2017年8月29日火曜日

今週ののぞみ寮 第39号

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 8月23日の帰寮日前日。2年生は一足先に帰ってきて、寮合宿を行いました。寮合宿?何をするのかというと。労作です。主に館内の清掃。新しく本棚を作成したり、のぞみ寮賛美歌集を補充したり、それぞれの館で必要な事を2年生は一足先に帰ってきて行います。10月の世代交代に向け、2年生がみんなで作業することにより、館を担っていくその責任感を高めようというものです。前半、夕食までは労作を行い、夕食後の後半は、男子寮ではミーティングを行い、これから自分たちがどんな館を目指したいのか話し合いました。女子寮の後半は合同で行い、これからの女子寮をどんな風にしていきたいのか、ゲームを交えて行いました。ここ最近の女子寮は合同で何かを行うことが多く、館の垣根を越えた交わりで、互いが成長していく女子寮を目指しています。

 

 

 

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 8月27日全体礼拝終了後、3年生対象に進路の説明会を行いました。今年もついにこの時期が来ました。生徒も教師も一番緊張する時期です。通学生は保護者がそばにいるため、願書を送るまで、そのほとんどを保護者と一緒に行うことが出来ますが、寮生はそうはいきません。願書を取り寄せ、受験料の振り込み、願書作成、郵送。何が自分で出来て、何を教師に頼まなくてはならないのか。そんな説明をしました。今年も全員がきちんと願書を送り、受験する。当たり前のことが、何事もなく出来ることをただただ祈ります。

 

 

 

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0039_17 何をしているか分かるでしょうか?毎年8月25日に行われる「ござれや花火大会」を館の屋上を開放して見物しました。全館、普段は鍵の閉めてある屋上を開放しました。ここ数年で初めてのことだと思います。毎年、この「ござれや花火大会」の日は、ウィークデーで寮の通常プログラムが展開されるため、というより、だいたいこの日が開寮礼拝の日であるため、近くで地響きがするほど花火の音が鳴っているのに、見ることは出来ませんでした。今年は金曜のフリーであったため、屋上開放して花火見物です。思っていた以上の迫力に寮生も大喜び。新潟らしい夏を、夏の終わりに堪能いたしました。

 



2017年8月28日月曜日

みぎわ館通信 2017年8月28日 第270号

おかえりなさ~い!

0828_mi21 8月24日、元気な顔が続々と集まってきました。帰寮日です。長い、長いと思っていた夏休みも終わってしまうとあっという間だったことでしょう。事故もなく、みんなが元気に帰寮してくれたこと、「ただいま~!!」と大きな笑顔を見せてくれたこと、本当に嬉しく思います。欲を言えば帰寮日に「全員がそろう」を目指したいのですが、今回はそれは叶わず。。。
 次回、全員で一斉に「お帰り~!」「ただいま~!」と言い合いたいと願います!

 

 

 

☆ザ・合宿☆
 帰寮日は24日だったのですが、2年生達はみんなより一足早く23日のお昼に帰寮しました。寮合宿のためです。毎年この時期に2年生合宿が行われます。世代交代を目前に、協力して取り組むことや、みんなのために働くこと、互いの良さを認め合い改めてチームであることを再確認してもらうために、全館一斉に行われます。
 14時きっかりにみぎわホールに集合してきた2年生たち。ちょっぴり日焼けをした顔が並び、夏休みの出来事を語り合う姿に「あ~!なんか嬉しい!!」とつぶやく寮務教師。ようやくみぎわ館に活気が戻った、そんな気持ちになりました。
 さて、いよいよ始まりました寮合宿。みぎわ館の合宿は2部制です。1部はたっぷり労作。とことん、とことん働きます。今年は20脚も新しい椅子を購入してもらったので、その組み立てと入れ替え、ベランダの水洗い、窓拭き(ざっと数えても150枚は超えます……)、洗濯機掃除や、館内中のゴミ捨てにゴミ箱洗い(ゴミ箱だって、大きいものだけで20個は楽に超えるのです……)等々、山盛りのメニューとなりました。しかも、今回は初めての試みとして、「どんな段取りで取り組むのか?」を、ミーティングして考えてから取り組むことになりました。終了予定時刻は17時。3時間のプログラムですが、それにしては盛りだくさん。できるかな~、どうかな~?なんてちょっぴり意地悪くみんなの様子を見ていた私でしたが、最初のミーティングから活発な意見が飛び交っていました。「あ!これならきっとやりきれる!」そう確信したのは、言うまでもありません。

