2015年10月8日木曜日

めぐみ通信 No.44(2015年10月8日)

お腹をへこまして~!

 後期が始まり、もう早1か月が過ぎようとしています。風邪がちょっぴり流行ったりもしましたが、いろんな事があるにしても、みんな元気に過ごしてくれていること、とても嬉しく感じます。

 この秋も、またまたピラティス講座をのぞみ寮女子限定で開催しています。外部から講師を呼んで、45分間の本格レッスンが全4回です。今話題のエクササイズを敬和の柔道場で体験できるなんて、こんなラッキーはありません!こぞって参加してほしいなぁと思っていましたが、めぐみ館からは10名ほどの1・2年生が参加してくれています。とっても美しいインストラクターの先生の姿を見ながら、優しい声を聴きながら、自分の呼吸とお腹とバランスに心を配りながら行うピラティスは、自分と向き合う時間にもなっているように感じます。

 夜8時15分、柔道場に集合しためぐみっ子はとっても元気です。キャッキャとまるで団子状態でおしゃべりに夢中。「はい!始めま~す!」の先生の声になんとなく団子状態からほどけて、身体を言われるままにニコニコと動かし始めていました。「息を吸って~、吐いて~。吐いた時、お腹へこまして~。目をつぶって~。」なんて先生の指示をしっかり聞いて、指示に従って体を動かしていくうちに柔道場に聞こえてくるのは先生の声とみんなの呼吸の音だけになっていました。元気にニコニコ集合していためぐみっ子はというと、とっても真剣な表情で額にうっすら汗さえかきはじめていました。

 その後終わりまで、集中力を切らすことなく自分の身体と向き合い続けためぐみっ子。「すごい集中できてたね~!」と先生に褒められるほど!見ていた私もすごいなぁ!と感心しちゃいました。

 みんなと楽しく元気に盛り上がる時もあれば、自分の内側に集中し続けることもできるめぐみっ子たち。この切り替えはとても大事だと思います。レッスンの後は先生を質問攻めにしていためぐみっ子たち(笑)。「どうやったら足が細くなりますか?」「むくみを取るには!?」さすが、女の子です。

 ピラティス講座を通して、体を動かす気持ちよさ以外にもたくさんのことに気が付かされているようです。自分の気持ちが不安定になった時、眠れないとき、寝起きをすっきりさせたいとき、集中したいとき、いろんな場面でピラティスを取り入れると効果があることも実感しています。身体にも心にも心地よさをもたらせてくれる手段を、自分の内側に集中する手段をまた一つ手に入れためぐみっ子たち。普段の生活にもたっぷり活用して、より一層、外見だけでなく内面の美しい女性へと成長していってください!

 また来年もあるといいね!ピラティス講座!(森口)

 

 

 

世代交代~バトンの受け渡し~

 

新ブロック長 2年 T.M
 私は、めぐみ館をとても温かい館だと思っています。これからもその温かさを大切にしていきたいです。そして誰もが素の自分を出せる居心地の良い館をめぐみ館生みんなで作っていきたいです。

 

新副ブロック長 1年 S.N
 私は、立候補し、みなさんに選挙で選んでもらい副ブロック長になりました。それは個性豊かなめぐみ館48回生をまとめる自信があるわけではなく、自分はリーダーという役職が好きで、3年間暮らしていくこのめぐみ館に貢献したいと思ったからです。やると決めたからには、良い学年、めぐみ館にしていけるように責任感を持って努めていきたいと思います。

 

 

新行事委員の企画による”中秋の名月の日のお月見団子を作り”
おいしい豆腐白玉団子が出来上がりました。屋上から見上げるお月さまもきれいでした。

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 2泊3日の修養会は、神様に守られて無事日程を終えました。私は1学年の修養会に引率させていただきました。助けあいながら、当たり前ではない「不便な生活」を仲間と共に経験する3日間でした。

 修養会前は、「行きたくない!」の声もあちこちで聞かれ、表情も曇りがちでしたが、現地でのスケジュールが進むにつれて、活動的になってきました。食事作りももちろん自分たちで行いました。火起こしからスタートする食事作りは、特に初日は困難の連続でした。飯盒で炊くご飯も炊きあがるまで目が離せません。炊事班は、仲良しグループではありません。ぎこちなさそうなグループの様子も食事作りを重ねるうちに段取りが良くなり、チームのまとまり、会話がすすむ様子も多くみられました。2日目の夕食準備の時に突然の爆弾低気圧が強風を運んできましたが、強風の中の作業は、チームの団結力を一段と強めました。困難な時こそ、力を合わせ、笑顔で乗り越える表情からは、頼もしさを感じました。同じときを一緒にすごすことができ、普段の寮生活ではみられない様子を側で見守ることができ、うれしい時間でした。

 10月に入り、今年度も折り返しです。定期テストも来週に迫ってきました。テスト1週間前よりも早くから、毎日夜遅くまでテーブルに向かう姿が多くみられます。

 敬和での守られた時間の中で、課題にぶつかりながらも一人ひとり実り多くすごしてほしいと願っています。(小菅)