2019年3月16日土曜日

みぎわ館通信 2019年3月13日 第296号

感謝の気持ちをこめて☆

 49回生が自宅学習期間に入って帰ってくるまでの一か月間、3年生達の存在がどれだけ大きかったことかと実感しました。いつも笑いの渦を起こして、みぎわ館の雰囲気を盛り上げてくれていたこと、1・2年生に「しっかりしてね!」と注意をしてくれていたこと。そんな3年生達がいたからこそ、自分達の寮生活が充実した日々になっていたことを、1・2年生と一緒に、私自身も気づかされました。

 学校と寮の3年生を送る会に向けての準備で忙しい日々を過ごしました。今年も2月中は、3年生を送る会の出し物を考えたり、プレゼントを準備したりと大忙しでした。でも、1・2年生はどんなに忙しくても、心を込めて準備をしてくれていました。「3年生に感謝の気持ちを伝えたい。」と、「3年生大好き。」と、そう思わせてくれた49回生達、すごいなと思わされます。3年間、振り返れば、山あり谷ありでした。「寮に帰りたくない」という仲間がいても、絶対に手を離そうとはしなかった49回生たちの強い絆は本当に太く、強いものでした。「何があっても、楽しく笑いに変えてしまえば寮生活は楽しくなる」ということを教えてもらいました。

 3年生たちの背中を見ることはもうできません。いつまでも泣いていたいけれど、49回生が次のステージに進んでいったように、50回生・51回生も来年度に向けての歩みが始まっています。49回生という学年の凄さを自分たちが超えるのだ!という想いをもって、力強く、歩み始めていってほしいと、願っています。(小林)

 

 

 

みぎわ館3年生を送る会の出し物の準備をする51回生☆

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礼拝のお話

「敬和という学校」 1年 K.R

 皆さん私が今、はまっているものが何か知っていますか?知る人ぞ知る、知らない人は知らない、私が一体何にはまっているかというと、「ゲゲゲの鬼太郎」です。リアルタイムで見たり、長期休みさえあれば、東京の調布にある「鬼太郎茶屋」に行ったりとはまっています。ある一話を紹介したいと思います。

 ある日のこと、子供たちが次々と消えていくという事件が起きます。しかし、「三丁目の墓地で呪文を唱えると、あるはずのない四丁目が出てきて、その中に入ると妖怪になるための妖怪学校がある」という噂を鬼太郎は聞きます。行方不明事件と何か繋がりがあるとみて、鬼太郎は妖怪学校に忍び込みます。そこで鬼太郎が見た光景は、妖怪たちと行方不明だった子どもたちが楽しく授業をしている風景だったのです。私は、その授業シーンとその後のシーンのセリフが印象に残りました。

 まず、気になった授業シーンですが、先生をしているかまいたちが、居眠りしていた生徒に問題を投げかけます。生徒はびっくりして慌てて答えたのですが、かまいたちは「惜しいね。考え方はあっているよ。」と、褒めたのです。私はとくに違和感がありませんでした。なぜ、違和感がなかったのか、そのあとのシーンで分かりました。あとのシーンのある言葉です。「学校は、型からはみ出た生徒を切り落とすからね。それに、学校は一人の一歩より、百人の一歩を優先する。一歩も歩けないような子は無理にでも歩かせようとする。」

 この言葉を聞いた時、私はハッとしました。それは妖怪学校と敬和は似ていると思ったからです。妖怪学校は現代の学校の風潮とまったく逆に描かれています。生徒のやりたいことを好きなようにやらせてあげて、授業でも叱るのではなくて、逆に生徒の考えを後押ししてくれます。まさに、敬和のようではないですか?ということは、敬和は、現代の学校とは逆で、先生と生徒が互いに信頼できるような、素晴らしい夢のような学校だと私は思います。そして、そんな夢のような学校の寮の中で生活できていることを、私は誇らしく思います。

 

 

 

「小さな思いやりと小さな優しさ」 1年 M.Y

 私の家族のあるプチイベントをちょっぴりお話します。わたしの家族は、いつもはしっかりしているけれどふざけだすお父さんと、何にでも一生懸命なお母さんと、毎日毎日野球に打ち込んでいる弟と私、そして犬の4人と一匹家族です。

 みなさんは私がアイスクリーム大好きなのはご存知ですよね?それは、私だけでなく私の家族も同じです。お母さんが大きいアイスを買ってくると、その夜はみんなでスプーンを持って真剣な表情でアイスを囲みます。そこで開催されるのは、「アイスじゃんけん大会」です。ルールは4人でじゃんけんをして、勝った人上位3人がひと口分アイスを食べることができ、それを繰り返すというものです。そんなことしないで普通に食べれば良いのにと思われる方もいらっしゃると思いますが、私の家族はアイスが大好きなので全員本気です。私は、3・4週目までは勝者3人の中に入ることが出来るのですが、それ以後はなぜだかいつも4位になります。本当に悔しいです。しかし、喧嘩することはありません。なぜだと思いますか?

 全部のアイスが無くなるころには、みんなだいたい同じ量を食べることができるのです。なぜだと思いますか?それは、10週目あたりに入ると、1位の人が4位の人に自分の分をあげるからです。幼い頃、母は私に、思いやりの気持ちの大切さを少しでも分かりやすく、このような形で教えてくれました。自分が欲しかったら相手も欲しいのだから、自分ばっかり食べるんじゃなくて、相手にもあげよう。そんなメッセージがこのゲームには込められているのです。幼い私でもなるほどと思うことができました。

 小さな思いやりで小さな優しさで自分も相手も温かい気持ちになることができます。相手を思う気持ちを忘れず生活していきたいです。