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 そしてきっちり予定通りやりきったみぎわっ子2年生たち。さすがです!たいしたものです!えらいです!勝因は互いの声の掛け合いにありました。「ねぇ!手が空いたらこっち手伝って!」「今どんな感じ?」「私は、いけそう!!」など、互いの進捗状況を確認しあう声が至るところで飛び交っていました。きっと誰か一人でも「自分のことだけ」になっていたら終わらなかったことでしょう。このチーム、良いチームになるなぁ。世代交代が楽しみだなぁ!と思わせてもらいました。
 1部が終了し、夕食までは自由時間。そして夕食はみんなでそろってまずお祈り。Sさんがお祈りをかって出てくれ、みんなでお祈りしてから「いただきます!」をしました。いつもみんなで食べる夕食ですが、それでも一斉にする「いただきます」は意外とチャンスがありません。なんだかちょっぴり新鮮で、楽しいひとときとなりました。この日のメニューはなんと、さいころステーキ!!頑張って働いたみんなには最高のご褒美となりました!「動いておなか 空いたから、いっぱい食べる!」とお皿からこぼれ落ちそうになるほどステーキをもらっている人も……(笑)。笑いの絶えない、楽しい時間となりました。
 第2部は夕食後行われるミーティングなのですが、今年は女子寮初!めぐみ館と合同で行いました。これはこれでまたとっても楽しかったのです!次号を乞うご期待!

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みぎわ館通信 2017年8月28日 第269号

気をつけて、いってらっしゃい!

 さて、いよいよ待ちに待った終業礼拝です。いよいよ夏休みが始まります。
4月、家に帰りたくて、家族に会いたくて、寂しくてしくしく泣いていたみぎわっ子の1年生達が懐かしいです。「もうすぐ夏休みって思うと頑張れます!」と話す1年生達。「あれ?なんだか逞しくなったかな。」と、ふと思いました。たった数カ月しか経っていませんが、慣れない生活を一生懸命過ごしてきました。その中で大きく成長してきたんだなと思いました。2年生や3年生は、先輩としての悩みが日々消えることはありませんが、悩みながらも前に前に進んできた日々だったと思います。
 遠くから、見えないところから、いつも生徒たちを励まし支えてくださった保護者の皆様には、本当に感謝しております。みぎわっ子43名、大きな怪我なく、事故なく毎日を過ごしてこれました。楽しい夏休みを迎えられそうです!
 部活漬けの毎日になる生徒もいます。敬和キャンプや広島碑めぐりの旅、海外教室などの貴重な経験を積んでくる生徒もいます。とにかく今しかできないことを、夏休み中にとことん経験してきて欲しいと思います。私たち寮務教師は、生徒たちが帰省する時は、「いってらっしゃい!」と送り出します。そして、「おかえり!」と、寮に帰ってきた時に温かく迎えて、声をかけてあげたいと思っています。(小林)

 

 

女子寮ガーデンパーティーをしました!
 7月16日(日)、去年に引き続き、第2回目の女子寮ガーデンパーティーを開催しました。残念ながら、この日の天候は雨。「ガーデン」では行うことが出来ませんでしたが、みぎわ館のホールで楽しいひと時を過ごすことが出来ました。3年生の行事委員とブロック長が中心となって計画を立ててくれました。普段は女子寮であっても、それぞれの館に自由に入ることはできません。でも、この日は特別。それぞれの館にもおじゃまして、めぐみの雰囲気、みぎわの雰囲気を味わいました。毎年少しずつ増えてきた女子寮の交流会。今後も増えていくといいなと思っています。(小林)

