2020年10月7日水曜日

大望館通信 第281号 「新しい遊び方」

taibo0281_01 taibo0281_02 taibo0281_03

 

 H君とT君がボードゲームで遊んでいます。いつもの光景かと思いきや……何かが違う。オセロ、将棋、囲碁の盤面が同時に展開されているではありませんか。彼ら曰く「限られた時間の中で遊べる最も効率的な遊び方です」と嬉しそうに自慢してきます。実に面白い。ボードゲームのマルチタスク化です。すごく忙しそう。楽しそうです。でも、ボードゲームは終盤に差し掛かると「長考」する場面が増えます。しかもそれが同時に3面あって、同時に考えるので時間がかかりそうなものですが……まあ、それは置いておきましょう。ものすごく頭が柔軟になりそうな予感がします。多分。

 次見た時は、なんでしょう。チェスの盤面が増えていそうです。



今週ののぞみ寮 第143号「うれしい出会いの時」

◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ 

聖句
「こういうわけで、わたしも、あなたがたが主イエスを信じ、すべての聖なるものたちを愛していることを聞き、祈りの度に、あなたがたのことを思い起こし絶えず感謝しています。」

エフェソの信徒への手紙1章15、16節

◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ 

 

konshu0143_01 konshu0143_02 konshu0143_03

 

うれしい出会いの時

 金木犀の香りが漂い始め、秋の気配が深まっていくことを感じるこの頃。

 のぞみ寮に2名の新しい仲間を迎えることが出来ました。出会いに心が弾みます。「新しい仲間が出来る!」俄然はりきるのぞみ寮生たちの姿を見る時、幸せな気持ちになります。誰かを思って動くことが出来るのぞみ寮生の姿は本当に素敵です。

 のぞみ寮での生活を通して、自分自身・仲間・そして神様に出会い、心を揺さぶられる時を存分に味わいながら過ごしてほしいです。出会いに感謝します。(小菅)

 

◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ 

 

「1分間に3人」

 日曜日のこと、寮本部にいると玄関がすごい勢いで開きます。焦った様子で男子寮H君が訪ねてきます。「光風館のK君が足を挫いちゃって」この日は全館合同行事で、敬和学園の敷地を使って某テレビ番組でお馴染みの「逃走中」をしていました。「すぐ見に行くわ!」と答えると今度は後ろのドアが勢いよく開きます。「1年生の男の子が……」女子寮のIさんが同じ報告を…「OK.すぐに行くわ!」そして数秒後また玄関から女子寮Nさんが「男の子が足を挫いたのですが……」1分足らずで3人同じ報告がありました。みんな「K君のために!」という思いですぐ動いてくれたのだと。どこの館とか関係なく彼のために必死に動いてくれたのだと。彼らの心意気にありがとうと言いたいのですが、申し訳ありません。緊急事態なのは承知しています。ですが、少し笑ってしまいました。K君のもとへ着くと先程のメンバー以外の人が友愛館へ誘導してくれています。多くの人に声をかけてもらったのか、痛みはあるものの落ち着いた様子のK君。幸い大きな怪我ではありませんでした。「誰かのために」という思いが強いのぞみ寮生の出来事としてご紹介させていただきました。(山﨑)

 

◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ 

 

konshu0143_04 konshu0143_05 konshu0143_06 konshu0143_07 konshu0143_08

歓迎!大望館スポーツ大会

 M君の入寮を歓迎して、週末に「大望館スポーツ大会」が企画されました。まずは、敬和体操でスタート。バスケットボール、フットサルが繰り広げられましたが、躍動感あふれ、エネルギッシュで、圧倒されっぱなしの1時間半。大望館の雰囲気が感じられる心地よいひと時でした。

 突然の訪問でしたが、大望館生は気持ちよく迎えてくれてどうもありがとう。今度は、光風館の行事にもおじゃまさせてもらいたいなぁーと……今から楽しみにしています。(小菅)

 

◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ 

 

konshu0143_11 konshu0143_12 konshu0143_13 konshu0143_14 konshu0143_15 konshu0143_16 konshu0143_17 konshu0143_18

 今週は、定期テスト1週間前に入ります。食事でしっかり栄養補給して体調整えて過ごしましょう!!撮影の協力の声掛けに、気持ちよく応えてくれるのぞみ寮生たちの姿は、うれしいです。(小菅)

 

◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ 

 

konshu0143_19

【10月5日(月)朝食メニュー】

ごはん

お味噌汁

鮭塩焼き

大根おろし

アスパラとベーコン炒め



2020年10月6日火曜日

みぎわ館 127号《秋到来》

migiwa0127_01 migiwa0127_02 migiwa0127_04 migiwa0127_03

 

 40度越えしていたのがウソのように、クーラーの温度をガンガン下げていたのが夢だったのかと思ってしまうほどグググっと涼しくなりました。もう、毛布や羽毛布団が活躍し始めています。消灯の点呼時に布団をはがして寝ている人を見つけると、暑いのかなぁ?と思いつつも、布団を引っ張り上げたりしちゃいます。全開の窓は、細く薄く開けたり。。。みんなの寝息を聞きながら、これも幸せな時間だなぁと思わされています。

 登校時の様子も変わってきました。白いブラウスばかりだったのに、いつの間にかグレーのブレザーを羽織って出かける人たちが増えています。中にはひざ掛けを抱いていく人も。。。それはまだ暑いやろ……とツッコみたくなってしまいます(笑)。ずっと夏が続くのではないかと思えるほどに暑かったのに、いつのまにやらしっかり秋です。寒くなるときって、なんだか疲れを感じるし、なんだかさみしさ感じるし、辛くなる気がするのですが、みぎわっ子たちが毎日健やかに過ごせていること本当に感謝です。もちろん、みんなから疲れやらなんやら、いろいろ感じます。でも、仲間の様々な形の助けを得ながらしっかり歩んでいる姿はとてもたくましく、とても頼もしい。すごいなぁと思わずにはいられません。部活も忙しいし、学校も寮も世代交代で大変だし、定期テストも近づいてきたし……と秋の深まりと共に忙しさも増しています。そんな中でも仲間との繋がりの中でいろんなことを育みあって、ちゃんと立っているみぎわっ子たちにハッとさせられることがよくあります。ハッと気づくと涙が出ます。すごいなぁ、すごいなぁ。そう思うともっと涙が出てくるのです。

 今年度も残り半年弱。キープディスタンスでも、心はしっかり寄り添い、温めあい、恵みに満たされていることに気づきながらみんなでしっかり歩んでいきたいと祈ります。



光風 120号「お母様、すみません。」

kofu0120_01

 ん、なんだこれ? 割れてる……。玄関のガラスです。で、その割られたところに張り紙がしてあります。最後には3年生のK人君の名前が書いてあります。「キャッチボールで割れました。キケンです。触らないでください。K人」

 いやいや、日本語がおかしいでしょ。言葉が足りなさすぎです。これではまるで、キャッチボールをしていたら必ず割れるみたいです。キャッチボールしていてヘマこいたことを書かなきゃダメですよK人君。とちょっと違う視線で彼をしかってみました。その方が、効果あったのか?素直に反省。まあ、高校生での男の子ですから、こういうこともあります。自分がやったと逃げずに申告していること、ケガをしないように周りを気遣っていること、ここまでは完璧。ただね、キャッチボールが悪いわけではないんですよ、ヘマこいた君が……。

 お母様すみません。後できちんと電話をさせます。

 こういうのは男子寮だからこその出来事。女子寮のあっちの館の先生もこういうネタをたまには書いてみたらどうですか? と、ちょっと優越感。

kofu0120_02 kofu0120_03 kofu0120_04 kofu0120_05 kofu0120_06

 

