【聖句:詩篇 104編 15節】
「ぶどう酒は人の心を喜ばせ、油は顔を輝かせ パンは人の心を支える。」
4月11日(金)58回生が入寮した最初の週末に「1年生レクリエーション」を開催しました。今回、「1年生レクリエーション」の企画・運営をしてくれたのは行事委員会3年生3名です。新入生がひとりずつ自己紹介した後、敬和学園や教職員に関する◯×クイズを出題して、人のことを知る機会にしてくれました。その後はドッジボール大会になりましたが、1年生たちは会ってまだ数日しか経っていない友達へボールを当てることに気を遣っているのか、優しく投げたり男子が女子へボールを譲ったりしていました。その様子を見ていた2・3年生はウズウズしていたようで、行事委員会が「次の試合は2・3年生も参加出来ます!」と呼びかけたら喜んで駆けつけてきました。2・3年生が参戦したことで、パワーとスピードが一気に上がりました。しかし、女子寮生に思いっきり当てることはしない、それが男子寮生の優しさです。
このように週末の夜に体育館で遊んだり、食堂の友愛館で映画上映会をしたり出来るのは寮生の特権です。その特権を活かして、のぞみ寮は様々な行事を開催しています。そのひとつ一つの行事を成功させるために、時間をかけて準備していきます。行事の準備期間も大切にする理由があります。それは他者と出会う時間を大切にしてほしいから。行事を成功させることも多くの人を楽しませることも、ひとりの力では限界があります。しかし、仲間の力と知恵を合わせて一緒に取り組むと、悩んでいたことも解決したり、難しいことも簡単に実現したりします。これからの敬和生活で、多くの行事を通して「人を知ること・他者と出会うこと」を大切にしてほしいと願っています。(片岡)