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<女子寮ガーデンパーティー>

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光風館通信 2017年7月19日 第496号

< 誕生日おめでとう!! >

 7月9日(日)に5・6月合同誕生会を開催しました。
 今回、誕生者からのリクエストは“お好み焼き”でした。そのリクエストに応えて、豚玉・モダン焼き・納豆スペシャルの3種類を作りました。6人中4人がラグビー部というのに肩を寄せ合いながらホットプレートを囲み、熱々のお好み焼きを食べている姿は暑苦しいものがありました。そのラグビー部のやり取りを横で微笑ましく見ていたH.K君・Y.N君(2年)も一緒に楽しく過ごすことが出来て、安心しました。でも、本当に暑苦しかった…。
 私が光風館の担任になってから毎年、企画している誕生会。誕生者のリクエストに応えて、私が料理を作ります。今まではあとになってくると好きなメニューが取られてしまうということがあったので、今回は事前に月ごとに別れてメニューを決めてもらいました。そこで、誕生会を開催するに当たって、私の想いも伝えました。その想いは、誕生会で美味しいモノを食べて、いろんな話題で盛り上がって、楽しいと思える時間をみんなで共有してほしい。そして、お互いの誕生日を祝福することで、「自分って大切な存在なんだ!!キミも大切な存在だよ!!」と感じてほしいということです。誕生会だけでなく、これからの寮生活のふとした瞬間でも、そう感じる機会が多くなってほしいと願っています。それぞれの誕生会、お楽しみに!!(片岡)

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< 礼拝のお話 >

「《S.R》として」   S.R(東京都東村山市出身)

「Rくんって、なに考えているかわかんない。」これは僕が中学の時に交際していた彼女からフラれる瞬間に言われた言葉です。この言葉に僕は酷くショックを受け、「しかし、的を射ているなぁ」と感じたことを憶えています。僕は人の目を、恐らく普通の人が気にするよりもずっとずっと気にしてしまいます、そのせいで、自分の意思を肝心な時にしっかりと伝えることが出来なくて、誤解を招くこともしばしありました。そして、僕はこの寮の中でもそんな自分から目を逸らし続けていました。
 しかし、5月下旬のある夜のこと、1階がなにやら騒がしい、1・2年生にとっては少し迷惑だったかもしれません。僕たち3年生はあの時、部屋替えのため夜中の2時までミーティングをしていました。本来なら、そんな夜中まで長引くようなものではありません。しかし、僕たちはあるひとつのことをきっかけに大きな変化が起きました。ミーティングによって48回生が、そして僕自身が今まで逃げてきていた関係や曖昧な関係が浮き彫りになってきました。その時、僕たちはそういったものから逃げるのではなく、全員が真剣に向き合い、本気で話し合いました。あれほど熱くなったミーティングは、今までのどんな学年も経験したことがないと思います。これが僕たちの学年の強みだと気付きました。「どんなにふざけていても、やる時は本気でしっかりとやる。」そんな僕たちのカラーに強く胸を打たれました、そして、同時にもうひとつ気付いたのです。言葉に出さなければ何も分からないし、伝わらないということです。今回、僕たちはそれぞれが抱いていた想いをぶつけることによって、お互いやみんながその想いを知ることが出来ました。もし、その想いを抱えたままにしていたら?それぞれが腹の中に黒いものを押し込めて、上辺だけの曖昧でイヤな関係がずっと続いていたのかもしれません。しかし、僕たちはあの時、確かに今までとは違う道に向かうことが出来ました。あれから大きく何かが変わったかどうかは定かではありません。ただ、あのミーティングのおかげで何か大切なものに気付き、少しずつでも前にみんなで歩めたんじゃないか、僕はそう感じます。
 授業中、間違いを恐れて手を挙げようにも挙げられない。思っていることはあるのに、周りが気になり、どうしても発言できない。確かに叩かれたり、失敗をしたりすることはとても怖いです。しかし、その一歩を踏み出さなければ、何も状況を打破することは出来ないのではないでしょうか?相手に何か思うことがあれば、少しずつでも言えばいい。それはその人のためでもあるし、自分自身が変わるきっかけにもなります。ぶつかり合うことによって、初めて相手を知り、自分を知ることが出来るのだと思います。自分が見ている相手は、もしかしたらその相手には見えていない部分かもしれません、同じように、自分の見えない部分を相手が見えていることだってあります、それはお互いに言い合わなければ、気付くことは出来ません。
 僕と同じように、周りの視線を気にしながら生きている。そのせいでしっかり意見することが出来ない。もし、そんな人がいるなら今、この瞬間から変えてみませんか?僕自身、まだどうしても人の目がとても気になるし、怖くて意見出来ない時もあります。だから、もし変わりたいと思う意思があるなら、一緒にその自分を変えていきませんか?僕は今の自分を変えたいです。これから歩む中で、今のままの自分では駄目だと考えています。一人では難しいかもしれません。しかし、ここではそれが可能なのだと、ぶつかり合い意見することが許されている、そんな場所だと僕は思います。
 僕がブロック長として大切にしていることは何か、僕は今までずっと考えていました、残念ながら、僕はリーダーシップを取れるほど優秀ではないし、アイディアマンでもありません。すぐくよくよするし、一人では何も出来ない、か細く弱い存在です。そんな僕が唯一出来ること、それはこの館・この学年を慕い、想い、考えることだとつい最近気付くことが出来ました。これに気付けたのは、やはりあの時ぶつかり合うことが出来た夜の出来事だと考えています。だから、僕が考える、副ブロック長・ブロック長にとって本当に必要かつ大切なことは、みんなを惹きつけるカリスマ性でも笑いのセンスでも類稀なるリーダーシップでもない。この光風館・自分の学年のことを本気で考え、尽くす精神なのだと思います。どんなに批判されても、自分には受け入れきれない意見を突きつけられても、それらをまるごと受け入れ、そんな彼らを愛すこと。そして、いかに彼らの存在に支えられているのかをしっかりと心に置くこと。これこそが真に必要なことだと思っています。自分とは違うものを受け入れるのは簡単なことではありません。僕も本当に苦しみました。しかし、これはブロック長に限らず全ての人に共通して必要なものだと思います。これからの時間、どうか僕たち48回生・この僕を冷ややかな目でも温かい目でも何でもいいから見捨てず,見ていてください。



