2018年12月3日月曜日

みぎわ館通信 2018年11月22日 第291号

☆寮体験プログラムへの参加、ありがとう!!☆

 寮体験プログラムに参加してくれた生徒たちに感想文を書いてとお願いしたところ、心よく引き受けてくれました。ご紹介いたします。あらためて気づかされることがたくさん書いてありました。出会えたことに、本当に感謝します。(小林)

 

                        

「貴重な経験」

2年 K.M

 今回寮体験に参加してみて、普段見ることのできない寮の内部を見たり、普段話すことのない人たちと話したりしてとても貴重な機会となりました。

 同室の人たちにルールを教えてもらいながら約5日間を楽しく過ごさせていただくことができました。初日は何もわからずおどおどしている私に、同室の人たちはたくさんのことを教えてくれました。お風呂の入り方、洗濯の仕方、掃除の仕方、ゴミの捨て方、他室訪問の仕方など、たくさんのことをなかなか覚えることができなくても、何度も丁寧に教えてくれて、寮生のやさしさに触れました。

 だからでしょうか。普段手放すのに苦労するスマートフォンも必要ないと感じることができました。それでも私は通生、どうしても家が恋しくなる時がありました。そんな時も、みぎわ館の人たちは気さくに話しかけてくれて、寂しさは無くなりました。

 そして私が一番好きだったことは毎日の礼拝でした。生徒の皆さん一人ひとりがお話していく中で、この人はこんなことを考えているのだと思いました。そしてまた、みぎわ館の2年生と一緒に食べるご飯は、やっぱりとてもおいしかったです。

 この5日間の体験を通して、寮生の人は普段どんな生活を送っているのかと思い見てみると、一人ひとりがそれぞれ素敵なみぎわ館ライフを過ごしているなと感じました。遠い距離にいた人とも少し距離が縮まった気がします。

 父親に勧められて参加した寮体験は、とても良い経験ができました。最後に、5日間共にいてくれた同室の3人とみぎわ館の人たち全員に感謝をしたいと思います。本当に5日間ありがとうございました。

 

 

 

寮生活をして学んだこと」

1年 I.K

 最初に、費用を払ってくれた姉と、体験している中でお世話になった友達、先輩方、寮の先生方に感謝します。この方々のおかげで、私は素晴らしい体験をすることができました。

 私は、寮体験をするにあたって少し緊張していました。一番の理由は、他の人に自分の良くない部分を晒すことによって嫌われてしまうのではないかと思ったからです。皆さんが温かく迎えてくださった後が一番不安でした。しかし、皆さん優しく声をかけてくれて、会話で互いに冗談を言って笑いあったことによって、二日目にはそんな不安を捨てられました。

1122_mi01 私は、寮体験を通して感動したことがたくさんあります。最初に、同室の方々があまりにも優しすぎたことに感動しましたが、後々、みぎわ館の皆さんみんなが優しいことにも感動しました。何かにおいて丁寧に教えてくださったり、色々くださったり。積もる話に付き合ってくださったのは、他の人より他者と一緒に過ごしているからだと思います。人が求めている行動をしたり、言葉をかけてあげられたりすることは難しいことだと思います。多感な時期に血縁関係のない誰かと共に住むことによって、他者を思いやることができるのだと思いました。

 テレビの台数は限られていて、スマートフォンも使えない、当番制で食当をしなければならないなど、寮生活は「不便」というイメージを持っていました。しかし、体験の最中と終わった後とで感じたことは、確かに不便だけど、その分思い出が増えるということです。電子機器がないことで、友達と話す時間が増え、それぞれの当番があることで自分たちの視野の広がりを実感できると思います。この5泊6日、様々なことを学べ、大好きな友達や先輩といれて、とても充実した時を過ごすことができました。この経験を私は一生忘れません。

 

 

11月8日(木)寮体験プログラム最後の夜

女子寮合同ハロウィンパーティー🎃🎃🎃

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☆秋のオープンスクール労作頑張りました☆

 11月10日(土)、秋のオープンスクールが実施されました。寮見学にたくさんの中学生が来てくれて、とても嬉しく思いました。中には、みぎわ館の卒業生だったんです!という保護者様もいらっしゃって。学校見学だけでなく、寮見学の案内も生徒たちが率先して働いてくれます。来年もしかすると一緒に暮らすことになる後輩との出会いに胸を膨らませながら、笑顔で労作をしてくれたみぎわっ子。ありがとうございました!(小林)

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