6月10・11日に「フェスティバル」が開催されました。新型コロナ感染症の影響でこの2年ほどは変則的な形(日程の変更や内容の縮小など)でしか行えませんでしたが、今年度は従来通りの2日間開催、そして保護者や外部の方(「オープンスクール」を兼ねていましたので中学生とその保護者)をお招きして行うことができました。3年ぶりに正常な形で開催できたこと、本当に嬉しく思います。
さて、光風館生たちですが、いろいろな場面で大活躍でした。通称「ソウチ」(=総合チーフ)を務めた3年生K.T.(兵庫県・神戸市)、M.D.(滋賀県・大津市)、T.N.(広島県・広島市)、H.R.(富山県・高岡市)の4名(6連合中4連合の総合チーフが光風館生でした‼)、それに、「フェスティバル」の企画進行を担ったフェスティバル本部員の2年生U.N.(新潟市・秋葉区)、H.Y.(新潟県・上越市)の2名は、期待されていた役割と責任を十分に果たしていました。それ以外でも、演劇や合唱、プロフィールや競技などで光風館生の躍動する姿が見られました。そんな彼らの姿に光風館担任の私は嬉しさと誇らしさを感じていました。
3年ぶりの2日間開催、従来の形を全く知らない生徒たちですので、当初は戸惑いがあったようです。フェスティバルが近づくにつれて焦りも生じたようです。でも、それらから逃げることなく、真摯な姿勢で向き合いました。文字通り寝る間を惜しんで準備と練習にあたってきました。それがフェスティバル終了後「充実感」と「達成感」に満ち溢れた表情にさせたのだと思います。
フェスティバルは終わりました。これから暫くの間、大きな行事はありません。気持ちを切り替えていくよう寮からも指導して参ります。小西元校長がよく言っていました。「敬和は思い出づくりのために行事をするわけではない」と。小田中現校長はフェスティバルの講評で「生きる力」という言葉を使いましたが、まさにこの力を養うために本校はこのフェスティバルに多くの時間を割いています。ぜひ、生徒たちには、感じたこと、思ったこと、考えたこと、そして経験したこと、学んだこと、それら全てを前期後半の寮生活、そして学校生活で生かしていって欲しいと思います。