2017年7月24日月曜日

めぐみ館通信 2017年7月20日 第81号

夏休み目前
 前期もあと数日で終了です。第2定期テストを終えて、夏休みの帰宅を楽しみに待ち望むめぐみっこたちです。人と人とのつながりの温かさを感じることの多い4ヵ月でした。今年度のめぐみ館の事務室は、学年を超えての交わり、にぎやかな笑い声であふれている日が多かったとあらためて感じます。
 先日、こんなうれしい話を聞きました。「昨日の夜は、先輩と布団を並べて眠たんです。とってもうれしかった。」と話す1年生。当事者の先輩曰く、「私も1年生の時に、先輩にしてもらってとってもうれしかったから、同じようにしたいと思っていました。やっと実現出来ました。」と、こちらもまたとってもうれしそう。「私も、後輩が来たら、同じようにしたいです。」と1年生も笑顔で語っていきました。
 してもらったうれしい経験を受け継いでいく。こんな幸せな継承はないと思います。寮生活ならではの中でのうれしいつながりを実感しながら、関わりを深めていってほしいと願っています。
 3年生は、進路に向けて本格的に取り組んでいます。2年生は、世代交代の時が迫ってきたことを意識しながら、学年の話しあいを深めています。1年生もそれぞれの関わりが広がりつつあります。
 人と人とのつながりの中で、心揺さぶられながら、自分を見つめ、成長していく姿が楽しみです。寮教育に携わる者として、私も共に心揺さぶられながら、豊かに歩んでいきたいと思います。(小菅)

 

 

 