 ネタがないので、自分事です。少し前から、カメラを変えたんです。前から持っていた一眼レフ。いいカメラだからといって、ずっとしまっていたんです。が、ずっと使わずにいたら、古いカメラになってしまいました。これでは宝の持ち腐れ。このブログ更新に使うことにしたわけです。確かに写りがいいような気がしますが、つまみはずっとオートのまんま。シャッター速度や絞りなんて意味が分からずじまいです。一眼レフを使いこなせていない自覚はあります。それでも使った方がいいに決まってる。そして大事なのは次です。

 このカメラ、寮に使うから、プライベート用に新しいカメラを……。財務省を説得して買いました。そしたら、気がついたんです。光風館のお兄さん役と称している山﨑先生が、私と同じタイプのはるかにいいカメラを持っているではないか……。確かあなたは自分で、私が光風館の父親ならば、自分は兄だと言ってましたよね。兄が父親よりもはるかにいいものを持っているなんて……。そんなことが許されて良いものだろうか?光風館の兄貴は保留ということで……。



2020年10月5日月曜日

大望館通信 第280号 「まさかの一言」

taibo0280_01 taibo0280_02 taibo0280_03 taibo0280_04

 

 この日は、U君の礼拝の話。話は、ある人気YouTuberのことについて始まり、昔と今との違いについて、自分が感じていることを話しました。高校生のみんなが興味を持ちやすいようにとU君の工夫が見られます。U君の思い通り導入はバッチリ。みんなの心を掴みます。しかし終盤のところで話が止まってしまい、正直微妙な話の終わり方をしてしまいました。

 実は以前、私とU君は礼拝の話について大喧嘩をしたことがあります。当時のU君は礼拝の話が大の苦手。中々踏み出すことができないU君になんとしてもチャレンジさせたい私。お互いが意見をぶつけ合い、最終的にU君は泣きながら「もう嫌だ。家に帰る!!」と言って、寮を飛び出しそうになるぐらいの大喧嘩に発展しました。

 あれから1年。この日の話が終わり「落ち込むだろうなー」「なんて言おうかな……」と思う私。U君と目が合います。私は思わず苦笑い。しかしU君が口を開きまさかの一言。U君「いやー、めちゃくちゃ悔しいんで、もう1回やらせてもらえないですかねぇ」

私「おっ、おー。何回でも話せばいいじゃん!」

 動揺する私、そして失敗したけど笑顔のU君。U君の成長がめちゃくちゃ嬉しかった。そんな礼拝の話でした。



みぎわ館 126号《早天祈祷会はじめました。》

migiwa0126_01 migiwa0126_02 migiwa0126_03 migiwa0126_04 migiwa0126_05 migiwa0126_06

 

 10月最初の金曜日、みぎわ館事務室で今年度初の早天祈祷会が行われました。3年生のCさんが発起人となり、女子寮合同で行えたのです。Cさんは昨年度まで毎週金曜日にチャペルで行われていた早天祈祷会に参加し、祈りの時間を大切にしていました。毎週金曜日の朝の祈りの時間を持つことが次の金曜日までの自分を支えや励まし、いろいろあっても前を向いて歩めるものになっていたのだそうです。それがこのコロナで一時中止となり、自分一人で祈ったり、お部屋の仲間と一緒に祈ったりして過ごしていた数か月。そして自分一人で祈る時間を頻繁に持つようになり、その時間を味わいつつもやっぱりみんなと共に祈りを合わせる時間を持ちたい!早朝に祈りの時を持つ意味は大きい!と実感し、「みぎわ館で早天祈祷会やりたいんだけど……」と声をかけてくれたのです。

 Cさんと一緒に、みんなにマスクしてきてもらうこと、手指の消毒をしてもらうこと、窓を開けて空気の入れ替えをすることなど対策を改めて確認し、やってみることにしました。開催する曜日も何曜日がいいのか考えましたが、やっぱり金曜の朝だねとなり、10月2日(金)に第一回目を行うことになったのです。何人来るかなぁ、二人っきりでもいいか、なんて寂しいことを言っていたのですが当日朝、めぐみ館から5名の参加が、みぎわ館から8名の参加があり、計13名の思いもよらないたくさんの仲間と早天祈祷会を行うことができました。

