生は、もう来年に話が進んでいます。目の前にあるチャンスに一つ一つチャレンジしてほしいと願いながら、これからどんな成長ぶりが見られるか楽しみが膨らみます。

 今週は部屋替えです。新たな出会いを通して、心豊かに過ごせるようにと願っています。

 3年生は、いよいよ進路に向けて本格的に始動します。心も体も健康で安心して過ごせるようサポートしていきたいと思います。(小菅)

 

 

実習生を迎えて~帰ってきた先輩~

 45回生F.Nさんが教育実習生としてめぐみ館で3週間過ごしました。Nさんはめぐみ館で過ごした先輩です。毎晩遅くまで授業の準備をしながらも、積極的にめぐみっ子と関わりを持ちながら過ごしてくださいました。Nさんに大学でのこと、敬和で過ごした日々のことなど、毎晩にぎやかに会話が広がっていました。「敬和生として、真摯に生活をしながら、仲間と共に過ごしてほしい。敬和で出会った友はこれからの大きな力となる」と礼拝のお話で語ってくださいました。Nさんの言葉は、めぐみっ子の心にしっかりと届いたと思います。3週間おつかれさまでした。共に過ごせたことに感謝します。ありがとうございました。(小菅)

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礼拝のお話 「苦手を克服」   1年K.N

0618_me11 私は大人数の前で話すことが苦手です。仲の良い人ならたくさんいても話すことはできますが、先輩や知らない人の前で話したり、何かを発表したりするのがとても苦手で、本番前は緊張しすぎて気持ち悪くなってしまったり、頭が真っ白になってしまったりもします。でも終わると“やりきった”という達成感でいっぱいになります。中学では人前で話すことはとてもイヤで、達成感よりも怖いから無理という気持ちが強く、人前に出て何かをする仕事をしてきませんでした。そのため自分に自信がありませんでした。そんな時、教会にいた敬和の卒業生の方の勧めで敬和を知りました。オープンスクールに来て、前校長先生の小西先生の「自分に自信のない人は来てください」との言葉は心にとても残り、敬和に入学することを決めました。
 私は敬和でやりたいことがあります。今の自分を変えて成長したいのです。委員会などに入って活動しながら、人前で話せるようになっていきたいと思っています。一人ひとりそれぞれに苦手なことがあると思いますが、一緒に苦手を克服していきませんか?

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~フェスティバルまでの取り組みと当日の様子~

様々な壁にぶつかりながら当日を迎えました。本番の笑顔は一人ひとりがキラキラしていました。