~星に願いを~
 七夕の時、短冊に思いを記す乙女たち。恋の願いから、世界平和まで……思いは多岐に広がります。こんなひと時を共にできることにも幸せを覚えます。

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礼拝のお話


「敬和の空気を作り出せる一員に……」  H.W

 私が敬和を知ったのは中学2年の時でした。その頃の私は、人間関係のことなどで悩んで、苦しい毎日が続いていました。“このままではだめだ”“高校でも同じことを繰り返してしまう”と思い、母に相談しました。そして母は、母校でもある敬和学園を紹介してくれたのです。私は、敬和に興味を持ち始め、先生に聞いたり、自分で調べたりしているうちに、“一人ひとりを大切にする!”“個人を尊重する”という方針の学校を知り、実際はどんな学校なのか見てみたくなり、オープンスクールに参加することにしました。オープンスクール当日、私の印象は“キリスト教系の学校”ということ以外は、“普通の学校だな”“地元の高校と変わらないかも”という感じでした。
 ですが、校長先生のお話、学校案内、部活動見学など、敬和の内面を知っていくうちに、今までずっと胸の中にあったモヤモヤした感覚がなくなっていくのを感じました。こんなに良い空気を作り出せる敬和ってすごいな!私もこの空気を作れるようになりたい!と思い敬和への入学を決めました。私は、まだ敬和の空気を作り出せる一員にはなれていないと思いますが、これからの学校生活の中で、自分なりの敬和の空気の作り方を知っていけたらいいなと思います。

 

 

「敬和の生活の中で……」  Y.M
 私が敬和に来た理由や、今思っていることなどをお話しようと思います。私の家族には、兄と従妹4人敬和の卒業生がいます。4人は良く私に敬和での楽しかった思い出を話してくれました。その話を聞いていくうちに私も敬和に行きたいと思いうようになりました。4人ともみんな「敬和に来てよかった」と言っていて、つらいことや嫌なことはもちろんあったと思うけど、卒業する時、敬和に来てよかったと思える高校はとてもステキだなと思いました。
 私も敬和に来て、卒業する時、「敬和に来てよかったと思える3年間」にしたいと思います。そのためには勉強、寮での生活、部活を一生懸命頑張っていきたいなと思います。
 ゴールデンウイークに家に帰った時、いつもケンカばかりしていた兄と少し仲が良くなった気がしました。その様子を見ていた母に、面倒くさく、ちょっかいを出してくる兄にイライラしてすぐにキレていましたが、私がキレなくなったから、ケンカがなくなったと言われ、少し高校生になり気持ちも落ち着いてきたのかなと思いました。
 中学校の時は、すぐにイライラして母と言い争いになったりしましたが、今寮生活をしていて、朝早くから夜遅くまで働いていて、家の家事をしていた母にはすごく感謝しています。夏休みは、家に帰った時、前よりもたくさん家の手伝いをしようと思います。敬和に来て気づけたことが多く、本当に敬和に来てよかったと思います。これからの高校生活もがんばっていけたらいいなと思います。

 

 

「人と人との関わりを持ちながら……」  K.H
 私の中学時代のことと、これから変わっていきたいことについてお話をしたいと思います。私は中学時代、人間関係でとても悩みました。それが原因で学校に行けなくなった時期もあります。当時辛いという感情しかなく、回りを責めてばかりいましたが、今思い返えしてみると、自分自身にも問題はたくさんあったことに気がつきました。私には、人に対して壁を作ってしまうところがあります。「この人は、私と考え方が違う」と感じたり、「私のことを嫌っているかもしれない」と思ったりすると、途端にその人と関わることが怖くなって、その人との関係を諦めてしまうのです。
 中学で仲の良かった人たちに突然避けられ始めた時も、私は相手がどうして自分を避けるのか知ろうともせず、その人たちとの関係を諦めました。ずっと限られた人間関係の中で生きてきた私は、あまり話したことのない人には壁を作ってしまって話しかけられず、かと言って、一人でいることのできる強さも持っていませんでした。
 “このままではいけない”“変わりたい”と思いました。そんな時に敬和の存在を知り、オープンスクールへ参加しました。校長先生や生徒さんのお話を聞いて、「誰とでも平らに話せて、一人でいることもできる。そんな風になりたい」と思いました。正直、私はまだ変われていません。人と関わることは怖いし、限られた人としか話せていないと思います。でも、私はもっといろんな人と関わって、いろんな人の考え方に触れてみたいです。時間がかかるかもしれないけれど、自分が作っている壁を少しずつでも壊していけるといいなと思っています。
 お話の原稿を考えていて、こうして自分について考えることができたのは、“中学時代に悩んだおかげだな”と思いました。あの時はすごく辛かったし、もう一生悩みたくないと思っていたけれど、悩んだおかげで辛い人の気持ちが分かるようになったし、支えてくれる人たちのありがたみに気づくことができたと思います。多分、これからもいろいろ悩むと思うけれど、辛い経験から学べることもあるということを忘れずに生きていきたいです。