 黙とうから始め、ヨハネによる福音書の1章を輪読し、ある牧師先生のお説教をyoutubeで聴き、祈り、たっぷり30分。朝からちょっとハードだったかな?と心配もありましたが、「お話よかった!わかりやすいし、グッときた!」といろんな人が感想を述べてくれ、ホッ。今回選んだ動画はつい先日小菅先生と聴き、感激し、そうだよね!と強く思え、1週間を元気に過ごせる力をもらったお話だったのです。10分ほどのお説教、どこかで寮生に聞かせたいと願っていた矢先にこのチャンス。逃す手はないと選びましたが、想像以上に心打たれたのぞみ寮生たちの顔に、私も嬉しくなりました。この動画、早天祈祷会で使用させていただいたことはご本人である牧師先生にもご報告済み。使ってくれてうれしいと言っていただきました。

 早天祈祷会、これからも毎週金曜日にたとえ一人でもやろう。そう強く思わされています。そのくらい、心豊かに1日が過ごせたのです。祈祷会が終わった時の満たされた感覚。Cさんがやりたいと声を上げてくれたことに心から感謝しました。一人では見落としてしまうことも、こうやって誰かがチャンスをくれるのです。気づくチャンスを、やってみるチャンスを、手に入れるチャンスを。。。のぞみ寮ってすごいなぁとまたまた思わされています。

 さぁて、次回の早天祈祷会ではお話をどうしようかなぁ……。。。



2020年10月4日日曜日

みぎわ館 125号《こっそり!?いやいや、超にぎやか!》

migiwa0125_01 migiwa0125_02 migiwa0125_03 migiwa0125_04 migiwa0125_05 migiwa0125_06 migiwa0125_07

 

 礼拝時やミーティングなど、今年度はいつも1年生が事務室、2年生がホール、3年生が4回の畳の間や会議室などを使って行っていました。しかしある日、2年生からこんな放送が入りました。「今日は2年生が会議室を使用します!」と。。。なぜ!?しかも、会議室からはいつものようなにぎやかな声が聞こえません。消毒したり、1年生たちと話したり、3年生と受験の段取りをしていたらいつの間にか解散していた2年生たち。翌日はホールを使用して何かひそひそ?ギャーギャー?していましたが、扉はぴっちり閉めています。いつもは全開なのに、なぜ!?そこではカラフルな絵の具を掌に塗りたくり、キャーキャー言ってるみぎわっ子2年生たちの姿が。あまりの盛り上がりっぷりに、秘密裏に行われていたはずなのに!?小菅先生が乱入し(笑)、写真撮影してきてくれました。たくさんのカラフルな掌があつまりました。これを一体何に使うのか、それはやっぱり内緒なのだそうです。……想像つかない!でも、近々お披露目も行われるそうで、それを心から楽しみに待っていたいと思います。

 

 今年度はコロナ対策ばかりの日々で、密を避け、距離を取り、マスクをし、消毒をし、体調管理を徹底するために早く寝ることを努めてもらい……な毎日で、味気ないなぁなんて思っていたりもしました。でも、マスクをしていてもみんなで笑顔で過ごせ、これまでのようなハグだらけの毎日は過ごせずとも、隣で互いを大切に思いあって温かい時間を共有できています。行事は頻繁ではないけれど、たまに持てるカラフル掌の会なんかがとっても貴重で嬉しい時間になります。制限ばかりの毎日でも、それでも一緒にいて、一緒に過ごして、関わって育んで。心触れ合わせ繋がり、祈りあうことはこれまで以上に出来ているように感じてなりません。苦しい中にも恵みの日々だと改めて思わされます。今年度、残り半年ほど。もっともっと温かく、愛し合い、認め合い、支えあい、許しあってみぎわっ子みんなで歩んでいきたいと祈ります。