 

 

「オアシスのような存在に ~大切にしたい敬和での時間~」  N.R
 私には将来の夢があります。その夢とは「助産師」になるということです。この夢を持つようになったきっかけをお話したいと思います。
 私は、5人きょうだいの末っ子です。1番上の姉とは12歳も年が離れています。姉には、2人の子供がいます。姉の出産年齢が若かったということもありますが、私は小学4年生の時に、“おばさん”になりました。姪が生まれる前は、姉とは年が離れすぎているため共通の話題がなくあまり話をせず、長男の兄は反抗期真っただ中だったので、いつも私と次男の兄に当たってきました。次男の兄とは、何かにつけて殴り合いの大ゲンカをしていました。なので、妹が欲しいとか、一人っ子が良かったとか、こんな家いやだと思っていました。
 そんな時、姪が生まれました。生まれたての赤ちゃんを抱っこした時、緊張しながらも感動したことを覚えています。それから数年たって、甥が生まれました。甥の名前に悩む姉の姿から、私の名前の由来は何だろうと思い、母に聞いてみました。私の名前の由来は「理想のなぎさ、オアシス」という意味です。オアシスには「疲れをいやし、心にやすらぎと与える場所」という意味が含まれています。その由来を聞いて、うれしさと共に、今自分はそんな素敵な名前のように、家族や友人にとってのオアシスのような存在でいることができているのかと思うようになりました。
 高校について考え始めた時、“敬和を受験する”か、夢に近づくため地元の“看護科の高校を受験する”かで、悩みました。ですが、看護科の高校に行くより、敬和で寮に入り、貴重な体験を通して、“人として成長したい”少しでも“名前の由来に近づきたい”と思い敬和への入学を決めました。
 4月、めぐみ館に入寮して、今まで感じたことのない悲しい気持ちになったり、大好きな両親と愛犬と離れて、寂しくてなかなか眠れないことがありました。でも、3か月という短い期間でも「あぁ~ここに来て良かった」とか「生まれてきて良かった」と思うことがたくさんありました。これは、寮という不自由な生活をしているからこそ感じられることだなと思います。
 夢や目標を叶えることは簡単ではありませんが、このめぐみ館で過ごせることに感謝して、これからもがんばっていきたいです。

 

 

「表面だけでなく、中身を大切にできる人になりたい」  T.H
 姉について抱いていた気持ちをお話したいと思います。ご存知の方も多いのですが、私には3つ上の姉がいて、めぐみ館で過ごした敬和の卒業生です。小学校の頃は毎日といっていいほど喧嘩をしていました。時には、姉の権限を使い、理不尽なことをされたりして、姉に対して悔しい気持ちをたくさん持ちながら過ごしていました。
 私が中学生になった時、姉は敬和に入学しました。寮に入ったおかげで姉は少し優しくなった気がします。ですが、中学3年間が一番姉を受け入れられませんでした。何かにつけて、姉と自分を比べて、“運動が出来ない”“テストの点数も私の方が悪い”“姉は何でもこなせるのに、自分は出来ない”などを理由に姉に対して嫉妬心を抱いていました。学年が上がるごとにその気持ちが強くなり、しまいには“なんで姉の妹として生まれてきたのだろう”とか“両親には出来の悪い子だと思われている”と勝手に思い込んで、一時期、家族が嫌いになり、少しだけ辛く当たっていました。
 私が敬和に入学した理由はいくつかありますが、家族と距離を置いていろいろと考えたいと思ったことも少なからずあるかもしれません。敬和に入学し、私は気づきました。「私は、姉の何を見ていたのだろう。肩書ばかりを見て、一人の人間として、姉の中身を見ていなかった」と、それと同時に「私は私。たとえ姉妹でも、人それぞれなんだ」と……そのことに気づいたら、心の底でつかえていた物が取れた気がしました。
 そんな姉の誕生日が昨日でした。このタイミングでお話が回ってきたのは、神様の意図でもあるのかなと感じています。今では、姉とは電話をしたりして、良い姉妹関係が出来ています。そして、両親も大好きです。
 みなさんも、他人と自分を比べて落ち込んだり、他人の表面だけを見てしまったりすることがあるかもしれません。そんな時は、「人は人。自分は自分。人間は中身が大切」だということを思い出してほしいです。

 

 

 

「一人でも行動できることをめざして」  O.M
 今日は、中学の頃のことと敬和を選んだ理由をお話したいと思います。
 中学の頃の私は、一人では何もできなくて、誰かといないとダメな人でした。移動教室の時も、トイレに行く時も、どこへ行くのも仲の良い3人の友達と一緒に行動していました。私の周りのいるほぼすべての人が、一人でいることはなく、常に必ず誰かと一緒に行動していました。周りがそうだったからなのか、私は、“一人になりたい”“一人で行動したい”とは思いませんでした。一人でいることを想像もしていませんでした。
 中学3年の半ばくらいから受験勉強に集中するために、一人でいる人が多くなりました。私も勉強に集中しようと決意し、その日から“一人になりたい”と思い始めました。しかし、今まで一人でいたことがなかったために、一人になると恥ずかしく、寂しくなりました。そして私は、こんな自分を変えたいと強く願うようになりました。勉強が苦手な私は、進路先にも悩んでいました。そんな時、親が敬和学園を教えてくれました。敬和学園のホームページを見て興味が沸き、秋のオープンスクールに参加しました。校長先生の説明であった一人になれる学校という言葉に惹かれ、敬和なら自分を変えられるかもしれないと思い受験することに決めました。
 入学して3ヵ月が立ちましたが、いまだに私は一人でいることは出来ていません。やはり一人でいるのは今の私にはとても辛く感じます。しかし少しずつ一人で行動することを意識して過ごしていきたいと思っています。

 

 

 

 7月に入り、1年生もいよいよ「礼拝のお話」の順番が回ってきました。「何をお話したらいいのでしょう?」と不安そうに先輩に聞いている1年生もいました。自分の経験を通しながら、質問に答えている3年生。そんな場面を側で見ながら、彼女が1年生だった頃を懐かしく思い出しながら、一緒に過ごす中で、成長を感じる場面が多くあったぁ~としみじみと感じました。
 “敬和に入る前の私”と“今の私”について話をする1年生が多かったです。1年生全員分を順番に掲載します。これからの学校と寮生活を通して、経験を糧にしながら成長していく姿がとても楽しみです。(小菅)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



みぎわ館通信 2017年7月17日 第268号

もうすぐ夏休み!
 気が付けば、もう7月も半分が過ぎました。第二定期テストを終えた生徒たちは、「早く夏休みになって欲しい~!」と、長期休みを楽しみにしています。

0717_mi01 第二定期テストが終わってすぐの週末は、緊張していた表情も和やかになっていました。テスト期間は机に貼ってあった勉強の計画表もすぐにはがされていました。「終わったぁ~。」と解放感に包まれる生徒達。部屋の真ん中にある、「共同場」と呼ばれるテーブルに集まって、おやつをつまみながら部屋の仲間とおしゃべりを楽しんだり、消灯後もベッドに入りながらひそひそ話をしながら笑いあっていたり、生徒たちはホット一息ついていました。
 また、事務室ではレタスに群がるみぎわっ子達もいました。2・3年生になると受講できる「植物栽培入門」という授業で育てていたレタスが立派に育ち、収穫をしてきたのです。「どうやって食べたらおいしいんだろうね~。」と言いながら、インターネットで調理方法を調べて、「これ!簡単!」と作ったものが、レタスをごま油で炒めて海苔と和えたもの。「美味しい~。」と、大量にあったレタスは10分ぐらいであっという間に完食です。事務室に入ってきた1年生達は「なぜレタスが事務室に?しかも大量に?」と不思議そうに近寄ってきていました。でも、一口食べると、「美味しいです!」と笑顔に。それを見て、収穫してきた2年生も「良かった~♪」と笑顔に。なんでこんなに美味しいんだろうと話していると、「愛情込めて育てたからだよ。」と言っていました。その通りだと思います。毎日水やりをして、「美味しくなってね。」と話しかけて、大切に育ててきたんだろうと思います。
 レタスを洗いながら、「わっ、ナメクジだぁ~♪」と言ったり、またホットプレートで炒める時には、「ギャー!油が跳ねる~!」と騒いだりしながら、自分達で調理をして美味しく食べていました。片付けも自分たちで綺麗に使用した調理器具と食器を片付けます。実は去年もあったレタスパーティー。来年は誰が育てたレタスを食べることが出来るでしょうか。今から楽しみにしています!(小林)

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願いを短冊に込めて……☆
 7月7日(金)は七夕でした。点呼で部屋を見回っていると、ある3年生部屋で、窓側のところにある手すりに短冊が貼られてあるのを発見!そう言えば、先週めぐみ館にお邪魔した時には事務室に笹があって、めぐみっ子達も短冊を書いていたなと思い出しました。「みぎわ館のみんなが幸せになりますように。」という願い事もあれば、「テストでいい点が取れますように。」という願い事も(笑)。いい点数を取りたかったら勉強頑張りなさい、と心の中でつっ込みながら短冊を読み進めていると、次から次へと面白いことがたくさん書いてあるではありませんか。また別の3年生部屋でも、同じように短冊がたくさん貼られてありました(笑)。短冊の内容を見て、「可愛いものだなあ。」と思う私でしたが、本人たちにとって真剣な願い事なのでしょうね。そんなところも、見ていて微笑ましいところです。

0717_mi07 また7月7日(金)と8日(土)の夜は、星を見たいというみぎわっ子達の願いを叶えるべく、15分間だけ屋上の入り口を開けました。もちろん、私が付き添っての開放です。普段屋上は一切開放しません。でも、この日は七夕ということで特別に屋上に行かせてあげることにしました。「星、見えるね!月がすごく綺麗!」と屋上からの眺めをしばし楽しみました。週末になってやっと新潟も夏らしい天候になってきました。月の光がとても綺麗で夜風が心地よく感じました。「日本では、月の中のウサギはお餅を作っていますけど、中国ではウサギは薬を作っているんですよ。」なんて驚くことを教えてくれたみぎわっ子もいました。残念ながら天の川は見ることができませんでしたが、生徒達にとってはスペシャルな15分間でした。(小林)
 デジタルカメラを持っている、2年生のC.Sさんが、綺麗な月の写真を撮ってくれました!

 

 

 

帰省届を書きました☆
 7月9日(日)の全体礼拝終了後に、みぎわっ子達は帰省届を書きました。帰省届とは、長期休みにそれぞれの家に戻る際、寮に提出していく届のことです。これを書くといよいよ夏休みも目前です。数日前からいつ帰るのか、そしていつ寮に戻ってくるのか、自分たちでしっかり計画を立てさせます。部活動がある生徒達には前もって顧問の先生に部活の予定を聞いておきなさいと伝えておきます。ですので、書いてねとお願いすると、その場でさっと書いてくれます。その場で書けなかった生徒も期限の時間までにはちゃんと持ってきて提出します。自分のことは自分でしっかり把握させて計画を立てさせることも、寮教育の大切な部分だと考えます。(小林)

 

 

海外教室組、14日(金)にいよいよ出発!
 敬和学園では長期休みに、希望者は海外教室に行くことができます。今年、みぎわ館の生徒の中からは2・3年生合わせて6人が行くことになりました。14日(金)は平日なので、寮生は寮から海外教室に旅立ちます。最終的な準備をするのも寮の中でです。日本とは違う文化に目で、肌で、心で、たくさん感じてきてほしいと思います。お土産話、楽しみにしています!
 気を付けて行ってらっしゃい!充実した時となるよう祈ってます!!

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